FAMLog
APPLE-SA-2015-10-21-8 OS X Server 5.0.15
November 02, 2015
OS X Server 5.0.15では複数のセキュリティ脆弱性が修正されています。
バージョン5.0.15では、BINDのnamedに対する外部からのサービス不能(DoS)攻撃が可能となる脆弱性が修正され、BINDがバージョン9.9.7-P3に更新されています。また、Webサービスでリモートの攻撃者にアクセス制限を回避される可能性がある問題も修正されています。
OS X Server 5は、Mac App Storeで購入してOS X YosemiteあるいはOS X El Capitanに追加できます。価格は2,400円(2015年11月2日現在)で、OS X Server v4.0からのアップデートは無料です。
iOS 9では[許可される向きの設定]スクリプトステップは非サポート
October 30, 2015
FileMaker Go 14では、バージョン14で新設された[許可される向きの設定]スクリプトステップを使用して、FileMaker Goの向きとFileMaker Goに表示されるレイアウトの向きを制御できるようになっています。
ただし、[許可される向きの設定]スクリプトステップは、Split ViewおよびSlide OverをサポートするiOS 9を搭載したiPadではサポートされません。Slide Overに対応している機種は、iPad Pro、iPad Air以降およびiPad mini 2以降です。
第4世代iPad以前および初代iPad miniについては、現状iOS 9の環境でも従来通りの動作をしますが、FileMaker Go側でiPadの詳細なモデルを取得する機能を持ち合わせていないこともあり、iOS 9以降ではiPadで[許可される向きの設定]スクリプトステップを使用することが推奨されない状況になっています。
[関連]iOS 9 では[許可される向きの設定]スクリプトステップがサポートされない(FileMaker ナレッジベース)
2015年10月「INTER-Mediator勉強会2015-#6」発表資料
October 29, 2015
2015年10月26日に行われた「INTER-Mediator勉強会2015-#6」で発表した資料を公開しました。
・ダウンロード:Exifの画像方向情報(PDF形式/ファイルサイズ:約80KB)
「ExifOrientation.pdf」のSHA-1ダイジェスト:
de634206c083f57db9aeb9b4c0a695acfd03f221
■関連リンク
・INTER-Mediator
https://inter-mediator.com/
・MediaAccessクラスとその拡張点(INTER-Mediator Product Manual)
http://inter-mediator.info/ja/for-programmers/media.html
(2022年5月10日追記:スライドへのリンクをSlideShareからドクセルに変更しました。)
2015年10月「FileMaker Pro 東京ユーザーズミーティング」発表資料
October 28, 2015
2015年10月24日に行われた「FileMaker Pro 東京ユーザーズミーティング(FM-Tokyo)」で発表したライトニングトークの資料を公開しました。
・ダウンロード:FileMaker Pro 14.0.3とワイルドカードSSLサーバー証明書(PDF形式/ファイルサイズ:約420KB)
「FileMaker14WildcardSSL.pdf」のSHA-1ダイジェスト:
6a28a83a89b15a855c505b2bb2cc11b7e8d85d25
■関連リンク
・ソフトウェア アップデート: FileMaker Pro 14.0.3 および FileMaker Pro 14.0.3 Advanced(FileMaker ナレッジベース)
・FileMaker 製品でサポートされる SSL サーバ証明書の販売元と種類の一覧(FileMaker ナレッジベース)
(2022年5月10日追記:スライドへのリンクをSlideShareからドクセルに変更しました。)
APPLE-SA-2015-10-21-6 Mac EFI Security Update 2015-002
October 27, 2015
Mac EFI Security Update 2015-002の提供が開始されています。
Mac EFI Security Update 2015-002は、OS X Mavericks v10.9.5を対象としたファームウェア・アップデートです。Mac EFIにおける使用されていない関数に到達される脆弱性が修正されています。
このアップデートを適用すると、EFIが認証なしに上書きされる可能性がある問題が解決され、Macの安全性が向上します。
[関連]Apple OS X などの製品で使用される Mac EFI における使用されていない関数に到達される脆弱性(JVN iPedia)
APPLE-SA-2015-10-21-4 OS X El Capitan 10.11.1 and Security Update 2015-007
October 26, 2015
AppleからOS X El Capitan v10.11.1、OS X Yosemite v10.10.5用のSecurity Update 2015-004およびOS X Mavericks v10.9.5用のSecurity Update 2015-007が公開されています。
上記の各アップデートには多数のセキュリティに関わる修正が含まれており、OS X El CapitanとOS X YosemiteのPHPはバージョン5.5.29に、OS X MavericksのPHPはバージョン5.4.45に更新されます。
なお、FileMaker Serverは現在のところOS X El Capitanに対応していません。FileMaker Server 14については2015年11月にアップデータが提供される予定となっていますが、バージョン13およびそれ以前のFileMaker ServerについてはOS X El Capitan対応の予定はない模様です。
[関連]FileMaker 14 プラットフォームと OS X El Capitan(FileMaker ナレッジベース)
(2015/12/16追記:「OS X El Capitan v10.10.1」を「OS X El Capitan v10.11.1」に修正しました。)
APPLE-SA-2015-10-21-3 Safari 9.0.1
October 23, 2015
アップルから、セキュリティ脆弱性の修正を含んだSafari 9.0.1が配布されています。
多数の脆弱性が修正されたSafari 9.0.1は、OS X Mavericks v10.9.5およびOS X Yosemite v10.10.5で利用できます。また、同時に公開されたOS X El Capitan v10.11.1にもSafari 9.0.1が含まれています。
OS X Mountain Lion用のSafari 9は提供されておらず、OS X Mavericks以降にアップグレードすることが推奨される状況になっています。Windows用のSafariについてはバージョン6の登場以降更新版が公開されていないため、Safari for Windowsの使用を停止して他のWebブラウザーに移行することが強く推奨されます。
APPLE-SA-2015-10-21-1 iOS 9.1
October 22, 2015
iOS 9.1の提供が開始されています。
iOS 9.1では、Unicode 7.0および8.0の絵文字に完全に対応した、150以上の新しい絵文字が追加されています。Live Photosの挙動が改善され、さまざまな問題が解決されている他、セキュリティに関わる修正も多数含まれています。
iOS 9.1に更新できる対象機種は、iPhone 4s、iPhone 5、iPhone 5c、iPhone 5s、iPhone 6、iPhone 6 Plus、iPhone 6s、iPhone 6s Plus、第5世代および第6世代のiPod touch、iPad 2、第3世代および第4世代のiPad、iPad Air、iPad Air 2、iPad mini、iPad mini 2、iPad mini 3およびiPad mini 4です。
Java 8 Update 65およびJava 8 Update 66が公開
October 21, 2015
Java 8 Update 65およびJava 8 Update 66が公開されています。
バージョン8 Update 65では複数のセキュリティ脆弱性が修正されており、できる限り早く更新することが強く推奨されています。バージョン8 Update 66も公開されていますが、バージョン8 Update 65で特に問題に直面していない場合にはバージョン8 Update 66に更新する必要はありません。なお、Java 7の公式アップデートはすでに終了しており、バージョン7およびそれ以前のJavaを利用している場合には、Java 8への更新を検討および実行する必要があります。
FileMaker Server 14およびFileMaker Server 13.0v10はJava 8に対応していますが、バージョン12およびそれ以前のFileMaker ServerとJava 8の互換性に関する情報はファイルメーカー社からの案内は特にない状況です。
FileMaker Go 14の新機能:オンスクリーンキーボードの表示制御
October 20, 2015
FileMaker Go 14では、スクリプトによりオンスクリーンキーボードの表示・非表示を制御できるようになっています。
バージョン14で新たに追加された[タッチキーボードの有効化]スクリプトステップを使うことで、FileMaker GoおよびWindows 8以降でタッチキーボードを有効または無効にすることができます。
あわせて、タッチキーボードが必要時に自動的に表示されるように設定されているかどうかの状態を取得できるGet ( タッチキーボード状態 )関数もバージョン14で追加されています。