FAMLog
FileMaker Go 12の新機能:レコードのエクスポート
August 05, 2013
FileMaker Go 12ではレコードのエクスポート機能を新たに利用できるようになっています。
エクスポート機能でサポートされているファイル形式は、dBase(.dbf)、Excel ワークブック(.xlsx)、HTML 表形式(.htm)、Merge ファイル(.mer)、コンマ区切りテキスト(.csv)およびタブ区切りテキスト(.tab)です。
FileMaker ProやXML、Excel 95-2004 ワークブック(.xls)形式ファイルのエクスポートはサポートされていません。
FileMaker Go 12の新機能:スナップショットリンク
August 02, 2013
2012年4月に登場したFileMaker Go 12では、FileMaker Pro 11で利用できるようになったスナップショットリンクに新たに対応しています。
スナップショットリンクを利用すると、ある時点における特定の対象レコード情報を保存できます。スナップショットリンクの実体はXMLファイルであり、レコードIDの一覧やレイアウト、表示形式、ソート順などの情報が保存されています。スナップショットリンク形式のファイル(拡張子:.fmpsl)を開くと、保存した対象レコード情報を再現した状態でデータベースファイルを開くことができます。
なお、現時点におけるFileMaker Go 12の最新版はFileMaker Go 12.0.7です。旧バージョンのFileMaker Go 11は2013年9月30日に販売終了する予定となっています。
Rubyist Magazine 0043 号が公開
August 01, 2013
日本Rubyの会の有志が発行しているWeb雑誌「Rubyist Magazine」(通称「るびま」)の0043 号が公開されています。
「るびま」は、プログラミング言語Rubyに関する技術記事や活用事例、インタビュー、エッセイなどが掲載されるWeb雑誌です。
Rubyist Magazine 0043 号には、Code Puzzleの紹介記事や、Rubyを用いたプログラミングコンテストであるTRICK 2013の概要と入賞作品に関する紹介記事、RubyKaigi 2013を始めとするさまざまなRuby関連イベントのレポートなどが掲載されています。
Bento製品ラインの販売終了予定日
July 31, 2013
ファイルメーカー社が、2013年9月30日をもってBento製品ラインの提供を終了すると発表しています。
iPad、iPhone、Mac向けの各Bento製品は、FileMaker Store、App Store、Mac App Storeにて、2013年9月30日まで購入できます。また、テクニカルサポートは2014年7月30日まで提供されます。
今回の発表と同時に「FileMaker Proに移行するかどうか考えるときに知っておくべきこと」についてのページが公開されており、同ページからBento 4 for MacからFileMaker Pro 12に移行するための「Bento 4 to FileMaker Pro Migration Tool」をダウンロードできるようになっています。
[関連]ファイルメーカー社は、2013 年 9 月 30 日をもって Bento 製品の提供を終了します - 詳細情報(FileMaker ナレッジベース)
Ruby on Rails 3.2.14が公開
July 30, 2013
「Ruby on Rails 3.2.14」が公開されています。
Ruby on RailsはRubyで記述されたオープンソースのWebアプリケーションフレームワークです。Rails 3.2.14では、多数の不具合修正が行われており、今回のリリースには特にセキュリティ上の修正は含まれていない模様です。
なお、現時点におけるRailsの最新バージョンは4.0です。Rails 3.2系統は次のバージョン3.2.15で不具合の修正は最後となり、その後はセキュリティに関わる修正のみ行われる予定であるとのことです。
INTER-Mediator 3.7が公開
July 29, 2013
新居雅行氏がPDOおよびFileMaker Server対応のWebアプリケーションフレームワーク「INTER-Mediator 3.7」を公開しています。
バージョン3.7では、機能追加および不具合の修正が行われており、FileMakerのオブジェクトフィールドに入れた画像やPDFファイルを取り出すことができるようになっています。また、PHP 5.2利用時にもネイティブ認証(データベースエンジンのアカウントでの認証)を利用できるようになっています。
ブラウザー判別関数におけるクロスサイトスクリプティングが修正されている他、Internet Explorerのセキュリティホールに対応するためにJSON形式のデータ出力時にX-Content-Type-Optionsヘッダーを出力する改良も行われています。
FileMaker Server 12の新機能:fmsadmin CERTIFICATEコマンド
July 26, 2013
FileMaker Server 12では、CLI(コマンドラインインターフェース)でFileMaker Serverを管理するためのfmsadminコマンドにおいて新たにCERTIFICATEコマンドを利用できるようになっています。
CERTIFICATEコマンドを使うことで、FileMaker Pro 12(もしくはFileMaker Go 12)とFileMaker Server 12間の通信を暗号化する際に利用する、認証局(CA)から購入したSSLサーバー証明書をFileMaker Serverで利用することができます。
[使用例]
$ fmsadmin certificate create FQDN
$ fmsadmin certificate import CERTIFICATE.CRT
CERTIFICATEコマンドの詳細については、FileMaker Server ヘルプを参照してください。なお、FileMaker Server 12では、証明書失効リスト(CRL)を使用した検証はサポートされていません。
[関連]List of supported SSL certificate vendors and SSL certificate types for FileMaker products(FileMaker Knowledge Base)、FileMaker セキュリティガイド[PDF](FileMaker)
FileMaker Server 12の改善点:fmsadmin START/STOP/RESTARTコマンド
July 25, 2013
FileMaker Server 12では、Web公開エンジン、FileMaker スクリプトエンジンおよびXDBC Listnerを含むFileMaker Server コンポーネントを個別に起動、停止または再起動できるように改善されています。
fmsadminコマンドを使用すると指定したタイプのサーバーを起動・終了・再起動することができ、FileMaker Server ヘルプでは下記が有効なタイプとして記述されています。
・adminserver:管理サーバー
・fmse:FileMaker スクリプトエンジン
・server:データベースサーバー
・wpe:Web公開エンジン
・xdbc:ODBCおよびJDBCアプリケーションとの通信に使用するXDBC Listner
なお、ヘルプには記載されていませんが、wpc、cwpc、jwpc、fmsibも指定可能であり、各コンポーネントを個別に起動、停止または再起動することができます。
[関連]FileMaker Server 12でWeb公開エンジンを停止する方法(FAMLog)
FileMaker Server 12の新機能:ログビューアフィルタ
July 24, 2013
FileMaker Server 12のAdmin Consoleでは、任意の文字列を入力してログビューアに表示されたログメッセージをフィルタできるようになっています。
ログビューアのフィルタ機能を利用するには、Admin Consoleのログビューアにおいて[フィルタ]フィールドに文字列を入力して、Enterキー(Windows)またはReturnキー(OS X)を押します。フィルタ文字列では大文字と小文字は区別されません。
なお、非表示になったログメッセージを再度表示するようにするには、[フィルタ]フィールド内の文字列を削除して、Enterキー(Windows)またはReturnキー(OS X)を押します。
Apache HTTP Server 2.4.6が公開
July 23, 2013
「Apache HTTP Server 2.4.6」が公開されています。
Apache HTTP Server 2.4.6は、今年2月に安定版に達したApache HTTP Server 2.4系統の最新版です。バージョン2.4.6では、mod_davとmod_session_dbdのセキュリティ脆弱性が修正されています。その他注目する点としては、mod_proxy_wstunnelが追加されることでmod_proxyでWebSocketがサポートされるようになっています。
なお、2013年7月現在、Apache HTTP Serverは3種類の安定バージョンが提供されていますが、Apache 2.0系統は今後保守が行われない予定となっています。そのため、今後はApache 2.2系統もしくはApache 2.4系統の利用が推奨されます。