FAMLog
OS Xでマルウェア対策用の安全なダウンロードリストを手動で更新する方法
April 24, 2013
Mac OS X Snow Leopard以降のOS Xに内蔵されているマルウェア感染防止機能で使用する定義ファイルをCLI(コマンドラインインターフェース)で更新するには、ターミナルで次のように入力します。
sudo /usr/libexec/XProtectUpdater
OS X Mountain Lionの場合、システム環境設定の[セキュリティとプライバシー]における詳細設定で[安全なダウンロードリストを自動的にアップデート]を無効にしていない場合、マルウェア対策用の定義ファイルは24時間おきに更新されるようになっています。
上記の定義ファイルが更新されると古いバージョンのJavaプラグインを使用できなくなる面もありますが、Javaの脆弱性対策のためにもこの機能は有効にしたままにすることが推奨されます。
[関連]【コラム】新・OS X ハッキング! (81) OS Xの「マルウェア」対策を知る(マイナビニュース)
OS Xで使用が制限されているJavaプラグインのバージョンを調べる方法
April 23, 2013
Mac OS X Snow Leopard以降のOS Xに内蔵されているマルウェア感染防止機能で使用する定義ファイルが更新されると、古いバージョンのJavaプラグインを使用できなくなります。
OS Xで使用が制限されているJavaプラグインのバージョンを調べるには、ターミナルで次のように入力します。
[使用例]
$ defaults read /System/Library/CoreServices/CoreTypes.bundle/Contents/Resources/XProtect.meta
[出力例]
{
JavaWebComponentVersionMinimum = "1.6.0_45-b06-451";
LastModification = "Thu, 18 Apr 2013 21:19:55 GMT";
PlugInBlacklist = {
10 = {
"com.macromedia.Flash Player.plugin" = {
MinimumPlugInBundleVersion = "11.6.602.171";
};
"com.oracle.java.JavaAppletPlugin" = {
MinimumPlugInBundleVersion = "1.7.21.12";
};
};
};
Version = 2037;
}
セキュリティ上の理由によりJavaのバージョンは最新版に更新することが推奨されますが、OS X LionやOS X Mountain Lionを使用している場合にはJava 7 Update 21やJava for OS X 2013-003を、Mac OS X Snow Leopardを使用している場合にはJava for Mac OS X 10.6 Update 15を適用する必要がある状況になっています(2013年4月23日現在)。
APPLE-SA-2013-04-16-1 Safari 6.0.4
April 22, 2013
アップルから、セキュリティ脆弱性の修正を含んだ「Safari 6.0.4」が配布されています。
Safari 6.0.4では1件の脆弱性が修正されている他、Javaプラグインの実行許可をWebサイトごとに設定できるようになっています。
なお、Mac OS X Snow Leopard向けにSafari 5.1.9が利用できるようになっていますが、こちらについては修正内容の詳細は不明のままとなっています。
[関連]AppleがMac向けのJava更新版公開、SafariにはJavaプラグイン管理の新機能(ITmedia エンタープライズ)
APPLE-SA-2013-04-18-1 OS X: Java Web plug-in blocked
April 19, 2013
OS Xに内蔵されているマルウェア感染防止機能で使用する定義ファイルが更新されています。この定義ファイルが更新されると、古いバージョンのJavaプラグインを使用できない制限がかかるようになります。
具体的には、Java 6の場合にはJava 6 Update 43およびそれ以前のバージョン、Java 7の場合にはJava 7 Update 17およびそれ以前のバージョンのJavaプラグインを使用できなくなります。
セキュリティ上の理由によりJavaのバージョンは最新版に更新することが推奨されますが、OS X LionやOS X Mountain Lionを使用している場合にはJava 7 Update 21やJava for OS X 2013-003を、Mac OS X Snow Leopardを使用している場合にはJava for Mac OS X 10.6 Update 15を適用する必要がある状況になっています(2013年4月19日現在)。
(2013/04/21追記:「(2012年4月19日現在)」を「(2013年4月19日現在)」に修正しました。)
APPLE-SA-2013-04-16-2 Java for OS X 2013-003 and Mac OS X v10.6 Update 15
April 18, 2013
「Java for OS X 2013-003」と「Java for Mac OS X 10.6 Update 15」が公開されています。
各アップデートにはセキュリティ上の修正が含まれています。今回のアップデートにより、Java SE 6がバージョン1.6.0_45にアップデートされます。
FileMaker Serverが稼働しているサーバーでJavaのアップデートを行う際には、FileMaker ServerのWeb公開エンジンやAdmin Consoleサーバーを一時的に停止すること、およびテスト環境で事前に動作確認を実施することなどが推奨されます。
[関連]Java SE 7 Update 21とJava SE 6 Update 45が公開(FAMLog)
Java SE 7 Update 21とJava SE 6 Update 45が公開
April 17, 2013
Java SE 7 Update 21とJava SE 6 Update 45が公開されています。
Java SE 7 Update 21とJava SE 6 Update 45では複数の脆弱性が修正されており、できる限り早く更新することが強く推奨されています。
なお、Java SE 6は2013年2月に公式アップデートが終了する予定でしたが、現時点ではJava SE 6のサポート期間がさらに延長されたという公式発表もなく、今後の動向がはっきりしない状況となっています。
ClamXav 2.3.5 with ClamAV 0.97.7 backend
April 16, 2013
OS Xで動作するフリーのウィルスチェッカーである「ClamXav 2.3.5」が公開されています。
バージョン2.3.5では、同梱されているClamAVがアップデートされ、ClamAVの最新安定版であるバージョン0.97.7が搭載されるようになっています。
ClamXavはOS X Mountain Lionに対応しており、ClamXavのWebサイトで配布されているバージョン2.3.5はMac OS X v10.5以降に対応しています。
FileMaker Pro 12で名称が変更された関数とスクリプトステップ
April 15, 2013
FileMaker Pro 12では一部の関数とスクリプトステップの名称が変更されています。
バージョン12では、Get ( ツールバーの表示状態 )関数はGet ( 書式設定バーの表示状態 )関数に名称が変更されています。また、[ツールバーの表示]スクリプトステップは[書式設定バーを許可]に、[ステータスエリアの表示切り替え]スクリプトステップは[ツールバーの表示切り替え]に名称が変更されました。
なお、ステータスエリアの代わりにウインドウの上部にステータスツールバーとして表示されるようになったのはバージョン10からです。
FileMaker Server 12の新機能:FileMaker スクリプトエンジン
April 12, 2013
FileMaker Server 12では、データベースサーバーの内部構造が刷新されており、スクリプトやプラグインの処理を別プロセスとして実行するコンポーネントである「FileMaker スクリプトエンジン」が新たに用意されています。
バージョン12では、FileMaker Serverのサーバーサイドスクリプトおよびプラグインを実行するスクリプトエンジン(OS Xにおけるプロセス名はfmsased)だけでなく、ODBC/JDBCおよびプログレッシブバックアップも別プロセスとして実行されるようになっています。これにより各プロセスで万一障害が発生してもデータベースサーバーに影響することがなくなったため、データベースサーバーの安定性が向上しています。
なお、FileMakerのスクリプトを実行する際にFileMaker Serverでプラグインを使用できるようにするには、プラグインを所定のフォルダに保存し、Admin Consoleの[データベースサーバー]ペインにある[サーバープラグイン]タブ内で[FileMaker スクリプトエンジン (FMSE) によるプラグインの使用を有効にする]にチェックをつけます。
PHP 5.3.24とPHP 5.4.14が公開
April 11, 2013
PHP 5.3.24とPHP 5.4.14が公開されています。
PHP 5.3.24とPHP 5.4.14では不具合の修正が行われている他、同梱されているPerl互換正規表現ライブラリであるPCREライブラリはバージョン8.32に更新されています。
なお、PHPはバージョン5.5系統の開発も進められており、現在PHP 5.5 beta3が公開されている状況です。