FAMLog
Ruby 1.9.3-p392が公開
February 26, 2013
「Ruby 1.9.3-p392」が公開されています。
Ruby 1.9.3-p392では、Rubyに同梱されているJSON gemにおけるサービス不能攻撃(DoS)および安全でないオブジェクトの生成を可能とする脆弱性と、REXMLにおける厳格でないエンティティ展開によるサービス不能攻撃が可能となる脆弱性が修正されています。
上記の他にも、いくつか不具合の修正も行われています。
Ruby 2.0.0-p0が公開
February 25, 2013
Ruby 2.0系列の安定版である「Ruby 2.0.0-p0」が2013年2月24日に公開されています。
Ruby 2.0.0では、キーワード引数やDTraceがサポートされ、デフォルトのスクリプトエンコーディングがUTF-8に変更されています。その他にも、Rubyへの要求の多様化・大規模化に対応するため、数多くの新機能や改良が加えられています。
Ruby 1.9からRuby 2.0への移行は、Ruby 1.8からRuby 1.9への移行より苦労する点は少ないものの、iconvが削除されている点や、ABI互換性がなくなっている点など、非互換がいくつか存在するので注意が必要です。
開業医のためのFileMaker Pro実践活用術[改訂版]
February 22, 2013
歯科医院を経営するドクターがFileMaker Proの有用性と実践的なテクニックを紹介・解説した書籍「開業医のためのFileMaker Pro実践活用術[改訂版]」が2013年1月下旬に発売されています。
この書籍は、2007年11月に発売された書籍「開業医のためのFileMaker Pro実践活用術」の改訂版であり、FileMaker 12に対応した上でFileMaker Go for iPadおよびFileMaker Go for iPhoneに関する章が新たに追加されています。
FileMaker Proを活用して自分で作成できる患者管理システムの構築方法が紹介されており、FileMaker Proで画像管理データベースを作成する際にも参考となる書籍です。
定価:3,360円(税込)
サイズ:B5変型
ページ数: 312
著者:鷲沢 直也
出版社:ビー・エヌ・エヌ新社
ISBN:978-4-86100-864-1[Amazon.co.jpで購入...]
Java SE 7 Update 15とJava SE 6 Update 41が公開
February 21, 2013
Java SE 7 Update 15とJava SE 6 Update 41が公開されています。
Java SE 7 Update 15とJava SE 6 Update 41では複数の脆弱性が修正されており、できる限り早くアップデートすることが強く推奨されています。
なお、Java SE 6は今回で公式アップデートが終了し、2013年2月以降はJava SE 6が公式ダウンロード・サイトでアップデートされることはないとのことです。
[関連]Java SE 6のサポート終了予定日(FAMLog)
APPLE-SA-2013-02-19-1 Java for OS X 2013-001 and Mac OS X v10.6 Update 13
February 20, 2013
「Java for OS X 2013-001」と「Java for Mac OS X 10.6 Update 13」が公開されています。
各アップデートにはセキュリティ上の修正が含まれています。今回のアップデートにより、Java SE 6がバージョン1.6.0_41にアップデートされます。
FileMaker Serverが稼働しているサーバーでJavaのアップデートを行う際には、FileMaker ServerのWeb公開エンジンやAdmin Consoleサーバーを一時的に停止すること、およびテスト環境で事前に動作確認を実施することなどが推奨されます。
[関連]Java SE 6のサポート終了予定日(FAMLog)
Ruby on Rails 3.2.12、Ruby on Rails 3.1.11およびRuby on Rails 2.3.17が公開
February 19, 2013
Ruby on Rails 3.2.12、Ruby on Rails 3.1.11およびRuby on Rails 2.3.17が公開されています。
Rails 3.2.12、Rails 3.1.11およびRails 2.3.17では、Active Recordのattr_protectedメソッドに存在した脆弱性が修正されています。また、Rails 3.0およびRails 2.3のActive Recordにおける任意のコードを実行される脆弱性や、JSON gemに存在したDoS脆弱性およびSQLインジェクションにつながる恐れのある脆弱性も修正されています。
なお、Rails 3.0系統を利用している場合にはパッチを適用するか、バージョン3.1系統以降へのアップグレードを検討する必要があります。
(2013/12/16追記:「Ruby on Rails 3.1.11およびがRuby on Rails 2.3.17」を「Ruby on Rails 3.1.11およびRuby on Rails 2.3.17」に修正しました。)
第4回カスタムWeb勉強会発表資料
February 18, 2013
2013年2月17日に開催した「第4回カスタムWeb勉強会」で発表したライトニングトークの資料を公開しました。
・ダウンロード:FX.php最新情報 2013(PDF形式/ファイルサイズ:約75KB)
「FXphpNews2013.pdf」のSHA-1ダイジェスト:
18b13dd2ce5842582c5d7555dcac038c45739848
■関連リンク
・FX.php(iViking.org)
・FX.php日本語対応版/FX_charset(msyk.net)
・https://github.com/yodarunamok/fxphp
・https://github.com/matsuo/FMCakeMix
MacBook Pro Retinaディスプレイモデルがアップデート
February 15, 2013
アップルが、MacBook Pro Retinaディスプレイモデルを新しいプロセッサーにより高速化し、エントリーモデルの価格を引き下げることを発表しています。
新しいMacBook Pro Retinaディスプレイモデルは、13インチの下位モデルを除きプロセッサーが0.1GHz高速化されています。税込価格は、13インチモデルが138,800円から、15インチモデルが198,800円からとなっています。
同時にMacBook AirおよびRetinaディスプレイモデルではないMacBook Proについては価格が変更され、値上げされています。また、MacBook Proの15インチ・2.6GHzモデルが販売終了になっています。
FileMaker Server 11.0v5 アップデータが公開
February 14, 2013
ファイルメーカー社が「FileMaker Server 11.0v5 アップデータ」を公開しています。また、アップデータと同時にインストーラも公開されています。
FileMaker Server 11.0v5 アップデータは、FileMaker Server 11またはFileMaker Server 11 Advancedをバージョン11.0v5(11.0.5.510)に更新するものです。バージョン11.0v5では、ストレス状況下においてデータベースサーバーが応答を停止してクライアントが切断できなくなる問題や、管理者がクライアントを切断してもクライアントが接続を保持し続けてしまうデッドロック問題などが修正されています。OS X Mountain Lionとの互換性が改善されて、OS X Mountain LionでもWeb公開機能を利用できるようになった他、OS XではインストールされるPHPのバージョンが更新されています。
アップデータを適用する際には、あらかじめFileMaker ServerとWeb公開エンジン、FileMaker Server Admin Console等を終了させておく必要があります。アップデート方法や変更点の詳細については、アップデータに含まれるドキュメント「FMS 11 Update Read Me (Japanese).pdf」に記載されています。
(2013/03/13追記:「OS Xではバージョン5.3系統のPHPをインストールするようになっています」を「OS XではインストールされるPHPのバージョンが更新されています」に記述を変更しました。)
OpenSSL 1.0.1d、OpenSSL 1.0.0kおよびOpenSSL 0.9.8yが公開
February 13, 2013
通信暗号化ライブラリとして広く利用されているOpenSSLの新バージョン「OpenSSL 1.0.1d」、「OpenSSL 1.0.0k」および「OpenSSL 0.9.8y」が公開されています。
これらのバージョンではセキュリティ脆弱性の修正が行われています。
なお、その後OpenSSL 1.0.1eが公開されており、バージョン1.0.1系統を利用している場合には、バージョン1.0.1dではなくバージョン1.0.1eを使用する方がよいでしょう。