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FileMaker Server 12の新機能:データベースファイルのダウンロード

January 24, 2013

FileMaker Server 12では、FileMaker Server Admin Consoleにデータベースファイルをダウンロードできる機能が追加されています。

バージョン9以降のFileMaker Serverでは、Admin Consoleのデータベースアップロードアシスタントを使用してデータベースファイルをサーバーに転送できますが、データベースファイルをダウンロードする機能はバージョン11までは用意されていませんでした。バージョン12では、閉じているデータベースであればデータベースファイルをAdmin Consoleでダウンロードできるようになっています。

なお、オブジェクトフィールドのオプションにおいて[オブジェクトデータを外部に保存]する設定を有効にしている場合には、データベースファイルを配置したフォルダ内にある「RC_Data_FMS」フォルダ内のオブジェクトデータを別途ダウンロードする必要があるので要注意です。

Tag: FileMaker

FileMaker Pro 12の改善点:タブコントロールの機能強化

January 23, 2013

FileMaker Pro 12では、タブコントロールの機能が強化され、個々のタブパネルとタブラベルの条件付き書式を設定できるようになっています。

FileMaker Pro 9からレイアウトオブジェクトに条件付き書式を定義できる機能が追加されましたが、これにより、データベース構造を変更することなく、指定した任意の条件を満たす場合にレイアウトオブジェクトの書式を動的に変更させることができます。

また、バージョン12では、ブラウズモードからレイアウトモードに切り替えたときに、アクティブなタブが維持されるようにタブの動作が変更されています。

Tag: FileMaker

PHP 5.3.21とPHP 5.4.11が公開

January 22, 2013

PHP 5.3.21とPHP 5.4.11が公開されています。

PHP 5.3.21とPHP 5.4.11では、cURLがバージョン7.28.1以降でCURLOPT_SSL_VERIFYHOSTの値として1を使用できなくなったことに起因する不具合等が修正されています。

なお、PHPはバージョン5.5系統の開発も進められており、現在PHP 5.5.0 Alpha3が公開されている状況です。

Tag: Apache

FileMaker Server 12の新機能:WANパフォーマンスの向上

January 21, 2013

FileMaker Server 12では、ワイドエリアネットワーク(WAN)を介したパフォーマンスが向上しています。

バージョン12では、通信にかかる往復時間を短縮しネットワーク上に流れるデータ量を減らすことで、データ検索の速度が最大40%上がっているとのことです。

バージョン11およびそれ以前のFileMaker ProやFileMaker GoからFileMaker Server 12に接続することはできませんが、バージョン12のFileMaker ProおよびFileMaker Goを利用することで効率的にサーバーと通信を行えるようになっています。

Tag: FileMaker

Ruby 1.9.3-p374が公開

January 18, 2013

Ruby 1.9.3-p374」が公開されています。

Ruby 1.9.3-p374では、ランダムにセグメンテーション違反が発生する問題が修正され、Windows 8との互換性に関する修正が行われています。今回のリリースには脆弱性対応は特に含まれていないとのことです。

なお、Rubyはバージョン2.0系統の開発も進められており、現在リリース候補版が公開されている状況です。

Tag: Ruby

FileMaker Server 12の新機能:刷新されたWeb公開エンジン

January 17, 2013

FileMaker Server 12では、Web公開エンジンが刷新されており、Web公開機能が従来のバージョンより高速に動作するようになっています。

同時に複数のデータ処理をより効率的に行うことができるようになっているだけでなく、メモリー処理の効率も上がっており、パフォーマンスが最大65%向上しているとのことです。

ただし、バージョン12では、XMLクエリーコマンドと引数の構文や動作が一部変更されており、クエリーコマンドを解析する順序が大きく変更されている箇所があるので注意が必要です。

[関連]FileMaker Server 12 Advancedの新機能:カスタムWeb公開の同時接続上限数が200に(FAMLog)

Tag: FileMaker

FileMaker Pro 12の新機能:URLを使用した共有データベースのスクリプト実行

January 16, 2013

FileMaker Pro 12では、URLを使用してデータベースを開く際に実行したい共有ファイル内のスクリプトを指定できるようになっています。

FileMaker Go 1.1で実装されたFMP7Scriptプロトコルと同等の機能がFileMaker Proでも利用できるようになり、スクリプト実行の際にスクリプト引数やローカル変数を指定できます。

[書式]
[<][URL:]FMP://[[アカウント:パスワード@]ネットアドレス]/データベース名[?script=スクリプト名[&param=スクリプト引数][&$variablename=値]][>]
※角括弧([ ])内の項目はオプションのパラメーターです。

[例]
FMP://192.168.10.0/Clients.fmp12?script=ListClients
FMP://192.168.10.0/Clients.fmp12?script=ListClients&param=TopClients&$NumberToList=10

ただし、バージョン12ではURLの書式が「FMP7Script://」から「FMP://」に変更されており、FileMaker Go 12でもFMP7ScriptプロトコルではなくFMPプロトコルを使用する必要があるので注意が必要です。

Tag: FileMaker

Java SE 7 Update 11が公開

January 15, 2013

Java SE 7 Update 11」が公開されています。

Java SE 7 Update 11では任意のコードが実行可能な脆弱性が修正されており、現在Java 7を利用している場合にはできる限り早くアップデートすることが強く推奨されています。

今回のアップデートでセキュリティ・レベルのデフォルト設定が「中」から「高」に変更されており、この変更により未署名のJavaアプレットやJava Web Startアプリケーションの実行時には常にユーザーに確認を求めるようになるとのことです。

[関連]JVNTA13-010A: Oracle Java 7 に脆弱性(Japan Vulnerability Notes)

Tag: Java

Ruby on Rails 3.2.11、3.1.10、3.0.19および2.3.15が公開

January 11, 2013

Ruby on Rails 3.2.11、Ruby on Rails 3.1.10、Ruby on Rails 3.0.19およびRuby on Rails 2.3.15が公開されています。

Ruby on RailsはRubyで記述されたオープンソースのWebアプリケーションフレームワークです。Rails 3.2.11、Rails 3.1.10、Rails 3.0.19およびRails 2.3.15では、セキュリティ上の問題点が修正されています。

Active RecordとJSONパラメーターの解析を組み合わせて利用されるRails 3.0系統以降にある脆弱性、およびAction PackでDoS攻撃に利用されてしまう脆弱性が修正されており、すべてのユーザーに対してすぐにアップデートを行うように推奨されています。

(2013/12/16追記:「Ruby on Rails 3.0.19およびがRuby on Rails 2.3.15」を「Ruby on Rails 3.0.19およびRuby on Rails 2.3.15」に修正しました。)

Tag: Ruby

FileMaker Web News:第60回 2013年冬号

January 10, 2013

■FileMaker Server 12.0v3 アップデータが公開(2012年11月)

FileMaker Server 12.0v3 アップデータが2012年11月に公開されました。一定期間使用した後にインスタントWeb公開がクラッシュする問題が修正されており、FileMaker Server 12およびFileMaker Server 12 Advancedの最新版はバージョン12.0v3となっています。

[関連]FileMaker Server 12.0v3 アップデータが公開(FAMLog)

■INTER-Mediator 3.0が公開

PDOおよびFileMaker Server対応のWebアプリケーションフレームワークであるINTER-Mediator 3.0が2012年12月に公開されました。INTER-MediatorのソースコードはGitHubでも公開されており、今後も引き続きVer.3系列でアップデートが継続される予定となっています。

[関連]INTER-Mediator 3.0が公開(FAMLog)

Tag: News

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