FAMLog
Apache Tomcat 6.0.36ではセキュリティ脆弱性が修正済み
November 14, 2012
2012年10月に公開された「Apache Tomcat 6.0.36」ではセキュリティ脆弱性が修正されています。
バージョン6.0.36では、非常に大きなリクエストヘッダーをつけてリクエストを送信するとOutOfMemoryErrorを引き起こすことができる脆弱性と、Digest認証に関連する3つの脆弱性が修正されています。Tomcat 6.0.36が公開されたのは先月ですが、上記修正に関する詳細情報は今月になってから公開されていました。
なお、FileMaker Server 12およびFileMaker Server 12 AdvancedのWeb公開機能とAdmin Console用管理サーバーではTomcat 6.0系列が使用されています。
[関連]Apache Tomcat 5.5.36が公開(FAMLog)
「FileMaker Pro 12 ひとつ買って、ふたりで使おう!」キャンペーンが開始
November 13, 2012
ファイルメーカー社が、期間限定の「FileMaker Pro 12 ひとつ買って、ふたりで使おう!」キャンペーンを2012年11月13日から実施すると発表しています。
本キャンペーンの対象製品となるFileMaker Pro 12またはFileMaker Pro 12 Advancedを購入すると、さらにもうひとつ追加のダウンロード版が提供されます。このキャンペーンで提供される追加のダウンロード版ソフトウェアは、自分の組織や会社内で使うことも、家族や友人、同僚や顧客などに贈ることもできるとのことです。
FileMaker製品取扱店にてキャンペーン対象製品を購入した場合は、ファイルメーカー社の特設サイトと郵送での申し込みが必要となっています。キャンペーン期間は2012年11月13日から2012年12月20日までです。
FileMaker Pro 12の新機能:ソートされた順位でレコードを保持
November 12, 2012
FileMaker Pro 12では、[レコードのソート]ダイアログボックスに[ソートされた順位でレコードを保持]チェックボックスが追加され、ソート後にレコードを変更した場合のレコード表示順を制御できるようになっています。
バージョン10以降では、新たなレコードが追加されたり、ソート対象のフィールド値が変更された場合に、ソート順が常に維持される仕様になっていました。上記チェックボックスのチェック状態を調整することで、バージョン9以前のようにレコードが部分的にソートされている半ソート済みの状態にすることが可能です。
バージョン12で新設された[ソートされた順位でレコードを保持]チェックボックスのチェックを外してソートを実行すると、レコードの検索または別の条件によるソートが実行されるまで、新しいレコードまたは変更されたレコードはソート順の同じ位置に表示されます。
APPLE-SA-2012-11-07-1 QuickTime 7.7.3
November 09, 2012
AppleからWindows版の「QuickTime 7.7.3」が公開されています。
Windows版のQuickTime 7.7.3では、9件のセキュリティ脆弱性が修正されています。細工されたWebサイトを閲覧したり、細工されたファイルを開くことで、任意のコードが実行される恐れのある脆弱性が修正されています。
対象となるOSは、Windows 7、Windows Vista、およびWindows XP SP2以降です。
FileMaker Pro 12の新機能:アクセシビリティインスペクタ
November 08, 2012
FileMaker Pro 12ではアクセシビリティ機能が改善されており、アクセシビリティラベルをレイアウトオブジェクトに追加できるアクセシビリティインスペクタが新たに利用できるようになっています。
アクセシビリティラベルを追加すると、OS XおよびiOSのVoiceOver、JAWS for Windowsなどで自動的に設定された文字列が読み上げられるようになります。
アクセシビリティインスペクタは、レイアウトモードにおいて[表示]メニューの[アクセシビリティインスペクタ]を選択することで表示されます。
[関連]FileMaker 製品のアクセシビリティ(FileMaker ナレッジベース)
FileMaker Web News:第59回 2012年秋号
November 07, 2012
■FileMaker Server 12v2 アップデータが公開(2012年8月)
OS X Mountain Lionに対応したFileMaker Server 12v2 アップデータが2012年8月に公開されました。これにより、FileMaker Server 12およびFileMaker Server 12 Advancedの最新版はバージョン12.0v2となっています。
[関連]FileMaker Server 12v2 アップデータが公開(FAMLog)
■FileMaker Pro 12v3 アップデータとFileMaker Go 12.0.6が公開(2012年10月)
FileMaker Go 12.0.6とFileMaker Pro 12v3 アップデータが2012年10月に公開されました。これにより、FileMaker Pro 12およびFileMaker Pro 12 Advancedの最新版はバージョン12.0v3、FileMaker Go 12の最新版はFileMaker Go 12.0.6となっています。
[関連]FileMaker Go 12 for iPhoneのバージョン12.0.6が公開(FAMLog)、FileMaker Pro 12v3 アップデータが公開(FAMLog)
APPLE-SA-2012-11-01-2 Safari 6.0.2
November 06, 2012
アップルから、セキュリティ脆弱性の修正を含んだ「Safari 6.0.2」が配布されています。
Safari 6.0.2は、OS X Mountain Lion v10.8.2、OS X Lion v10.7.5およびOS X Lion Server v10.7.5に対応しており、2点の脆弱性が修正されています。
Mac OS X Snow LeopardおよびWindows用のSafariについてはバージョン6の登場以降更新版が公開されていないため、これらのOSではSafariの使用を停止して他のWebブラウザーに移行することが推奨される状況になっています。
APPLE-SA-2012-11-01-1 iOS 6.0.1
November 05, 2012
iOS 6.0.1 ソフトウェア・アップデートの提供が開始されています。
iOS 6.0.1では、ソフトウェア・アップデートをワイヤレスでiPhone 5にインストールできない問題や、キーボード上に横線が表示される問題などが解決されています。このアップデートにはセキュリティに関わる修正も含まれており、パスコードロックを設定しているにも関わらずロック画面からPassbookパスの詳細にアクセスできてしまう問題やWebKitの脆弱性などが修正されています。
iOS 6.0.1 ソフトウェア・アップデートを適用できる対象機種は、iPhone 3GS以降のiPhone、第2世代以降のiPad、第4世代以降のiPod touchおよびiPad miniです。
JRuby 1.7.0が公開
November 02, 2012
Javaで開発されたRuby処理系である「JRuby 1.7.0」が2012年10月下旬に公開されています。
JRuby 1.7.0は、パフォーマンスの改善やRuby 1.9系統との互換性に関する修正が加えられており、Ruby 1.9.3に対応しています。また、Java 5のサポートが終了となり、動作にはJava 6以上が必要になっています。
JRubyはトリプルライセンス(CPL/GPL/LGPL)のもとで公開されているオープンソースソフトウェアであり、JavaとRubyがお互いのクラスやライブラリ等にアクセスすることを可能にします。
FileMaker 12 資格認定試験の日本語版が開始
November 01, 2012
ファイルメーカー社が、日本語版のFileMaker 12 資格認定試験の受験予約受付を開始したと2012年10月下旬に発表しています。
FileMaker 12 資格認定試験は、FileMaker, Inc.が認定する唯一の資格試験です。FileMaker 12 資格認定試験(Developer Essentials for FileMaker 12)に合格すると、FileMaker 12 認定デベロッパ(FileMaker 12 Certified Developer)の認定証を、ロゴの使用許可とともに受領することができます。
FileMaker 12 資格認定試験の費用は、2012年11月現在で税込17,850円です。