FAMLog
PHP 5.3.21とPHP 5.4.11が公開
January 22, 2013
PHP 5.3.21とPHP 5.4.11が公開されています。
PHP 5.3.21とPHP 5.4.11では、cURLがバージョン7.28.1以降でCURLOPT_SSL_VERIFYHOSTの値として1を使用できなくなったことに起因する不具合等が修正されています。
なお、PHPはバージョン5.5系統の開発も進められており、現在PHP 5.5.0 Alpha3が公開されている状況です。
FileMaker Server 12の新機能:WANパフォーマンスの向上
January 21, 2013
FileMaker Server 12では、ワイドエリアネットワーク(WAN)を介したパフォーマンスが向上しています。
バージョン12では、通信にかかる往復時間を短縮しネットワーク上に流れるデータ量を減らすことで、データ検索の速度が最大40%上がっているとのことです。
バージョン11およびそれ以前のFileMaker ProやFileMaker GoからFileMaker Server 12に接続することはできませんが、バージョン12のFileMaker ProおよびFileMaker Goを利用することで効率的にサーバーと通信を行えるようになっています。
Ruby 1.9.3-p374が公開
January 18, 2013
「Ruby 1.9.3-p374」が公開されています。
Ruby 1.9.3-p374では、ランダムにセグメンテーション違反が発生する問題が修正され、Windows 8との互換性に関する修正が行われています。今回のリリースには脆弱性対応は特に含まれていないとのことです。
なお、Rubyはバージョン2.0系統の開発も進められており、現在リリース候補版が公開されている状況です。
FileMaker Server 12の新機能:刷新されたWeb公開エンジン
January 17, 2013
FileMaker Server 12では、Web公開エンジンが刷新されており、Web公開機能が従来のバージョンより高速に動作するようになっています。
同時に複数のデータ処理をより効率的に行うことができるようになっているだけでなく、メモリー処理の効率も上がっており、パフォーマンスが最大65%向上しているとのことです。
ただし、バージョン12では、XMLクエリーコマンドと引数の構文や動作が一部変更されており、クエリーコマンドを解析する順序が大きく変更されている箇所があるので注意が必要です。
[関連]FileMaker Server 12 Advancedの新機能:カスタムWeb公開の同時接続上限数が200に(FAMLog)
FileMaker Pro 12の新機能:URLを使用した共有データベースのスクリプト実行
January 16, 2013
FileMaker Pro 12では、URLを使用してデータベースを開く際に実行したい共有ファイル内のスクリプトを指定できるようになっています。
FileMaker Go 1.1で実装されたFMP7Scriptプロトコルと同等の機能がFileMaker Proでも利用できるようになり、スクリプト実行の際にスクリプト引数やローカル変数を指定できます。
[書式]
[<][URL:]FMP://[[アカウント:パスワード@]ネットアドレス]/データベース名[?script=スクリプト名[¶m=スクリプト引数][&$variablename=値]][>]
※角括弧([ ])内の項目はオプションのパラメーターです。
[例]
FMP://192.168.10.0/Clients.fmp12?script=ListClients
FMP://192.168.10.0/Clients.fmp12?script=ListClients¶m=TopClients&$NumberToList=10
ただし、バージョン12ではURLの書式が「FMP7Script://」から「FMP://」に変更されており、FileMaker Go 12でもFMP7ScriptプロトコルではなくFMPプロトコルを使用する必要があるので注意が必要です。
Java SE 7 Update 11が公開
January 15, 2013
「Java SE 7 Update 11」が公開されています。
Java SE 7 Update 11では任意のコードが実行可能な脆弱性が修正されており、現在Java 7を利用している場合にはできる限り早くアップデートすることが強く推奨されています。
今回のアップデートでセキュリティ・レベルのデフォルト設定が「中」から「高」に変更されており、この変更により未署名のJavaアプレットやJava Web Startアプリケーションの実行時には常にユーザーに確認を求めるようになるとのことです。
[関連]JVNTA13-010A: Oracle Java 7 に脆弱性(Japan Vulnerability Notes)
Ruby on Rails 3.2.11、3.1.10、3.0.19および2.3.15が公開
January 11, 2013
Ruby on Rails 3.2.11、Ruby on Rails 3.1.10、Ruby on Rails 3.0.19およびRuby on Rails 2.3.15が公開されています。
Ruby on RailsはRubyで記述されたオープンソースのWebアプリケーションフレームワークです。Rails 3.2.11、Rails 3.1.10、Rails 3.0.19およびRails 2.3.15では、セキュリティ上の問題点が修正されています。
Active RecordとJSONパラメーターの解析を組み合わせて利用されるRails 3.0系統以降にある脆弱性、およびAction PackでDoS攻撃に利用されてしまう脆弱性が修正されており、すべてのユーザーに対してすぐにアップデートを行うように推奨されています。
(2013/12/16追記:「Ruby on Rails 3.0.19およびがRuby on Rails 2.3.15」を「Ruby on Rails 3.0.19およびRuby on Rails 2.3.15」に修正しました。)
FileMaker Web News:第60回 2013年冬号
January 10, 2013
■FileMaker Server 12.0v3 アップデータが公開(2012年11月)
FileMaker Server 12.0v3 アップデータが2012年11月に公開されました。一定期間使用した後にインスタントWeb公開がクラッシュする問題が修正されており、FileMaker Server 12およびFileMaker Server 12 Advancedの最新版はバージョン12.0v3となっています。
[関連]FileMaker Server 12.0v3 アップデータが公開(FAMLog)
■INTER-Mediator 3.0が公開
PDOおよびFileMaker Server対応のWebアプリケーションフレームワークであるINTER-Mediator 3.0が2012年12月に公開されました。INTER-MediatorのソースコードはGitHubでも公開されており、今後も引き続きVer.3系列でアップデートが継続される予定となっています。
[関連]INTER-Mediator 3.0が公開(FAMLog)
CakePHP 2.2.5が公開
January 09, 2013
PHP用のWebアプリケーションフレームワーク「CakePHP 2.2.5」が公開されています。
CakePHPは、MITライセンスで提供されるオープンソースのWebアプリケーションフレームワークです。CakePHP 2.2.5はCakePHP 2.2系統の保守リリースであり、不具合の修正が行われています。また、CakeEmailでメール本文が1行あたり78文字ではなく998文字で折り返されるように変更されています。
CakePHP 2.3の開発も進められており、バージョン2.2.5と同時にリリース候補版となるCakePHP 2.3.0-RC2も公開されています。
FileMakerプラットフォーム for iOS データベース作成セミナー
January 08, 2013
アテイン株式会社が、月額2,800円(税込)でさまざまな動画講座を視聴し放題のクラウドeラーニングサービスである動学.tvで、「FileMakerプラットフォーム for iOS データベース作成セミナー」全4部の動画が2013年1月8日から利用できるようになったと発表しています。
動画講座「FileMakerプラットフォーム for iOS データベース作成セミナー」(監修:株式会社ジェネコム、講師:高岡幸生氏)は、ファイルメーカー株式会社が全国で開催して好評を博した「iOS ハンズオンセミナー」をeラーニング用動画として新たに収録したものです。
動学.tvにはFileMaker Pro 12の使い方講座も用意されており、講座を視聴することでiPadおよびiPhone向けのデータベースを作成・活用するための基本を学ぶことができます。