FAMLog
Ruby 1.9.3-p194が公開
April 24, 2012
「Ruby 1.9.3-p194」が公開されています。
Ruby 1.9.3-p194にはセキュリティ上の修正が含まれており、RubyGemsにおいてリモートレポジトリのSSLサーバー証明書検証に関連する問題2点が修正されています。
今回の更新により、SSLサーバー証明書の検証を実行するように変更され、さらにhttpsからhttpへのリダイレクトを許可しないように修正されています。
OpenSSL 1.0.1a、OpenSSL 1.0.0iおよびOpenSSL 0.9.8vが公開
April 23, 2012
通信暗号化ライブラリとして広く利用されているOpenSSLの新バージョン「OpenSSL 1.0.1a」、「OpenSSL 1.0.0i」および「OpenSSL 0.9.8v」が公開されています。
これらのバージョンにはセキュリティ脆弱性の修正が含まれていて、asn1_d2i_read_bio関数の脆弱性が修正されています。
上記の問題は、OpenSSLにおけるSSL/TLSのコードへの影響はなく、OpenSSHには影響しない模様です。
[関連]OpenSSL 0.9.8wが公開(FAMLog)
(2012/04/25追記:関連記事へのリンクを追加しました。)
Apache HTTP Server 2.4.2が公開
April 20, 2012
「Apache HTTP Server 2.4.2」が公開されています。
Apache HTTP Server 2.4.2は、今年2月に安定版に達したApache HTTP Server 2.4系統の最新版です。バージョン2.4.2では、LD_LIBRARY_PATH環境変数の処理に不具合があり、共有ライブラリの探索パスにカレントディレクトリが含まれてしまう脆弱性が修正されています。
2012年4月現在、Apache HTTP Serverは3種類の安定バージョンが提供されていますが、Apache 2.0系統は1年半更新がない状態です。そのため、Apache 2.2系統もしくはApache 2.4系統の利用が推奨されるでしょう。
Phusion Passenger 3.0.12が公開
April 19, 2012
「Phusion Passenger 3.0.12」が公開されています。
Phusion Passengerは、Rubyで記述されたWebアプリケーションを運用するための、Apache HTTP Serverおよびnginx用のモジュールとして利用できるオープンソースソフトウェアです。
バージョン3.0.12では、Apache 2.4およびEvent MPMに対応しています。また、nginxを利用している場合には、nginx 1.0.15へのアップデートが推奨されるようになっています。
APPLE-SA-2012-04-13-1 Flashback malware removal tool
April 18, 2012
JavaをインストールしていないOS X Lionユーザー向けに「Flashback マルウェア削除ツール」が公開されています。
Flashback マルウェア削除ツールには、Java for OS X 2012-003と同じマルウェア削除ツールが含まれています。
OS X LionでJavaをインストールしている場合にはJava for OS X Lion 2012-003を適用し、Javaをインストールしていない場合には上記のマルウェア削除ツールをインストールすることが推奨されます。
[関連]Java for OS X Lion 2012-003とJava for Mac OS X 10.6 Update 8が公開(FAMLog)
Java for OS X Lion 2012-003とJava for Mac OS X 10.6 Update 8が公開
April 17, 2012
「Java for OS X Lion 2012-003」と「Java for Mac OS X 10.6 Update 8」が公開されています。
各アップデートにはFlashbackと呼ばれるマルウェアを削除するツールが含まれています。また、ブラウザー用のJavaプラグインおよびJava Web Startを35日以上使用していない場合、自動的に無効化されるようになります。
Javaのアップデートを実施する際には、テスト環境で事前に動作確認を行い、FileMaker ServerのWeb公開エンジンやAdmin Consoleサーバーを一時的に停止してからアップデートすることが推奨されます。
第81回「FileMaker Fun Night!」発表資料
April 16, 2012
2012年4月14日に行われた、セブンズドア主催のFileMakerユーザー向けイベント「FileMaker Fun Night!」(第81回)で発表した資料を下記よりダウンロードできます。
・ダウンロード:「FileMaker Server 12の新機能」(PDF形式/ファイルサイズ:約1MB)
「FMS12_NewFeatures.pdf」のSHA-1ダイジェスト:
1b38aeae0ce7bcbe55924831dbe60e8cbc90f0fd
■関連リンク
・プロダクト ドキュメンテーション(ファイルメーカー)
・FileMaker ナレッジベース(ファイルメーカー)
・ファイルメーカー社YouTube公式チャンネル
[関連]FileMaker Server 12 Advancedの新機能:カスタムWeb公開の同時接続上限数が200に(FAMLog)
(2012/07/11追記:関連記事へのリンクを追加しました。)
「Rfm Code Reading #16」開催のお知らせ
April 13, 2012
2012年4月21日(土)午前10時より「Rfm Code Reading #16」を開催します。
Rfm Code Readingは、FM-Tokyo(FileMaker Pro 東京ユーザーズミーティング)開催日の午前中に開催している勉強会です。詳細については下記URLのページをご覧ください。
http://d.hatena.ne.jp/matsuo_atsushi/20120413/p1
今回のテーマは「FileMaker Server 12 XML APIの変更点」です。参加申込については、イベント開催支援ツール ATND(アテンド)のサイトよりお申し込みください。
FileMaker Server 12ではXSLTによるカスタムWeb公開機能は利用不可
April 12, 2012
FileMaker Server 12およびFileMaker Server 12 AdvancedではXSLTによるカスタムWeb公開機能がサポートされなくなっています。
使用が推奨されなくなっていたXSLT APIとXSLT Site Assistantは廃止されましたが、FileMaker API for PHPおよびXML APIはバージョン12でも引き続きサポートされています。
現在XSLTによるカスタムWeb公開機能を利用している場合には、バージョン12にアップグレードする際にPHPやXML等への移行を検討することが必要になります。
[関連]XSLTによるカスタムWeb公開機能の利用が非推奨に(FAMLog)
FileMaker 12 製品ラインではファイル形式が変更
April 11, 2012
FileMaker Pro 12のファイル形式は、新しい機能をサポートするために変更されており、FileMaker Pro 12でファイルを作成するとファイルの拡張子は「.fmp12」となります。
FileMaker Pro 7、8、8.5、9、10または11で作成されたファイルのみを、FileMaker Pro 12のファイル形式に直接変換できます。変換したファイルには元のファイルと異なる部分が生じることがあるので、ヘルプの「レイアウトの変換方法」や「レイアウトモードの変更および改善」、「FileMaker Pro 11以前のデータベースの変換」を参照して事前に変更点や注意点について確認をしておく必要があります。
なお、ファイルメーカーPro 3.0、4.x、5.x、6のデータベースは、FileMaker Pro 12のファイル形式に変換する前に、FileMaker Pro 11のファイル形式に変換する必要があります。