FAMLog


LibreSSL 3.6.2とLibreSSL 3.5.4が公開

March 14, 2023

LibreSSL 3.6.2およびLibreSSL 3.5.4が2023年2月上旬に公開されています。

LibreSSLは、OpenSSLからフォークされたものであり、OpenBSDの標準TLSライブラリとして採用されています。LibreSSL 3.6.2およびLibreSSL 3.5.4ではそれぞれ1点のセキュリティ脆弱性が修正されています。

なお、LibreSSLは約半年ごとに新しいバージョンの安定版がリリースされるスケジュールになっており、2022年10月に公開されたバージョン3.6.1でバージョン3.6系統が安定版として配布されるようになっていました。

Tag: Security

Claris プラットフォームではClaris IDが必要

March 13, 2023

Claris プラットフォームの各製品を使用するにはClaris IDが必要です。

2023年3月現在、Claris プラットフォームでサポートされている認証方式はClaris ID アカウントのみとなっていて、ファイルアカウントや外部 IdP アカウント、OAuth アカウント、外部サーバーアカウントは現在のところサポートされていない状況となっています。

なお、Claris プラットフォームが今後日本国内で正式に販売が開始される予定となっていますが、2023年3月13日時点ではClaris ProやClaris Studioは日本国内では正式に販売が開始されていない状況です。

[関連]Claris Goの提供が開始(FAMLog)、Claris プラットフォームではファイル形式が変更(FAMLog)

Tag: Claris

Claris ServerではカスタムWeb公開 with PHPは利用不可

March 10, 2023

Claris ServerではカスタムWeb公開 with PHPはサポートされていません。

FileMaker Server 19.5.2の提供が開始された際にカスタムWeb公開 with PHPが今後廃止予定であることがClaris ナレッジベースで案内されており、最新版のFileMaker ServerではすでにインストーラーにPHPが添付されなくなっている状況となっています。

一方、FileMaker Server 19.6.1ではLinuxでもカスタムWeb公開 with XMLがサポートされるようになっており、カスタムWeb公開 with XMLの扱いについては特に言及されていませんでした。

[関連]カスタムWeb公開 with PHPの利用が非推奨に(FAMLog)、Claris FileMaker Server 19.6.1の新機能:LinuxでもカスタムWeb公開 with XMLの利用が可能に(FAMLog)

Tag: Claris

Apache HTTP Server 2.4.56が公開

March 09, 2023

Apache HTTP Server 2.4.56が公開されています。

Apache HTTP ServerはオープンソースのWebサーバーソフトウェアです。2点のセキュリティ脆弱性に対応したApache HTTP Server 2.4.56では、mod_proxy_uwsgiにおけるHTTPレスポンス分割の問題(CVE-2023-27522)と、mod_rewriteとmod_proxyにおけるHTTPリクエスト分割の問題(CVE-2023-25690)が修正されています。

なお、macOSおよびUbuntu 18.04向けのClaris FileMaker ServerではWebサーバーにApache HTTP Serverが内部的に使用されていますが、Ubuntu 20.04ではWebサーバーとしてApache HTTP Serverの代わりにnginxが使用されるようになっています。

[関連]JVNVU#94155938: Apache HTTP Server 2.4における複数の脆弱性に対するアップデート(Japan Vulnerability Notes)

Tag: Apache

Claris GoはFileMaker Serverに接続不可

March 08, 2023

Claris クライアントはClaris ホストとのみ動作する仕様となっているため、Claris GoはFileMaker Serverには接続できません。

Claris Proで作成されたファイルを開くことができるClaris GoはClaris Serverに接続できます。Claris Go 40.2.1を利用するにはiOS 15以降もしくはiPadOS 15以降が必要であり、使用するにあたってはClaris ID アカウントも必要になります。

なお、Claris プラットフォームが今後日本国内で正式に販売が開始される予定となっていますが、2023年3月8日時点ではClaris ProやClaris Studioは日本国内では正式に販売が開始されていない状況です。

[関連]Claris Goの提供が開始(FAMLog)、Claris プラットフォーム動作環境(Claris ナレッジベース)

Tag: Claris

Claris プラットフォームではファイル形式が変更

March 07, 2023

Claris プラットフォームではファイル形式が変更されており、Claris Proでファイルを作成するとファイルの拡張子は「.claris」となります。

Claris Proを使用すれば、既存のFileMaker Pro カスタム AppをFileMaker Pro 12 形式(.fmp12)からClaris Pro 形式(.claris)に変換できます。ただし、Claris プラットフォームの各製品を使用するにはClaris IDが必要になり、FileMaker プラットフォームでサポートされていた機能の一部を利用できない場合があります。

Claris プラットフォームへ移行する際には、事前にClaris ヘルプセンターでClaris プラットフォームとFileMaker プラットフォームの違いについて内容を確認しておく必要があります。

[関連]Claris プラットフォーム動作環境(Claris ナレッジベース)

Tag: Claris

Claris FileMaker Server 19.6.1の改善点:Admin Console上での証明書署名要求 (CSR)の作成

March 06, 2023

Claris FileMaker Server 19.6.1では、FileMaker Server Admin Console上で証明書署名要求 (CSR)とプライベートキーを作成する際に、既存のプライベートキーファイルを置き換えるかどうか選択できるようになっています。

Admin Consoleの[構成]>[SSL 証明書]タブにおいて[CSR を作成]ボタンを押すとCSRファイル(serverRequest.pem)とプライベートキーファイル(serverKey.pem)を作成するダイアログボックスが表示されます。

そのダイアログボックスにおいて必要な情報を入力した後に[作成]ボタンを押した際に、すでにCSRファイルとプライベートキーファイルが作成されていた場合、従来のバージョンでは「serverCustom.pem」ファイルと「serverKey.pem」ファイルを削除している状態でなければ作成処理を進めることができませんでした。バージョン19.6.1では、プライベートキーファイルを置き換えるかどうか確認されるようになっており、証明書の更新手続きを考慮した改善が図られています。

[関連]Claris FileMaker Server 19.3.1の新機能:Admin Console上での証明書署名要求 (CSR)の作成(FAMLog)

Tag: FileMaker

Claris ServerでサポートされるプラットフォームはLinux

March 03, 2023

Claris プラットフォームが今後日本国内で正式に販売が開始される予定となっていますが、Claris プラットフォームの1つとして位置付けられているClaris Serverでサポートされるプラットフォームは現在のところLinuxのみとなっています。

FileMaker ServerではLinuxだけでなくmacOSとWindows Serverもサポートされていますが、2023年3月現在においてClaris ServerでサポートされるプラットフォームはLinuxのみとなっています。

Claris ServerではUbuntu 20.04 LTSがサポートされており、Ubuntu Server 20.04 LTSおよびUbuntu 20.04 Desktopのどちらでも使用可能です。

[関連]Claris と FileMaker プラットフォームの違い(Claris ヘルプセンター)、Claris プラットフォーム動作環境(Claris ナレッジベース)

(2023/03/06追記:「2022年3月現在」を「2023年3月現在」に修正しました。)

Tag: Claris

Claris Goの提供が開始

March 02, 2023

日本のApp StoreにおいてClaris Goの提供が開始されています。

App Storeから無料でダウンロードできるClaris Goを使用することで、Claris Proで作成されたファイルを開くことができます。拡張子が「.claris」であるファイルを扱うことが可能であり、使用するにあたってClaris ID アカウントが必要になる点に留意する必要があります。

なお、Claris プラットフォームの1つとして位置付けられているClaris Studioが2023年初頭に日本国内で販売開始される予定となっていますが、2023年3月2日時点ではClaris ProやClaris Studioは日本国内では正式に販売が開始されていない状況です。

[関連]FileMaker Go と Claris Go の概要と比較(Claris ナレッジベース)、Claris ヘルプセンター(Claris)

Tag: Claris

Node.js v14.21.3、Node.js v16.19.1およびNode.js v18.14.1が公開

March 01, 2023

Node.js v14.21.3 (LTS)Node.js v16.19.1 (LTS)およびNode.js v18.14.1 (LTS)が2023年2月中旬に公開されています。

Node.js v14.21.3、Node.js v16.19.1およびNode.js v18.14.1では、それぞれ複数のセキュリティ脆弱性が修正されています。Node.js v14は2023年4月末に、Node.js v16は2023年9月に、Node.js v18は2025年4月末にサポートが終了する予定となっています。

なお、Claris FileMaker ServerやClaris FileMaker CloudのClaris FileMaker Data API エンジンではNode.jsが使われていて、FileMaker Server 19.6.1ではNode.js v16.16.0が使用されています。


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