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医療現場のデータベース活用
July 15, 2011
ライフサイエンス出版から医療現場での業務や知識、経験を生かすデータベースの構築と活用ノウハウを紹介する書籍「医療現場のデータベース活用」が2011年6月上旬に発売されています。
この書籍では、FileMaker Proを用いた実際の医療現場でのデータベース活用事例の紹介をはじめ、施設全体でのシステム運用、基幹システムとの連携、医療現場で活用するための注意点など、現場の医療従事者自らが必要に応じて培ってきたデータベース構築のノウハウを解説しています。
また、書籍の購入者を対象に、サンプルファイルのダウンロードサービスも用意されています。
定価:2,625円(税込)
サイズ:並製B5変型
ページ数: 242
編集:若宮 俊司・吉田 茂
出版社:ライフサイエンス出版
ISBN:978-4-89775-290-7[Amazon.co.jpで購入...]
[関連]日本ユーザーメード医療IT研究会(略称J-SUMMITS)
FileMaker Goの価格が改定
July 14, 2011
Appleが運営するApp Storeで現在の為替レートを反映したと見られる価格改定が実施され、それに伴いFileMaker Goの価格が変更されています。
今回の価格改定により、FileMaker Go for iPhoneの価格は2,300円から1,700円に、FileMaker Go for iPadの価格は4,600円から3,450円に変更されています。
また、Bento for iPhoneおよびBento for iPadの価格も変更されており、それぞれ600円から450円に値下げされています。
Cyberduck 4.1が公開
July 13, 2011
オープンソースのファイルサーバーおよびクラウドストレージ接続クライアントソフトウェア「Cyberduck 4.1」が公開されています。
Cyberduck 4.1では、WebDAVの内部実装が変更されており、Mac版ではトラックパッドジェスチャーで選択項目を移動できる機能が追加されています。また、Windows版ではIPv6がサポートされ、外部エディタを選択できるようになっています。
Cyberduck 4.1のライセンスはGPLであり、Mac OS X版についてはMac OS X v10.5以降で動作します。
Mac OS Xで省エネルギーのスケジュール設定を変更する
July 12, 2011
Mac OS XおよびMac OS X Serverにおいて、省エネルギーのスケジュール設定を変更する方法の1つにpmsetコマンドを使用する方法があります。
例えば、コマンドラインインターフェースで毎朝6時に起動またはスリープを解除する設定にするには、ターミナルで次のように入力します。
[使用例]
$ sudo pmset repeat wakeorpoweron MTWRFSU 06:00:00;
また、上記で指定した省エネルギーのスケジュール設定を削除する場合には、ターミナルで次のように入力します。
[使用例]
$ sudo pmset repeat cancel
FileMaker Server 11の新機能:システムレベルスクリプト実行用ユーザーアカウントの指定
July 11, 2011
FileMaker Server 11では、システムレベルのスクリプトを実行する際に、Admin Consoleで特定のユーザーアカウントを指定できるようになっています。
Admin Consoleでシステムレベルスクリプト実行用のユーザーアカウントを指定できるようになったことで、スクリプト実行時に必要なアクセス権限を得られるようになっています。
なお、Mac版のFileMaker Serverでは、あらかじめvisudoコマンドを使用して/etc/sudoersファイルに次の設定を追加しておく必要があります。
[設定例]
Host_Alias FMSHOST = ホスト名
Defaults:fmserver targetpw, timestamp_timeout=0, passwd_tries=1
fmserver FMSHOST = (ALL) /Library/FileMaker\ Server/Data/Scripts/*, /bin/kill
ホスト名には、FileMaker Serverを実行するホストの名前を入力します。「localhost」および「127.0.0.1」は使用できないので注意が必要です。
FileMaker Server 11の変更点 (6)
July 08, 2011
FileMaker Server 11では、データベースの使用状況で確認できる統計データに、ホストされている各ファイルに関連するテンポラリファイルのI/O 統計データも収集されるようになっています。
これにより、旧バージョンと比較して、より正確にデータベースサーバーの使用状況が反映されるようになっています。
なお、バックアップファイルやインポート・エクスポートのスクリプトステップで使用されるファイルに関しては統計情報には含まれていないため、その点を考慮しておく必要があります。
[関連]FileMaker Server 11 での細かな動作変更(FileMaker ナレッジベース)
FileMaker Server 11の変更点 (5)
July 07, 2011
FileMaker Server 11では、バックアップフォルダや追加データベースフォルダの検証機能が強化され、混乱を回避するための制限が新たに設けられています。
バージョン11では、追加データベースフォルダにデフォルトデータベースフォルダ(Macの場合は「/Library/FileMaker Server/Data/Databases/」)の親フォルダまたは子フォルダを指定することができなくなっています。親フォルダや子フォルダを指定して[検証]ボタンを押すと、「無効なパス」と表示されます。
バックアップフォルダについても同様で、バックアップフォルダの親フォルダまたは子フォルダを指定することはできません。
FileMaker Server 11の変更点 (4)
July 06, 2011
FileMaker Server 11では、視覚的にFileMaker ServerとFileMaker Server Advancedを判別できるようにAdmin Console内での表示がいくつか変更されています。
Admin Consoleの[一般設定]ペインにある[サーバ情報]タブにおいて、Advanced版の場合には製品名として「FileMaker Server 11 Advanced」の文字列が表示されるようになっています。
また、[表示]メニューの[管理]や[構成]を選択して表示される画面や、アプリケーションメニューの[FMS11-(サーバー名) について]メニュー項目を選択すると表示されるダイアログボックス内に、Advanced版の場合にはFileMaker Server 11 Advancedを示す黒地の画像が表示されるようになっています。
Ruby 1.8.7-p352が公開
July 05, 2011
「Ruby 1.8.7-p352」が公開されています。
Ruby 1.8.7-p352は、前世代の安定版であるRuby 1.8.7の保守リリースであり、多数の不具合が修正されています。Ruby 1.8.7はまだ保守対象ですが、現時点におけるRubyの最新安定版はRuby 1.9.2-p180です。
Ruby 1.8系統からRuby 1.9.2にバージョンアップする際には、Ruby 1.8系統で動いていたプログラムやライブラリがRuby 1.9.2でそのままでは動かない場合があるので、事前に動作確認や修正が必要です。
第71回「FileMaker Fun Night!」イベントレポートが公開
July 04, 2011
セブンズドアが、毎月Apple Store, Ginzaで行っているイベント「FileMaker Fun Night!」のレポートを更新しています。
2011年6月11日に行われた第71回のイベントレポートが追加されており、FileMakerにおける集計、および条件判定と論理値に関する情報などが紹介されています。
次回は「『集計』についてしつこく掘り下げる 打ち止め編」と「FileMakerでDrag & Dropしてみる」というテーマで2011年7月9日(土)19:00-20:30に同イベントが開催される予定になっています。