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FMCakeMixが値一覧やスクリプト実行などをサポート
May 19, 2010
CakePHP用のFileMakerデータソースドライバーであるFMCakeMixがアップデートされています。
GitHub上で公開されている最新版では、値一覧やスクリプト実行、およびOR検索がサポートされるようになり、文字エンコーディングの取り扱いが改善されています。
FMCakeMixは、MITライセンスで提供されるオープンソースソフトウェアです。FileMaker ServerのXML APIを利用しており、内部的にはFX.phpを利用してFileMaker Proデータベースと接続します。
[関連]【コラム】FileMaker×PHPで作る、簡単・便利なWebアプリ (53) 番外編: CakePHPでFileMakerを使う方法(マイコミジャーナル)
最長10時間駆動するMacBookが94,800円で登場
May 18, 2010
アップルが「MacBook」の新モデルを発表しています。
新しいMacBookは、最長10時間駆動するバッテリー、2.4GHz Intel Core 2 DuoプロセッサーおよびNVIDIA GeForce 320Mグラフィックプロセッサーを搭載しています。税込価格は98,800円から94,800円に値下げされています。
先月発表されたMacBook Proと同様に、新たにモーメンタムスクロールにも対応しています。
第57回「FileMaker Fun Night!」イベントレポートが公開
May 17, 2010
セブンズドアが、毎月Apple Store, Ginzaで行っているイベント「FileMaker Fun Night!」のレポートを更新しています。
2010年3月20日に行われた第57回のイベントレポートが追加されており、FileMaker ProとFileMaker Serverの各種Tipsが紹介されています。
次回は、「テキスト書式を自在に扱おう」というテーマで2010年6月19日(土)18:00-19:30に同イベントが開催される予定になっています。なお、同イベントは参加費および事前申し込みは共に不要です。
JRuby 1.5.0が公開
May 14, 2010
Javaで開発されたRuby処理系である「JRuby 1.5.0」が公開されています。
JRuby 1.5.0は、Ruby 1.8.7-p249と互換性があり、ruby-debugを標準で同梱するようになっています。その他にもさまざまな改善や機能追加、互換性の向上が実現されており、Windows環境への対応も改善されています。
JRubyはトリプルライセンス(CPL/GPL/LGPL)のもとで公開されているオープンソースソフトウェアであり、JavaとRubyがお互いのクラスやライブラリ等にアクセスすることを可能にします。
Get(ウインドウモード)関数
May 13, 2010
FileMaker Proの「Get(ウインドウモード)関数」は、関数が評価されたときのウインドウモードを示す数値を返します。
この関数の戻り値は次の通りで、現在のデータベースファイルで複数のウインドウが開いている場合、一番手前のウインドウの結果のみが返されます。
・0:ブラウズモード
・1:検索モード
・2:プレビューモード
・3:印刷中
・4:レイアウトモード
なお、FileMaker Pro Advancedのデータビューアから関数を評価して、現在のウインドウがレイアウトモードになっている場合には「4」を返します。
FileMaker Pro 11の新機能:インスペクタ
May 12, 2010
FileMaker Pro 11では、レイアウトオブジェクトの設定を一箇所で変更できるインスペクタが新たに利用できるようになっています。
インスペクタは、レイアウトモードにおいて[表示]メニューの[インスペクタ]を選択することで表示されます。レイアウトオブジェクトの編集作業が以前より効率化され、レイアウトモードで行う大半の編集作業をインスペクタ上で行うことができます。
なお、インスペクタをすでに表示させている状態で[表示]メニューの[新規インスペクタ]を選択すると、複数のインスペクタウインドウを開くことができます。
FileMaker Pro 11の新機能:マージ変数
May 11, 2010
FileMaker Pro 11では、新たにマージフィールドで変数を使用できるようになり、レイアウトモードにおいて[挿入]メニューに[マージ変数]というメニュー項目が追加されています。
レイアウト上にグローバルフィールドや計算フィールドなどの代わりにマージ変数を配置することで、データベーススキーマをよりシンプルにできます。
なお、マージ変数で利用しているグローバル変数が未定義の場合には、ブラウズモードにおいてマージ変数としてレイアウト上に配置している文字列がそのまま表示されてしまうので、事前に何らかの値を設定しておくとよいでしょう。
(2010/07/08追記:バージョン11.0v2でレイアウト上に空のマージ変数が表示されてしまう問題が解決されています。)
FileMaker Pro 11 Advancedの新機能:カスタム関数のコピー&ペーストとインポート
May 10, 2010
FileMaker Pro 11 Advancedでは、カスタム関数のコピー&ペーストとインポートが新たに可能になりました。
独自の関数を作成できるカスタム関数はFileMaker Developer 7で追加された機能ですが、FileMaker Pro 11 Advancedを使用するとファイル間でもカスタム関数のコピー&ペースト、およびインポートが可能になります。
なお、上記機能はFileMaker Pro 11 Advancedのみで利用できる機能です。カスタム関数はFileMaker ProとFileMaker Pro Advancedの両方で使用できますが、カスタム関数の作成や編集などにはFileMaker Pro Advancedが必要です。
Sequel Pro 0.9.8が公開
May 07, 2010
Mac OS Xで動作するMySQLフロントエンドアプリケーションである「Sequel Pro 0.9.8」が公開されています。
Sequel ProはMySQLデータベースを管理できるMac用アプリケーションであり、バージョン0.9.8では64ビットモードに対応しています。
SSHトンネリングを利用してMySQLデータベースに接続できる機能およびインターフェースも用意されており、高機能でありながら柔軟性と使いやすさを兼ね備えています。
FileMaker Pro 11の新機能:スクリプト内の検索条件における変数の使用
May 06, 2010
FileMaker Pro 11では、スクリプト内の検索条件にローカル変数およびグローバル変数を利用できるようになっています。
例えば、[検索モードに切り替え]、[フィールド設定]および[検索実行]スクリプトステップを用いた方法の検索において、[フィールド設定]スクリプトステップで変数を使って検索条件を指定できます。
[検索条件を編集]ダイアログボックス内でも変数を指定できるようになっているので、バージョン11からは[検索実行]スクリプトステップのみで変数を用いた検索を行うことも可能です。
関連するスクリプトステップはWeb互換なので、FileMaker Server 11のWeb公開機能にも恩恵のある新機能です。