FAMLog
CakePHP 1.3.1が公開
June 02, 2010
PHP用のWebアプリケーションフレームワーク「CakePHP 1.3.1」が2010年5月下旬に公開されています。
CakePHP 1.3.1は、2010年4月に公開された安定版CakePHP 1.3の保守リリースであり、不具合の修正と最適化が行われています。
CakePHP 1.3では数多くの機能追加と機能改善が行われているので、バージョン1.2からバージョンアップする場合には、事前にバージョン1.2からの移行ガイドを参照する必要があります。
[関連]CakePHP 1.3.0とCakePHP 1.2.7が公開(FAMLog)
XSLTによるカスタムWeb公開機能の利用が非推奨に
June 01, 2010
FileMaker, Inc.が、FileMaker ServerおよびFileMaker Server Advancedの次期バージョンにおいて、XSLTによるカスタムWeb公開機能とXSLT Site Assistantが利用できなくなる予定であると案内しています。
XSLTによるカスタムWeb公開機能の利用は今後推奨されなくなりますが、引き続きXMLおよびエクスポート処理におけるXSLTはサポートされるとのことです。
現在XSLTによるカスタムWeb公開機能を利用している場合には、将来的にはPHPやその他の言語への移行を検討することが必要になります。
[関連]Deprecation of XSLT API for Custom Web Publishing(FileMaker Knowledge Base)
Bento for iPadが発売
May 31, 2010
ファイルメーカー社が、「Bento for iPad」を2010年5月28日に発表しています。
Bento for iPadは、Bento for iPhone and iPod touchをベースにしたもので、iPadの大きいスクリーンの利点を最大限に活かせるよう機能強化されたものです。Bento 3 for Macとワイヤレスで同期させることも可能です。
Bento for iPadは現在英語版のみですが、日本語のデータ入力をサポートしています。価格は税込600円で、アップルのApp Storeから購入できます。
「Rfm Code Reading #7」のお知らせ
May 28, 2010
2010年6月5日(土)午前9時30分より「Rfm Code Reading #7」を開催します。
RubyとFileMaker ServerのカスタムWeb公開に興味のある方のご参加をお待ちしています。詳細については下記URLのページをご覧ください。
http://d.hatena.ne.jp/matsuo_atsushi/20100528/p1
なお、今回のテーマは「Rfm::Result::ResultSetクラス」です。
FileMaker Pro 11の新機能:FileMaker グラフ
May 27, 2010
FileMaker Pro 11では、「FileMaker グラフ」と呼ばれるグラフ作成機能が新機能として追加されています。
レイアウトモードにおいてグラフツールを使用することで、棒グラフ、水平棒グラフ、線グラフ、面グラフおよび円グラフを標準機能でレイアウト上に作成できます。また、GetLayoutObjectAttribute関数を使用すれば、作成したグラフをオブジェクトフィールドに画像ファイルとして保存できます。
インスタントWeb公開機能を利用してグラフをWeb上に公開することも可能です。
エキスパートに学ぶFileMaker導入ガイドブック (7)
May 26, 2010
ファイルメーカー社のWebサイト内にあるFileMaker導入のためのガイドブックを提供しているページにおいて新しいガイドブックが追加されています。
今回新たに追加された下記のガイドブックでは、外部SQLデータソース(ESS)機能のケーススタディや導入手順などについて解説されています。
・「FileMakerデータベースとSQLデータベースとの統合活用」
ESS(External SQL Data Source)は、FileMaker Pro 9以降で利用できる機能であり、「SQLデータベース上のデータを、あたかもFileMaker上のデータと同じように、閲覧、更新ができる機能」(上記ガイドブックより)です。
[関連]CodeZineでESSに関する記事が掲載(FAMLog)
ExcelシートからFileMakerデータベースを作成するTableClipperが公開
May 25, 2010
株式会社キー・プランニングが、Excelシート上のテーブルやフィールドの定義情報からFileMaker Proデータベースを作成するツール「TableClipper」を発表しています。
TableClipperを使うと、Microsoft Excelのシートに入力したテーブルおよびフィールドの情報をクリップボードにコピーして、FileMaker Pro Advancedのデータベース管理ダイアログにフィールド名、データタイプおよびコメントのデータをペーストできます。
FileMaker Pro Advancedのバージョン8.0以降に対応しており、Mac版のみ提供されています。Mac OS X v10.5.8およびMac OS X v10.6.3で動作が確認されており、フリーウェアとして公開されています。
APPLE-SA-2010-05-18-1 Java for Mac OS X 10.6 Update 2
May 24, 2010
アップルから「Java for Mac OS X 10.6 Update 2」が配布されています。
Mac OS X v10.6.3およびMac OS X Server v10.6.3で利用可能なJava for Mac OS X 10.6 Update 2にはセキュリティ上の修正が含まれています。本アップデートにより、Java SE 6がバージョン1.6.0_20にアップデートされます。
Java for Mac OS X 10.6 Update 2と同時に「Java for Mac OS X 10.5 Update 7」も配布されています。
FileMaker Pro 11の新機能:バージョン11で追加されたスクリプトトリガ一覧
May 21, 2010
FileMaker Pro 11では、3種類のスクリプトトリガが新たに実装されています。
バージョン11で追加されたスクリプトトリガ一覧は下記の通りです。
・OnLayoutExitスクリプトトリガ
・OnObjectValidateスクリプトトリガ
・OnViewChangeスクリプトトリガ
OnViewChangeスクリプトトリガは、ビュー(フォーム形式、リスト形式、表形式のいずれか)が切り替えられるときにスクリプトを起動します。
OnLayoutExitスクリプトトリガは、レイアウトから抜ける前にスクリプトを起動します。なお、FileMaker Pro 11では、OnLayoutExitスクリプトトリガが追加されたことに伴い、OnLayoutLoadスクリプトトリガはOnLayoutEnterに名称が変更されています。
[関連]OnObjectValidateスクリプトトリガ(FAMLog)
OnObjectValidateスクリプトトリガ
May 20, 2010
FileMaker Pro 11では3種類のスクリプトトリガが新たに実装されましたが、その中の1つにOnObjectValidateスクリプトトリガがあります。
OnObjectValidateスクリプトトリガは、選択されているフィールドのデータが変更された場合にスクリプトを起動し、OnObjectSaveスクリプトトリガよりも前にイベントが発生します。
OnObjectExitスクリプトトリガとは異なり、データが変更されていない場合には実行されませんが、コントロールスタイルがポップアップメニュー、チェックボックスセットおよびラジオボタンセットの場合には移動や保存処理の前にスクリプトを起動することが可能です。