FAMLog
FileMaker Developer Conference 2010の開催日程および会場が変更
December 10, 2009
FileMaker, Inc.が、サンディエゴで開催される「FileMaker Developer Conference 2010」の開催日程と開催会場となるホテルが変更になったことを発表しています。
来年で15回目を迎えるFileMaker Developer Conference(通称デベコン)の開催日程は2010年8月15日から18日まで、開催会場はサンディエゴのSheraton San Diego Hotel & Marinaになります。
同ホテルでは、デベコン参加者には一泊149米ドルで宿泊できる部屋が限定数提供されるとのことです。
Rubyist Magazine 0028号が公開
December 09, 2009
日本Rubyの会の有志が発行しているWeb雑誌「Rubyist Magazine」(通称「るびま」)の0028号が公開されています。
「るびま」は、プログラミング言語Rubyに関する技術記事や活用事例、インタビュー、エッセイなどが掲載されるWeb雑誌です。
Rubyist Magazine 0028号には、jpmobileとRails 2.3.4による携帯サイト構築の入門記事やRubyistへのインタビュー記事、名古屋 Ruby 会議 01のレポートなどが掲載されています。
Ruby 1.9.1-p376
December 08, 2009
「Ruby 1.9.1-p376」が公開されています。
Ruby 1.9.1-p376は、最新安定版と位置づけられているRuby 1.9.1の保守リリースであり、ヒープオーバーフローを許す脆弱性が修正されています。なお、この脆弱性はRuby 1.8系統には影響しません。
Ruby 1.8で動いていたプログラムやライブラリがRuby 1.9.1でそのままでは動かない場合があるので、現在Ruby 1.8系統を利用している場合には互換性を検証してから移行する必要があります。
APPLE-SA-2009-12-03-2 Java for Mac OS X 10.5 Update 6
December 07, 2009
アップルからJava for Mac OS X 10.6 Update 1と同時に「Java for Mac OS X 10.5 Update 6」も配布されています。
Mac OS X v10.5.8およびMac OS X Server v10.5.8で利用可能であるJava for Mac OS X 10.5 Update 6にもセキュリティ上の修正が含まれています。
本アップデートにより、Java SE 6がバージョン1.6.0_17に、J2SE 5.0がバージョン1.5.0_22にアップデートされます。なお、J2SE 1.4.2は、不具合およびセキュリティの問題を修正するために今後更新されることはないため、このアップデートではデフォルトで無効にされています。
APPLE-SA-2009-12-03-1 Java for Mac OS X 10.6 Update 1
December 04, 2009
アップルから「Java for Mac OS X 10.6 Update 1」が配布されています。
Mac OS X v10.6.2以降およびMac OS X Server v10.6.2以降で利用可能であるJava for Mac OS X 10.6 Update 1にはセキュリティ上の修正が含まれています。
本アップデートにより、Java SE 6がバージョン1.6.0_17にアップデートされます。
Time Machineのバックアップ間隔を変更する
December 03, 2009
Mac OS X Leopardで搭載された自動バックアップ機能であるTime Machineを利用すると、通常1時間ごとにバックアップ処理が実行されます。
defaultsコマンドを使用してTime Machineのバックアップ間隔を変更することが可能ですが、バックアップ間隔を変更するにはターミナルで次のように入力します。
sudo defaults write /System/Library/LaunchDaemons/com.apple.backupd-auto StartInterval -int 10800
(実際には1行で入力します)
上記例の場合には3時間(10800秒)ごとにバックアップ処理が実行されます。なお、元の設定に戻す場合には10800ではなく3600を指定します。
FileMaker ProでScriptMasterを用いてRubyスクリプトを実行する
December 02, 2009
ScriptMasterとJRubyを利用することで、RubyでFileMaker Proの機能を拡張するスクリプトを記述できます。
FileMaker Pro上でRubyスクリプトを実行するには、ScriptMasterでJRubyをロードした後、ScriptMasterで用意されているEvaluateGroovy関数を使います。
FileMaker Proにおける計算式の記述例は次のようになります。主に[フィールド設定]スクリプトステップや[変数を設定]スクリプトステップなどの計算式でEvaluateGroovy関数を使うことが多いでしょう。
[記述例]
EvaluateGroovy("import org.jruby.Ruby; import org.jruby.runtime.builtin.IRubyObject; Ruby runtime = Ruby.newInstance(); IRubyObject obj = runtime.evalScriptlet(\"require 'digest/sha2'; Digest::SHA256.hexdigest('message')\"); return obj;")
[関連]ScriptMasterでjar形式のファイルをロードする(FAMLog)
Ruby on Rails 2.3.5
December 01, 2009
Rubyで記述されたオープンソースのWebアプリケーションフレームワーク「Ruby on Rails 2.3.5」が公開されています。
Rails 2.3.5では、Internet Explorerに影響を与える、strip_tagsメソッドのクロスサイトスクリプティング(XSS)脆弱性が修正されています。また、HTMLエスケープを自動的に行うRailsXssプラグインに対応しています。
その他、XMLパーサーのNokogiriやRuby 1.9系との互換性も改善されています。
ScriptMasterでjar形式のファイルをロードする
November 30, 2009
360Worksが配布している、無償で利用可能なFileMakerプラグインであるScriptMasterでは、任意のjar形式のファイルを読み込んで機能を拡張することが可能です。
ScriptMasterでjar形式のファイルをロードするには、ScriptMasterで用意されているSMLoadJar関数を使用します。
[使用例]
SMLoadJar( TO::ContainerField )
SMLoadJar関数の引数には、jarファイルを保存したオブジェクトフィールド、もしくはURLを指定します。
ScriptMasterを用いてJRubyを利用する場合には、http://www.jruby.org/downloadで配布されているファイル「jruby-complete-1.4.0.jar」(最新版のjarファイル)をダウンロードして、そのjarファイルをオブジェクトフィールドに保存した上で上記の関数を使用します。
(2009/12/01追記:本記事のタイトルを「ScriptMasterでjar形式のファイルをインポートする」から「ScriptMasterでjar形式のファイルをロードする」に変更し、さらに本文中において「インポート」を「ロード」という表記に変更しました。)
RubyでSHA-256メッセージダイジェストを生成する
November 27, 2009
Rubyには標準でメッセージダイジェストライブラリが同梱されており、SHA-256メッセージダイジェストを生成することが可能です。
RubyでSHA-256メッセージダイジェストを生成するには、Digest::SHA256クラスを使用します。
[記述例]
require 'digest/sha2'
puts Digest::SHA256.hexdigest('sample_string')
なお、ScriptMasterとJRubyを利用することで、RubyでFileMaker Proの機能を拡張することが可能であり、一例としてFileMaker ProでSHA-256メッセージダイジェストを生成することもできます。