FAMLog
FileMaker Server 10の新機能:データベース検証タスクスケジュール
June 01, 2009
FileMaker Server 10では、任意のタイミングで一貫性チェックを実行して、データベースの整合性を検証できるようになっています。
検証タスクスケジュールを作成したり、Admin Consoleの[データベース]ウインドウでデータベースを検証できる他、fmsadminコマンドを使用して検証することも可能です。fmsadminコマンドを使用してFileMakerデータベースの検証を行うには、VERIFYコマンドを使用します。
[使用例]
$ fmsadmin verify -y FMServer_Sample
なお、データベース検証の際、一度データベースファイルが閉じられることになるので、その点は注意する必要があります。
FileMaker Server 10の新機能:レコードのインポートとエクスポート
May 29, 2009
FileMaker Server 10では、[レコードのインポート]および[レコードのエクスポート]スクリプトステップが、FileMaker Serverのスケジュールスクリプトでもサポートされるようになっています。
指定されたファイルはすべてFileMaker Serverドキュメントフォルダもしくはテンポラリフォルダ内にある必要があり、「..」を含むパスはすべて無効とみなされます。使い方によってはエラーが発生するケースもあるので、FileMaker Serverのスケジュールスクリプトとして使う場合には注意点がいくつかあります。
なお、[レコードのインポート]および[レコードのエクスポート]スクリプトステップはWeb公開ではサポートされていません。
MacBook Whiteの価格が改定
May 28, 2009
アップルが、仕様および価格が変更された「MacBook White」の販売を開始しています。
新しいMacBook Whiteは、2.0GHzから2.13GHzのIntel Core 2 Duo プロセッサーに、120GBから160GBのSerial ATAハードディスクドライブに変更されています。また、メモリーのバスクロックも667MHzから800MHzに変更されています。
Apple Storeでの税込価格は、従来の114,800円から108,800円に改定されています。
FileMaker Server 10の新機能:Admin Console ログビューア
May 27, 2009
FileMaker Server 10では、FileMaker Server Admin Consoleにログビューア機能が新たに追加されています。
Admin Consoleにおいて[ログビューア]を選択することで、FileMaker Serverのイベントログやアクセスログ、およびWeb公開エンジンのログを表示できます。
ソートやフィルタ、エクスポートも可能で、必要とするログのみ表示できるようになっています。なお、ログの表示には[モジュール...]ボタンでログファイルモジュールをあらかじめ選択しておく必要があります。
FileMaker Road Show 2009
May 26, 2009
ファイルメーカー社が、2009年6月22日から7月2日にかけて、全国5都市で企業ユーザー向けにプレゼンテーションとデモンストレーションを行う参加費無料のイベント「FileMaker Road Show 2009」を開催すると案内しています。
開催日および開催地は下記の通りです。事前登録による定員制(先着申込み順)で、本日よりファイルメーカー社のWebサイトで参加登録が可能です。
・第1回/福岡:2009年6月22日(月)(於アクロス福岡)
・第2回/札幌:2009年6月25日(木)(於ホワイトキューブ札幌)
・第3回/大阪:2009年6月29日(月)(於大阪国際会議場)
・第4回/名古屋:2009年6月30日(火)(於名古屋国際センター)
・第5回/東京:2009年7月2日(木)(於アイビーホール青学会館)
Road Showでは、「業務効率化の即戦力ツールは、経済やビジネスの変化を逃さない」をテーマに、ソリューションセミナーおよびFileMaker Business Alliance(FBA)メンバーによるスキルアップ・ワークショップが実施される予定です。
FileMaker Server 10の新機能:SMTPサーバーを使用したメール送信
May 25, 2009
FileMaker Server 10では、[メールを送信]スクリプトステップで電子メールのメッセージを送信する機能が新たにサポートされています。
[メールを送信]スクリプトステップのオプションにおいて、[送信経由]の値を「SMTP サーバー」にして、メールサーバーやユーザー情報を入力することで、SMTPサーバーを使用してメールを送信できます。
バージョン10で[メールを送信]スクリプトステップはFileMaker Server互換およびWeb互換になりましたが、オプションで電子メールクライアントではなくSMTPサーバーを利用するように指定する必要があります。なお、本機能を使用してメッセージを送信した場合、文字エンコーディングとしてはUTF-8が使用されます。
[関連]FileMaker Pro 10の新機能:SMTPサーバーを使用したメール送信(FAMLog)
FileMaker Pro 10の新機能:レイアウトオブジェクト挿入時のタブ順設定
May 22, 2009
FileMaker Pro 10では、レイアウトモードにおいて新しいレイアウトオブジェクトを挿入した際に、自動的にタブ順設定の番号がつけ直されるようになっています。
これまではレイアウトオブジェクトを追加した後に手動でタブ順設定を調整し直す必要がありましたが、バージョン10ではタブ順設定が自動調整されるように改善されています。
追加したレイアウトオブジェクトの位置を考慮してタブ順が再設定されるようになったため、調整の手間がかなり軽減されます。
FileMaker Pro 10 実践テクニック
May 21, 2009
FileMaker Pro 10の解説書「FileMaker Pro 10 実践テクニック」が発売されています。
この書籍では、実務に即した例題をもとに、目的にあった関数や機能の活用法、および関数と機能の効果的な組み合わせ方について解説されています。例題を通してFileMaker Proの機能や関数、スクリプトについて理解できるような構成になっています。
また、FileMaker Pro 10の新機能を解説した章も用意されています。
定価:3,833円(税込)
サイズ:B5変型
ページ数: 464
著者:西村 早苗(有限会社ファクトリー)
出版社:アスキー・メディアワークス
ISBN:978-4-04-867676-2[Amazon.co.jpで購入...]
FileMaker Pro 10の新機能:外部SQLデータソースのアップデート
May 20, 2009
FileMaker Pro 10では、外部SQLデータソースにライブ接続できる機能がアップデートされ、バージョン10では新たに以下のSQLデータベースへの接続がサポートされています。
・Microsoft SQL Server 2008
・Oracle 11g
・MySQL 5.1 Community Edition
ODBCデータソースのテーブル内のフィールドを使用して値一覧を定義できるようになったほか、Windows版でMicrosoft SQL ServerをODBCデータソースとして利用する場合にODBCデータソースシングルサインオンを有効化できるようにもなっています。
Business Productivity Kit for FileMaker Pro 10
May 19, 2009
ファイルメーカー社が、FileMaker Business Productivity KitのFileMaker Pro 10に対応した新バージョンを発表しています。
Business Productivity Kitは中小企業ですぐに導入可能な、業務効率化を促進できるように設計されているデータベースソリューションです。販売ビジネス向けのスタンダードエディションと、サービスビジネス向けのサービスエディションの2種類が含まれています。
このキットの利用にはFileMaker Pro 10が必要ですが、無料でダウンロードできます。また、30日間試用可能なFileMaker Pro 10の無料評価版でも使用可能です。