FAMLog
FileMaker Server カスタムWebテクニック改訂版:第6章の変更点
November 28, 2008
書籍「FileMaker Server カスタムWebテクニック改訂版」は、2005年11月に発行された「FileMaker Server カスタムWebテクニック」に大幅に加筆修正を加え、構成を変更した改訂版です。
第6章の「セキュリティ」では、FileMaker Server 9に基づいた内容に一新し、全体的に細かい内容の見直しを行いました。
特に、前著の「5.1.2 使用しないWeb公開機能を無効化する」は「6.1.2 使用しないWeb公開テクノロジを無効にする」として、前著の「5.2.2 ユーザー入力値を無害化する」は「6.2.1 データ出力時に適切なエスケープ処理を行う」として解説内容を一新しました。
「6.2.6 リクエストが偽造されていないか検証する」については、記述すべき内容に不足があったため、追記された点があります。
FileMaker Server カスタムWebテクニック改訂版:第5章の変更点
November 27, 2008
書籍「FileMaker Server カスタムWebテクニック改訂版」は、2005年11月に発行された「FileMaker Server カスタムWebテクニック」に大幅に加筆修正を加え、構成を変更した改訂版です。
第5章の「Web公開エンジンが備える機能の活用」では、下記の節を新たに追加しました。
・5.2.3 設定したCookieを削除する
「5.6.3 フィードから取得した情報を表示する」では、RSS 1.0だけではなく、RSS 2.0およびAtom 1.0形式のフィードを変換するサンプルを追加しました。
また、前著の「4.3.6 グローバルフィールドを使用する」は、「5.3.6 グローバルフィールドとグローバル変数の値を保持する」として内容を一新し、カスタムWeb公開におけるグローバルフィールドとスクリプト変数の有効範囲や、グローバルフィールドとスクリプト変数の違いについての解説を新たに追加しました。
[関連]カスタムWeb公開におけるスクリプト変数の有効範囲(FAMLog)
Ruby on Rails 2.2
November 26, 2008
Rubyで記述されたオープンソースのWebアプリケーションフレームワーク「Ruby on Rails 2.2」が公開されています。
バージョン2.2では、標準で国際化対応の機構が用意され、Ruby 1.9およびJRubyとの互換性が向上しています。さらに、Railsがスレッドセーフで動作するようになり、HTTPヘッダーのETagおよびLast-Modifiedヘッダーがサポートされるなど、数多くの機能の追加や改良が行われています。
なお、Ruby on Railsは、先月バージョン2.0.5とバージョン2.1.2が公開されていて、共にセキュリティ脆弱性の修正が行われています。
FileMaker Server カスタムWebテクニック改訂版:第4章の変更点
November 25, 2008
書籍「FileMaker Server カスタムWebテクニック改訂版」は、2005年11月に発行された「FileMaker Server カスタムWebテクニック」に大幅に加筆修正を加え、構成を変更した改訂版です。
第4章の「出力結果の調整」では、主に細かい内容の見直しと構成の変更を行いました。
「4.1.2 出力結果の文字エンコーディングを指定する」では、管理コンソールではなくバージョン9のAdmin Consoleを使用して設定を変更する手順に内容を更新しました。
「4.2.6 改行して表示する」では、単にfmxslt:break_encode関数の使い方を解説するだけではなく、disable-output-escaping属性とHTMLエスケープに関する説明も追加しました。
「4.4.6 チェックボックスで値一覧の特定の値が保存されているか確認する」では、カレントノードに関する解説や、labelタグのfor属性およびinputタグのtabindex属性への言及を追加しました。
また、前著の「3.1.5 文字参照を出力する」はタイトルと解説が一致していなかったため、「4.2.7 HTMLで特別な意味を持つ文字をそのまま出力する」として解説内容を一新しました。
上記以外にも、最近の事情にあった内容に変更したり、細かい注記や解説を追加して、内容の見直しを全体的に行いました。
FileMaker Server カスタムWebテクニック改訂版:第3章の変更点
November 21, 2008
書籍「FileMaker Server カスタムWebテクニック改訂版」は、2005年11月に発行された「FileMaker Server カスタムWebテクニック」に大幅に加筆修正を加え、構成を変更した改訂版です。
第3章の「データの取得と処理」では、主にバージョン8および9の新機能についての内容もカバーし、下記の節を新たに追加しました。
・3.2.4 FileMakerデータベースのエラーコード番号を取得する
・3.3.21 スクリプトに引数を渡す
・3.3.22 FileMakerクエリー文字列で複雑な検索条件を指定して検索を行う(複合検索)
・3.3.24 ポータルレコードの取得にポータル設定オプションを利用する
・3.3.27 ポータル内のレコードを削除する
上記以外も全体的に文章の見直しを行い、細かい注意点や解説を追加、更新しました。また、各クエリーコマンドおよび引数が、FileMaker API for PHPにおけるどのメソッドに対応しているかという記述も参考までに追加しました。
[関連]FileMaker Server カスタムWebテクニック改訂版:内容の立ち読み(FAMLog)
FileMaker Server カスタムWebテクニック改訂版:第2章の変更点
November 20, 2008
書籍「FileMaker Server カスタムWebテクニック改訂版」は、2005年11月に発行された「FileMaker Server カスタムWebテクニック」に大幅に加筆修正を加え、構成を変更した改訂版です。
第2章の「FileMaker Server 9のセットアップ」では、前著の付録で解説していたFileMaker Server 7 Advancedのセットアップ手順を、FileMaker Server 9に基づいた内容に一新しました。バージョン8.0v4以前とバージョン9では、インストール手順や管理ツールが異なっているため、バージョン9を利用する前提の内容となっています。
さらに、数多くのスクリーンショットとファイアウォールの設定に関する記述を新たに追加し、Mac版についてはMac OS X LeopardおよびMac OS X Server Leopardに基づいた内容に更新しました。
FileMaker Server カスタムWebテクニック改訂版:第1章の変更点
November 19, 2008
書籍「FileMaker Server カスタムWebテクニック改訂版」は、2005年11月に発行された「FileMaker Server カスタムWebテクニック」に大幅に加筆修正を加え、構成を変更した改訂版です。
第1章の「イントロダクション」では、全体的に内容の見直しを行い、加筆修正を加えました。
前著の「1.1 FileMakerの特色」は、「1.1 FileMakerの特長」として内容を刷新し、簡潔にFileMakerの特長について解説しました。また、「1.2 FileMakerによるWeb公開の手法とその種類」は新たに加筆した節となっています。
「1.4 FileMakerのWeb公開機能の歴史」と「1.6 バージョン7以降におけるカスタムWeb公開の新機能と改善点」では、バージョン8、8.0v4および9の新機能や改善点、変更点についての内容を加えました。新機能や変更点のまとめを確認したい場合にご参照ください。
上記以外でも、バージョン8以降の情報を加えたり、PHPがサポートされた現状にあうように内容の見直しを全体的に行いました。
[関連]FileMaker Server カスタムWebテクニック改訂版:内容の立ち読み(FAMLog)
(2008/11/22追記:「加筆を加えた節」を「加筆した節」に修正しました。)
FileMaker Proの取得関数とFileVault
November 18, 2008
FileMaker Proの取得関数は、FileMaker Proデータベース内の要素や現在の状態についての情報を取得するために使用します。
取得関数では、Mac OS Xで利用できるFileVault機能の利用の有無により返ってくる値が異なる関数がありますが、その関数の一覧は下記の通りです。
・Get(デスクトップパス)
・Get(テンポラリパス)
・Get(ドキュメントパス)
・Get(ファイルパス)
・Get(環境設定)
これらの関数をMac OS Xで使用する場合には、FileVaultを有効にしている環境も考慮する必要があります。
[関連]Get(デスクトップパス)関数とFileVault(FAMLog)
APPLE-SA-2008-11-13 Safari 3.2
November 17, 2008
アップルから、セキュリティ脆弱性の修正を含んだ「Safari 3.2」が配布されています。
Safari 3.2では、SafariとWebKitの脆弱性が修正されており、計11件の脆弱性が修正されています。
EV SSL(Extended Validation SSL)証明書にも新たに対応し、EV SSL対応サイトにアクセスすると、ウインドウのタイトルバー右側にWebサイトを運営する組織の名称が緑色で表示されるようになっています。
FileMaker Web News:第36回 2008年11月号
November 14, 2008
「FileMaker Web News」第36回目をお届けします。
■FileMaker 9.0 SSL 証明書アップデータ
「FileMaker 9.0 SSL 証明書アップデータ」と「FileMaker Server 9.0 SSL 証明書アップデータ」が2008年10月に公開されました。これらのアップデータは、特定の条件下でFileMaker Serverに接続できない問題を解消するためのものです。
[関連]FileMaker 9.0 SSL 証明書アップデータ(FAMLog)
■FileMaker フォーラムが開設
FileMaker フォーラムが2008年10月中旬に開設されました。このフォーラムは、FileMaker, Inc.が運営するディスカッション・フォーラムの日本語版です。フォーラムへの参加には登録が必要ですが、トピックの検索や閲覧は登録をしなくても利用可能です。
[関連]FileMaker フォーラム(FAMLog)