FAMLog
FileMaker XSLTスタイルシート用拡張関数はRubyでも開発可能
September 22, 2008
FileMaker Server 9およびバージョン8以降のFileMaker Server Advancedでは、XSLTスタイルシートから直接呼び出せる独自の拡張関数をJavaScriptで作成できます。
JavaScriptに限らず各種スクリプト言語でFileMaker XSLTスタイルシート用の拡張関数を定義することができ、例えばJavaScriptではなくRubyを利用して拡張関数を開発することも可能です。
RubyでXSLTスタイルシート用拡張関数を開発するには、Javaで実装されたRuby処理系であるJRubyを利用します。「jruby.jar」をWeb公開エンジンに追加した後、Web公開エンジンを再起動することで、Rubyで拡張関数を定義できる環境が整います。
[関連]FileMaker 8 カスタムWeb公開の新機能と改善点 (2)(FAMLog)
APPLE-SA-2008-09-16 Apple Remote Desktop 3.2.2
September 18, 2008
「Apple Remote Desktop 3.2.2 Client」および「Apple Remote Desktop 3.2.2 Admin」が公開されています。
Apple Remote Desktop 3.2.2では、1件の脆弱性が修正されており、Security Update 2008-005がインストールされていない場合にローカルユーザーに権限昇格を許す脆弱性が修正されています。
対象となるOSは、Mac OS X v10.3.9以降およびMac OS X Server v10.3.9以降です。
Mac OS X v10.5.5 and Security Update 2008-006
September 17, 2008
Appleが、セキュリティ脆弱性の修正を含む「Mac OS X 10.5.5 Update」および「Mac OS X Server 10.5.5 Update」を公開しています。
バージョン10.4.11向けの「Security Update 2008-006」も同時に公開されており、下記のソフトウェアに関する脆弱性が修正されています。
・ATS、BIND、ImageIO、libresolv、Login Window、OpenSSH、QuickDraw Manager、Ruby、SearchKit、VideoConference(Mac OS X v10.4.11、Mac OS X Server v10.4.11、Mac OS X v10.5〜v10.5.4、Mac OS X Server v10.5〜v10.5.4)
・Directory Services(Mac OS X Server v10.4.11、Mac OS X v10.5〜v10.5.4、Mac OS X Server v10.5〜v10.5.4)
・ClamAV(Mac OS X Server v10.4.11、Mac OS X Server v10.5〜v10.5.4)
・Finder、Kernel、mDNSResponder、System Preferences、Time Machine、Wiki Server(Mac OS X v10.5〜v10.5.4、Mac OS X Server v10.5〜v10.5.4)
・System Configuration(Mac OS X v10.4.11、Mac OS X Server v10.4.11)
なお、このアップデートにより、OpenSSHはバージョン5.1p1に、Mac OS X Serverに付属のClamAVはバージョン0.93.3に、v10.4.11のBINDはバージョン9.3.5-P2に、v10.5.4のBINDはバージョン9.4.2-P2に更新されます。
FileMaker Web News:第34回 2008年9月号
September 16, 2008
「FileMaker Web News」第34回目をお届けします。
■FileMaker Server 9とPHPに関する解説書が発売
書籍「FileMaker Server大全 ver.9対応」が2008年8月下旬に発売されました。PHPを使用したカスタムWeb公開機能を中心に、FileMaker Server 9に関する役立つ情報がまとめられています。
[関連]FileMaker Server大全 ver.9対応(FAMLog)
■FileMaker Serverに関するガイドブックの続編が公開
ファイルメーカー社のWebサイトで、FileMaker製品を導入する際に役立つガイドブックの続編が2008年9月上旬に公開されました。今回はFileMaker Server 9の導入ガイドが新たに公開され、今後も順次新しいガイドブックが追加される予定となっています。
[関連]エキスパートに学ぶFileMaker導入ガイドブック (2)(FAMLog)
Apache Tomcat 5.5.27
September 12, 2008
「Apache Tomcat 5.5.27」が公開されています。
Tomcat 5.5.27では、ディレクトリトラバーサルやクロスサイトスクリプティングなど4点の脆弱性が修正されています。context.xmlまたはserver.xmlにおいてallowLinkingがtrueかつURIEncodingがUTF-8に設定されている場合に発生するディレクトリトラバーサルの脆弱性については、バージョン6.0系列ではApache Tomcat 6.0.18で修正されていますが、バージョン4.1系列ではまだ修正された正式版が公開されていません。
なお、FileMaker Server 9およびFileMaker Server 9 AdvancedではTomcat 5.5系列が利用されていて、バージョン9v3ではTomcat 5.5.17が使用されています。
FileMaker 9 "10+1"バンドル キャンペーン期間延長
September 11, 2008
ファイルメーカー社が、現在実施中の「FileMaker 9 "10+1"バンドル キャンペーン」を2008年12月26日まで期間を延長すると案内しています。
このキャンペーン製品は、VLAのキャンペーン製品であり、FileMaker Pro 9 (10ライセンス)と FileMaker Server 9(1ライセンス)が含まれます。最初の1年間有効なメンテナンスも付いていて、メンテナンスの有効期間内に新しいバージョンが日本国内で発売されると、追加支払いなしに新バージョンにアップグレードすることができます。
同時に、4本分の値段で5本分のFileMaker Pro 9をキャンペーン価格で購入できる「FileMaker Pro 9 5ライセンスパック キャンペーン」も2008年12月26日まで期間が延長されています。
APPLE-SA-2008-09-09 QuickTime 7.5.5
September 10, 2008
アップルから、セキュリティ脆弱性の修正を含んだ「QuickTime 7.5.5」が配布されています。
QuickTime 7.5.5では、9件の脆弱性が修正されており、悪意のあるファイルを開くことで任意のコードが実行される恐れのある脆弱性が修正されています。
対象となるOSは、Mac OS X v10.4.9以降、Mac OS X v10.5以降、Windows Vista、Windows XP SP2およびWindows XP SP3です。
QuickTime 7.5ではサポートされていたMac OS X v10.3.9がQuickTime 7.5.5ではサポート対象外となっており、あわせてセキュリティ脆弱性の修正を含むiTunes 8も公開されています。
第38回「FileMaker Fun Night!」イベントレポートが公開
September 09, 2008
セブンズドアが、毎月Apple Store, Ginzaで行っているイベント「FileMaker Fun Night!」のレポートを更新しています。
2008年8月24日に行われた第38回のイベントレポートが追加されており、ジョン・シンディラー氏による講演内容やFMTouch、および集計とカスタム関数に関する情報などが紹介されています。
次回は、「画像を上手に扱おう」というテーマで2008年9月27日(日)18:00-19:30に同イベントが開催される予定になっています。なお、同イベントは参加費および事前申し込みは共に不要です。
FileMaker Et Cetera
September 08, 2008
株式会社レクレアルが、FileMaker関連情報を届けるメールマガジン「FileMaker Et Cetera」の発行を開始しています。
FileMaker Et Ceteraは、月2回から月4回の不定期刊で、FileMakerに関するさまざまな情報や最新情報を伝えるメールマガジンです。無料で読者登録が可能です。
また、同メールマガジンでは、FileMaker関連の質問も受け付けており、その質問はメールマガジン上にて回答される予定であるとのことです。