FAMLog


Apache HTTP Server 2.2の改善点 (3)

July 25, 2008

Apache HTTP Server 2.2のhttpdコマンドには、現在組み込まれているモジュールの一覧を表示できる-Mオプションが新たに追加されています。

httpdコマンドの-lオプションでは静的に組み込まれたモジュールの一覧を確認できます。

一方、-Mオプションを使用すると、静的に組み込まれているモジュールだけでなく、mod_soで動的に組み込まれているモジュールの一覧も表示されます。

Tag: Apache

Mac版FileMaker Server 9でイベントログの言語を変更する

July 24, 2008

Mac版のFileMaker Server 9においてイベントログの言語を変更するには、データベースサーバーを停止した後に、ターミナルで次のように入力します。

sudo su - fmserver -c 'defaults -currentHost write "/Library/FileMaker Server/Library/Preferences/com.filemaker.fmserver" Preferences -dict-add SystemLocale English'
(実際には1行で入力します)

データベースサーバーを再度起動すると、上記の例ではイベントログで使用される言語が英語に変更されます。英語(English)以外に指定できる言語は、French、German、Japanese、ItalianまたはSwedishのいずれかです。

(2015/09/02追記:OS X版のFileMaker Server 14では設定ファイルの形式およびパスが変更されたため、上記の方法は利用できません。)

Tag: FileMaker

FileMaker Server 9でサポートされているPHPのバージョン

July 23, 2008

FileMaker Server 9に付属するFileMaker API for PHPは、バージョン4.3、4.4および5のPHPをサポートしています。

2008年7月23日現在、PHP 5系統の最新安定バージョンはPHP 5.2.6、PHP 4系統の最新バージョンはPHP 4.4.8です。

FileMaker Server 9のPHPを使用したカスタムWeb公開では、バージョン4.3以降のPHPが動作条件となっていて、PHP 4.3.11およびPHP 4.4.1、PHP 5.1.2で動作検証が行われています。

なお、PHP 5.0系列およびPHP 5.1系列は、すでにメンテナンスされておらず、PHP 4については重大なセキュリティに関わる修正のみ2008年8月8日まで対応される予定となっています。

Tag: FileMaker

OpenSSH 5.1

July 22, 2008

SSHプロトコルを使用するネットワーク接続ツールのフリーな実装であるOpenSSHの新バージョン「OpenSSH 5.1」が公開されています。

OpenSSH 5.1にはセキュリティに関連する修正が1点含まれており、sshd_configのX11UseLocalhost設定項目の値がnoである場合にHP/UXで可能だったX11の中間者攻撃を回避するように変更されています。なお、この問題は、BSD由来のシステムやLinux、Mac OS X、Solarisには影響しないとのことです。

機能追加や不具合の修正も数多く行われており、sshdに拡張テストモード(-Tオプション)が新たに追加されています。

[参考]OpenSSH情報 - OpenSSH 5.1/5.1p1 リリース

Tag: Security


fmsadminコマンドの活用 (10)

July 17, 2008

バージョン7以降のFileMaker Serverで利用できるfmsadminコマンドを使用すると、CLI(コマンドラインインターフェース)で任意のデータベースファイルの状態を取得することができます。

fmsadminコマンドを使用してFileMakerデータベースの状態を取得するには、STATUSコマンドを使用します。

[構文]
fmsadmin STATUS file [FILE]

[使用例]
$ fmsadmin status file FMServer_Sample

STATUSコマンドにより、データベースファイルの開閉状態を知ることができ、場合によってはファイルが開かれている最中であるということも分かります。

Tag: FileMaker

Xcode Tools 3.1

July 16, 2008

Appleから「Xcode Tools 3.1」が公開されています。

バージョン3.1では、セキュリティ上の問題が2点修正され、悪意を持って巧妙に作られたCore Image Fun Houseの書類を開くことで任意のコードが実行される恐れがあった問題、およびWebObjectsでリンク用URLを生成するAPIにおいてセッションIDの漏洩を招く結果となっていた問題に対処されています。

Xcode Tools 3.1は、http://developer.apple.com/からダウンロードでき、Mac OS X Leopardで動作します。

Tag: Security

FileMaker Web News:第32回 2008年7月号

July 15, 2008

「FileMaker Web News」第32回目をお届けします。

■ビジネス的な側面からFileMakerを解説した書籍が発売

書籍「FileMaker 実践データベースシステム」が2008年6月中旬に発売されました。ビジネス的な側面からFileMakerを解説しただけでなく、インスタントWeb公開やPHP Site Assistantに関する情報も掲載されています。

[関連]FileMaker 実践データベースシステム(FAMLog)

■RailsアプリケーションのためのApacheモジュールがバージョンアップ

RubyおよびRuby on Railsで構築されたWebアプリケーションを運用するためのApacheモジュールであるPhusion Passenger 2.0.1が2008年6月に公開されました。Ruby on Rails以外のRubyのフレームワークやPythonで実装されたWebアプリケーションフレームワークにも対応し、今後の動向が注目されるApacheモジュールです。

[関連]Phusion Passenger 2.0.1(FAMLog)

Tag: News

FileMaker Server 9で自動的に拡張アクセス権が設定される場合

July 14, 2008

FileMaker Server 9では、拡張アクセス権がまったく有効になっていないFileMaker Proデータベースを開くと、完全アクセス権セットでFileMakerネットワーク共有(拡張アクセス権キーワード:fmapp)が自動的に有効になるようになっています。

バージョン7およびバージョン8のFileMaker Serverでは自動的に拡張アクセス権は設定されませんでしたが、バージョン9ではこの点で仕様が変わっているので多少注意が必要です。

なお、上記の拡張アクセス権自動設定機能は、FileMaker Server Admin Consoleのアップロードアシスタントが提供する機能ではなく、データベースサーバー自体が備えている機能です。

Tag: FileMaker

FileMaker Server 9の使用状況を確認する

July 11, 2008

FileMaker Server 9の使用状況を確認するには、FileMaker Server Admin Consoleにおいて([表示]メニューの)[使用状況]を選択します。

[使用状況]を選択して表示される[使用状況]ペインの画面では、クライアント接続数およびFileMaker Serverのパフォーマンスに関する使用状況を確認することができます。

より細かい情報を確認できるようになっていて、FileMaker Proクライアントの接続数だけでなく、ODBC/JDBC、インスタントWeb公開およびカスタムWeb公開のクライアント接続数も確認できます。また、パフォーマンスに関する使用状況についても収集される情報が旧バージョンより増えています。

Tag: FileMaker

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