FAMLog
Ruby 1.8.6-p230 & Ruby 1.8.7-p22
June 23, 2008
Ruby 1.8.6-p230およびRuby 1.8.7-p22が公開されています。
Ruby 1.8.6-p230およびRuby 1.8.7-p22では、サービス妨害攻撃を受けたり、任意のコードが実行される恐れのある脆弱性が修正されています。
同時に、Ruby 1.8.5-p231とRuby 1.9.0-2も公開されていますが、Ruby 1.8.5は今回でメンテナンスが終了する予定となっています。
Mac OS X LeopardではACLを標準で利用可能
June 20, 2008
Mac OS X v10.4ではアクセス制御リスト(ACL)は有効になっておらず通常では利用できませんでしたが、Mac OS X LeopardではACLを標準で利用できるようになっています。
アクセス制御リスト(ACL)を利用すると、ファイルやフォルダのアクセス権をきめ細かく制御することが可能です。
Mac OS X Leopardでは、chmodコマンドだけではなく、Finderの情報ウインドウを利用してACLの設定を編集することもできるようになっています。
[関連]Mac OS X v10.4でACLを有効にする(FAMLog)
Mac OS X LeopardにはBoot Campが標準で付属
June 19, 2008
Mac OS X Leopardには、IntelベースのMacでWindows XPおよびWindows Vistaの利用を可能にするBoot Campの正式版が標準で付属しています。
Boot Campは、一般で使用されている32ビット版のWindows XPとWindows Vistaをサポートしています。Boot Campの実行後、Mac OS X LeopardのDVDを挿入するだけで、動作に必要なドライバーが自動的にインストールされます。
Boot Campを使ってWindowsをインストールした後は、Mac OS XまたはWindowsのどちらのOSでもMacを起動でき、利用するOSを選ぶことができます。
Apache HTTP Server 2.2.9
June 18, 2008
「Apache HTTP Server 2.2.9」が公開されています。
Apache 2.2.9にはセキュリティ脆弱性の修正が2点含まれていて、mod_proxy_httpのDoS攻撃を受ける脆弱性とmod_proxy_balancerのCSRF攻撃を受ける脆弱性が修正されています。
Apache 2.2.9はApacheの最新安定バージョンと位置づけられており、本バージョンへのアップグレードが推奨されています。
Mac OS X LeopardはRuby on Railsを標準搭載
June 17, 2008
Mac OS X LeopardおよびMac OS X Server Leopardには、Ruby on Railsが搭載されています。
Mac OS X v10.5.3に標準搭載されているRuby on Railsのバージョンは1.2.6であり、Ruby用のWebサーバー兼HTTPライブラリであるMongrelや、Ruby製のアプリケーションデプロイメントツールであるCapistranoもMac OS X Leopardには標準で組み込まれています。
RubyGemsも標準で同梱されているため、RubyやRubyGemsを別途インストールすることなく、Rfmを容易にインストールすることも可能です。
FileMaker Web News:第31回 2008年6月号
June 16, 2008
「FileMaker Web News」第31回目をお届けします。
■FileMaker ServerへアクセスするためのPythonモジュール
オブジェクト指向スクリプト言語PythonからFileMaker Serverへのアクセスを可能にするオープンソースソフトウェアであるPyFileMaker 2.5が2008年5月下旬に公開されました。PyFileMakerは、Rfmと同様、XMLを使用したカスタムWeb公開機能を内部的に利用しています。
[関連]PyFileMaker 2.5(FAMLog)
■Ruby 1.8.7が登場
オブジェクト指向スクリプト言語Rubyの最新安定版となるRuby 1.8.7が2008年6月上旬に公開されました。次世代版Ruby 1.9の機能の一部がRuby 1.8でも利用できるようになっており、現時点の最新バージョンはバージョン1.8.7-p17です。
[関連]Ruby 1.8.7(FAMLog)、Ruby 1.8.7-p17(FAMLog)
Ruby 1.8.7-p17
June 13, 2008
オブジェクト指向スクリプト言語Rubyの最新安定版となる「Ruby 1.8.7-p17」が公開されています。
Ruby 1.8.7-p17は、Ruby 1.8.7の公開後に見つかった問題の修正を目的としており、安定性と互換性が向上しています。delegateライブラリの不具合が修正され、Ruby on Rails 2.0.2との互換性も改善されています。
Ruby 1.8.7をすでに導入していた場合には、本バージョンへのアップグレードが推奨されています。
Mac OS X Leopardはアプリケーション・ファイアウォールを搭載
June 12, 2008
Mac OS X Leopardでは、アプリケーション・ファイアウォールと呼ばれる技術が新たに導入されています。
アプリケーション・ファイアウォールでは、ネットワーク接続をポートごとではなく、アプリケーションごとに制御できます。[システム環境設定]アプリケーションにおいて、[セキュリティ]の[ファイアウォール]タブ内で、アプリケーション・ファイアウォールの動作モードを設定することができます。
なお、従来と同様、パケットフィルタリング機能を持つipfwを利用することも可能であり、アプリケーション・ファイアウォールはipfwで設定したルールを優先します。
[関連]APPLE-SA-2007-11-15 Mac OS X v10.5.1 Update(FAMLog)
Mac OS Xの次期メジャーバージョンはMac OS X Snow Leopard
June 11, 2008
アップルが、Mac OS Xの次期メジャーバージョンとなるMac OS X Snow Leopardを約1年後に出荷する予定であると発表しています。
Mac OS X Snow Leopardでは、マルチコアプロセッサーへの最適化、グラフィックプロセッシングユニット(GPU)の計算能力を汎用処理に利用するOpen Computing Language (OpenCL) への対応や、Microsoft Exchange 2007への標準対応などが行われる予定とのことです。
QuickTime X、JavaScriptの処理が高速化されたSafariなども含まれ、理論上利用可能なRAM容量が最大16TBになるそうです。
APPLE-SA-2008-06-09 QuickTime 7.5
June 10, 2008
アップルから、セキュリティ脆弱性の修正を含んだ「QuickTime 7.5」が配布されています。
QuickTime 7.5では、5件の脆弱性が修正されており、悪意のあるファイルを開くことで任意のコードが実行される恐れのある脆弱性が修正されています。
対象となるOSは、Mac OS X v10.3.9、Mac OS X v10.4.9以降、Mac OS X v10.5以降、Windows VistaおよびWindows XP SP2です。