FAMLog
Mongrelのバージョン確認方法
June 09, 2008
Rubyで記述されたWebサーバーであるMongrelのバージョンを確認する方法の1つにmongrel_railsコマンドを使用する方法があります。
mongrel_railsコマンドで--versionオプションを使用することでバージョンを確認することが可能であり、Mac OS X v10.5.3ではMongrelのバージョン情報は次のように表示されます。
$ mongrel_rails --version
Mongrel Web Server 1.1.4
[関連]Security Update 2008-003 and Mac OS X v10.5.3(FAMLog)
Mac OS X LeopardはApache HTTP Server 2.2を標準搭載
June 06, 2008
Mac OS X LeopardおよびMac OS X Server Leopardには、Apache HTTP Server 2.2が搭載されています。
Mac OS X v10.4まではApache HTTP Server 1.3が利用されていましたが、Apacheのバージョンが1.3系統から2.2系統に、PHPのバージョンが4.4系統から5.2系統に変わっているため、Leopardにアップグレードする際には注意が必要です。
なお、Security Update 2008-002を適用もしくはバージョン10.5.3にアップデートすることで、OSに搭載されているApache HTTP Serverのバージョンは2.2.8に、PHPのバージョンは5.2.5に更新されます。
第35回「FileMaker Fun Night!」イベントレポートが公開
June 05, 2008
セブンズドアが、毎月Apple Store, Ginzaで行っているイベント「FileMaker Fun Night!」のレポートを更新しています。
2008年5月18日に行われた第35回のイベントレポートが追加されており、検索結果を保持するテクニックやリレーションに関する考察、およびバージョン6以前からのコンバージョンに関する情報などが紹介されています。
次回は、「日付」について掘り下げる 、というテーマで2008年6月21日(土)18:00-19:30に同イベントが開催される予定になっています。なお、同イベントは参加費および事前申し込みは共に不要です。
Ruby on Rails 2.1
June 04, 2008
Rubyで記述されたオープンソースのWebアプリケーションフレームワーク「Ruby on Rails 2.1」が公開されています。
Rails 2.1では、バージョン2.0が公開されてから6ヶ月の間に寄せられた1600以上のパッチが取り込まれています。
バージョン2.1では、タイムゾーンがサポートされ、named_scopeによりActiveRecordで検索条件に名前をつけて利用できるようになっています。さらに、ActiveRecordオブジェクトの状態を追跡できるようになるほか、キャッシュ機能が強化されているなど、数多くの新機能が追加されています。
Ruby 1.8.7
June 03, 2008
オブジェクト指向スクリプト言語Rubyの最新安定版となる「Ruby 1.8.7」が公開されています。
Ruby 1.8.7では、組み込みクラスの機能充実、標準ライブラリの更新、パフォーマンスの改善、不具合の修正などが行われています。次世代版Ruby 1.9の機能が一部バックポートされていて、一部のメソッドがRuby 1.8でも利用できるようになっています。
なお、Ruby 1.8.6は今後もメンテナンスが継続される予定です。Ruby 1.8.5については、未適用のパッチを取り込んでから最後のリリースが行われ、その後はメンテナンスが終了する予定であるようです。
[関連]Ruby 1.8 リリース計画(Ruby Issue Tracking System)
OpenSSL 0.9.8h
June 02, 2008
通信暗号化ライブラリとして広く利用されているOpenSSLの新バージョン「OpenSSL 0.9.8h」が公開されています。
OpenSSL 0.9.8hでは、バージョン0.9.8fおよび0.9.8gに存在していたセキュリティ上の問題が2点修正されています。
なお、上記の欠陥は、OpenSSL 0.9.7以前やOpenSSL 0.9.8e以前には存在しません。
Macy'sがFileMaker Pro 9を採用
May 30, 2008
FileMaker, Inc.が、Macy's Parade & Entertainment Groupにより、ニューヨーク市で開催されるMacy's Thanksgiving Day Paradeの情報システムを管理するためのデータベースソフトウェアプラットフォームとしてFileMaker Pro 9が採用されたと発表しています。
メイシーズ(Macy's)はニューヨークに本拠をおく全米最大級の百貨店チェーンであり、Macy's Thanksgiving Day Paradeは何百万人もの観衆や何千万人ものテレビ視聴者を誇る感謝祭パレードです。
もともとMicrosoft Accessで構築されていた、Macy'sのパレードデータベースは、FileMaker Proの導入により時間のかかるタスクが短縮され、利用者のニーズによりよく応えられるようになったとのことです。将来的には、パレードにボランティアが参加するためのオンライン登録をできるようにするなど、Webとの連動も予定されているようです。
Security Update 2008-003 and Mac OS X v10.5.3
May 29, 2008
Appleが、セキュリティ脆弱性の修正を含む「Mac OS X 10.5.3 Update」および「Mac OS X Server 10.5.3 Update」を公開しています。
バージョン10.4.11向けの「Security Update 2008-003」も同時に公開されており、下記のソフトウェアに関する脆弱性が修正されています。
・AFP Server、Apple Pixlet Video、CFNetwork、CoreFoundation、CoreGraphics、CoreTypes、Flash Player Plug-in、International Components for Unicode、ImageIO、Single Sign-On(Mac OS X v10.4.11、Mac OS X Server v10.4.11、Mac OS X v10.5〜v10.5.2、Mac OS X Server v10.5〜v10.5.2)
・ATS、CUPS、iCal、Kernel、Mongrel(Mac OS X v10.5〜v10.5.2、Mac OS X Server v10.5〜v10.5.2)
・Wiki Server(Mac OS X Server v10.5〜v10.5.2)
・AppKit、Help Viewer、Image Capture、LoginWindow、Mail(Mac OS X v10.4.11、Mac OS X Server v10.4.11)
・Apache(Mac OS X Server v10.4.11)
なお、このアップデートにより、Mac OS X Server v10.4.11に付属のApache 2.0はバージョン2.0.63に、Flash Playerはバージョン9.0.124.0に、Mongrelはバージョン1.1.4に更新されます。
Mac OS X LeopardはUNIX 03標準規格に準拠
May 28, 2008
Mac OS X LeopardおよびMac OS X Server Leopardは、UNIX 03標準規格登録製品です。
IntelベースMacで動作するMac OS X Leopardは、2007年5月にUNIX 03の認定を受けていて、既存のすべてのUNIX 03準拠コードをコンパイルして実行することができます。
なお、UNIXはThe Open Groupの登録商標です。
[関連]Mac OS X Leopardが正式な「UNIX」に認定(マイコミジャーナル)
Mac OS X LeopardではNetInfoが廃止
May 27, 2008
Mac OS X LeopardではNetInfoが廃止されており、「NetInfo マネージャ」アプリケーションが含まれなくなっています。
Mac OS X v10.4 Tigerまでに含まれていたNetInfo マネージャで使用できていたいくつかの高度な機能は、コマンドラインユーティリティdsclで代替することができます。
例えば、dsclコマンドを使用することで、fmsadminグループに任意のユーザーを追加することができます。
[関連]Mac OS X 10.5: 以前「NetInfo マネージャ」にあったいくつかの機能の代わりにコマンドラインユーティリティ "dscl" を使用してください(アップル)