FAMLog
Ruby 1.8.6-p114
March 05, 2008
「Ruby 1.8.6-p114」が公開されています。
Ruby 1.8.6-p114では、Rubyに標準で添付されているWEBrickライブラリのセキュリティ脆弱性が修正されています。修正前のバージョンには、ディレクトリトラバーサルにより公開を意図していないファイルにアクセスされる問題が存在していたとのことです。
なお、Ruby 1.8.6-p114の公開にあわせて、Ruby 1.8.5-p115とRuby 1.9用のパッチも同時に公開されています。
FileMaker Server 9の新機能:電子メールの通知機能
March 04, 2008
FileMaker Server 9では、電子メールによる通知機能が新たにサポートされています。
FileMaker Serverでエラーや警告を検出した際に、指定したメールアドレスに通知メールを送信するよう設定することができます。また、バックアップや設定されたスケジュール処理が完了したときに、電子メールによる通知を受け取るように設定することも可能です。
電子メールの通知機能を利用するには、SMTPサーバーが別途必要です。FileMaker Server Admin Consoleを使用して、あらかじめSMTPサーバーや送信先のメールアドレスを設定しておく必要があります。
FileMaker Server 9の新機能:データベースアップロードアシスタント
March 03, 2008
FileMaker Server 9では、FileMaker Server Admin Consoleの一部の機能として用意されているデータベースアップロードアシスタントを使用して、FileMaker Serverにデータベースファイルを転送することができます。
オプションで、アップロードの終了後にFileMaker Serverでデータベースを開くことも可能です。データベースファイルの正しい置き場所について意識する必要もなく、以前より手軽にデータベースファイルの転送がしやすくなっています。
また、Mac OS Xでは、データベースアップロードアシスタントにより、データベースファイルのオーナーがfmserverに自動的に設定されます。データベースを手動でアップロードした場合にはファイルの所有権とアクセス権を調整する必要がありますが、データベースアップロードアシスタントではその必要はありません。
FileMaker Server 9の新機能:FileMaker PHP Site Assistant
February 29, 2008
FileMaker Server 9とFileMaker Server 9 Advancedには、Webサイト作成ツール「FileMaker PHP Site Assistant」が含まれています。
PHP Site Assistantを使用すると、ステップごとに質問に答えることで、FileMakerデータベースと連動したPHPベースのWebサイトを作成することができます。生成されたPHPコードを確認することで、FileMaker API for PHPの基本要素と、PHPを使用したカスタムWeb公開の基本事項を理解するのに役立ちます。
なお、PHP Site Assistantは、FileMaker Server Admin Consoleと同じくJava Web Startを利用しています。
Penrynを採用したMacBookとMacBook Proの新モデルが登場
February 28, 2008
アップルが、「MacBook」と「MacBook Pro」の新モデルを発表しています。
最新のインテル Core 2 Duo プロセッサー(コードネーム:Penryn)、より大容量のハードディスクドライブが搭載され、上位のモデルでは2GBのメモリーを標準装備しています。さらにMacBook Proには、最大512MBのビデオメモリーを持つ最新のNVIDIAグラフィックスプロセッサーと、MacBook Airで初めて採用されたマルチタッチトラックパッドを搭載しています。
MacBookの税込価格は、2.1GHz・ホワイトモデルが129,800円、2.4GHz・ホワイトモデルが154,800円、2.4GHz・ブラックモデルが179,800円となっています。MacBook Proの税込価格は、2.4GHz・15インチモデルが249,800円、2.5GHz・15インチモデルが299,800円、2.5GHz・17インチモデルが329,800円です。
FileMaker Developer Conference 2008
February 27, 2008
FileMaker, Inc.が、今年の7月13日から7月17日までアリゾナ州フェニックスのJW Marriott Desert Ridge Resort & Spaで開催される「FileMaker Developer Conference 2008」の登録受付を開始したと発表しています。
2008年5月15日までに申し込み・登録を完了した登録者は、通常料金から200ドルの割引を受けられます。また、 同カンファレンスの参加者には、 FileMaker Pro 9 Advanced(499ドル相当)が無料で提供されるとのことです。
70を上回るセッションやワークショップで、開発のベストプラクティスや新テクニックにフォーカスし、特に、WebサービスやPHP開発について集中的にセッションが行われる予定であるようです。
FX.php 4.5
February 26, 2008
PHPからFileMakerのデータベース処理を可能にするオープンソースのライブラリクラス「FX.php」のバージョン4.5が公開されています。
2年3ヶ月ぶりのアップデートとなるFX.php 4.5では、FX Fuzzy Debuggerが追加されている他、不具合の修正も含まれています。
FX Fuzzy Debuggerは、FX.phpに限らず、PHPでFileMakerデータベースと接続するWebアプリケーションを構築するときに重宝するツールになるとのことです。
[関連]FX.php ver4.5(FX.php と FileMaker API for PHP)
(2008/03/14追記:関連記事へのリンクを追加しました。)
FileMaker Server 9の新機能:PHPを使用したカスタムWeb公開
February 25, 2008
FileMaker Server 9では、通常版のFileMaker ServerがカスタムWeb公開機能をサポートするようになると共に、PHPを使用したカスタムWeb公開にも新たに対応しています。
カスタムWeb公開は、バージョン7以降ではFileMaker Server Advancedのみで利用可能な機能でしたが、バージョン9では通常版のFileMaker Serverでも利用できるようになっています。これにより、インスタントWeb公開やODBC/JDBCデータソースの利用が不要な場合には、FileMaker Server 9 AdvancedではなくFileMaker Server 9を使用することでコストを抑えることができます。
正式版のFileMaker API for PHPが同梱され、PHPを使用したカスタムWeb公開にも新たに対応しています。また、XML/XSLTを使用したカスタムWeb公開も従来と同様サポートされています。
FileMaker Server 9の新機能:外部SQLデータソースとの接続
February 22, 2008
FileMaker Server 9では、ODBCを介した外部SQLデータソースとの接続を可能にするFileMaker Pro 9の新機能を利用することが可能であり、外部SQLデータソースへの接続設定をサーバーベースで行うことができます。
FileMaker Server 9では、FileMaker Pro 9と同様、以下のSQLデータベースへの接続がサポートされています。
・Microsoft SQL Server 2000、Microsoft SQL Server 2005
・Oracle 9i、Oracle 10g
・MySQL 5.0 Community Edition
FileMaker Serverで1度設定を行えば、FileMaker Serverの各クライアントは、ODBCドライバやDSN(Data Source Name)を設定する必要はありません。
[関連]FileMaker Pro 9の新機能:外部SQLデータソースとの接続(FAMLog)