FAMLog
Xsan 2
February 21, 2008
アップルが、エンタープライズクラスのストレージエリアネットワーク(SAN)ファイルシステムの新バージョン「Xsan 2」を発表しています。
Xsan 2は、Xserve、Mac ProおよびApple Fibre Channel PCI-Xカードに対応し、1ライセンス当り119,800円にて販売されます。
Xsan 2の利用にはMac OS X LeopardまたはMac OS X Server Leopardが必要です。Xsan 2は、Brocade、QLogic、Ciscoなどのベンダーから発売されるXsan対応Fibre Channelスイッチ、およびXserve RAIDおよびPromise VTrak E-Class Fibre Channel RAIDサブシステムを含むRAIDストレージハードウェアをサポートします。
FileMaker Server 9の新機能:FileMaker Server Admin Console
February 20, 2008
FileMaker Server 9およびFileMaker Server 9 Advancedでは、「FileMaker Server Admin」と「Web公開エンジン管理コンソール」が統合され、ゼロから再設計された新しい管理ツール「FileMaker Server Admin Console」でFileMaker Serverの管理を行うように変更されています。
FileMaker Server Admin Consoleを使用すると、FileMaker Serverの設定と管理、ホストされたデータベースとクライアントの操作と監視、および使用状況情報の追跡をネットワーク経由で行うことができます。
Java Web Startを利用しており、Admin Consoleを起動させるためにはあらかじめバージョン5以上のJava Runtime Environmentがインストールされている必要があります。
FileMaker Pro 9の改善点:メニュー項目の整理
February 19, 2008
FileMaker Pro 9では、一部のメニュー項目が整理・変更されています。
バージョン9では、[ファイル]メニューの[定義]サブメニューが[管理]サブメニューになり、各[定義]ダイアログボックスは[管理]ダイアログボックスに名称が変更されています。[スクリプトの管理]ウインドウもこのサブメニューから呼び出せるようになった他、サブメニュー項目[ファイル参照...]が[外部データソース...]に名称変更されています。
また、従来のバージョンでは[FileMaker Pro]メニューもしくは[編集]メニューにあった[共有設定]サブメニューは、[ファイル]メニューに移動しています。
[レコード]メニューには[ウインドウ内容の再表示]メニュー項目が新たに追加され、[ヘルプ]メニューにもいくつかメニュー項目が追加されています。
[関連]FileMaker Pro 9の改善点:[ヘルプ]メニューの改善と強化(FAMLog)
CodeZineでインスタントWeb公開に関する記事が掲載
February 18, 2008
開発者のための実装系Webマガジン「CodeZine(コードジン)」において、FileMakerのインスタントWeb公開について執筆した記事が掲載されました。
リレー形式でFileMaker Proを紹介する連載の第8回目の記事「FileMaker Pro によるWebデータベース構築 (2) : インスタントWeb公開」では、FileMakerらしい使いやすさをWebで体現したインスタントWeb公開について解説しています。
次回は、別の執筆者により、PHPを使用したカスタムWeb公開について解説される予定になっています。
[関連]CodeZineでFileMakerのWeb公開に関する記事が掲載(FAMLog)
FileMaker Web News:第27回 2008年2月号
February 15, 2008
「FileMaker Web News」第27回目をお届けします。
■FileMakerのサーバー製品がMac OS X Leopardに対応
FileMaker Server 9v3 & FileMaker Server 9v3 Advanced アップデータが2008年2月上旬に公開されました。これにより、FileMaker Server 9およびFileMaker Server 9 Advancedの最新版はバージョン9.0v3(9.0.3.325)となり、Mac OS X Leopardに対応しています。
[関連]FileMaker Server 9v3 & FileMaker Server 9v3 Advanced(FAMLog)
■CodeZineでFileMakerのWeb公開に関する記事が掲載
開発者のための実装系Webマガジン「CodeZine(コードジン)」において、リレー形式でFileMaker Proを紹介する連載の第7回目の記事が掲載されました。第7回以降、3回に渡ってFileMakerのWeb公開機能について紹介される予定となっています。
[関連]CodeZineでFileMakerのWeb公開に関する記事が掲載(FAMLog)
(2008/03/15追記:カテゴリーをBookからNewsに変更しました。)
APPLE-SA-2008-02-11 Security Update 2008-001
February 14, 2008
Appleから「Security Update 2008-001」が公開されています。
Security Update 2008-001は、Mac OS X v10.4.11およびMac OS X Server v10.4.11向けに用意されていて、下記のソフトウェアが更新対象となっています。
・Directory Services、Mail、Open Directory、Samba、Terminal(Mac OS X v10.4.11、Mac OS X Server v10.4.11)
同時に公開されたMac OS X 10.5.2 UpdateとMac OS X Server 10.5.2 Updateにもセキュリティに関わる修正が含まれており、下記のソフトウェアが更新対象となっています。
・Foundation、Launch Services、NFS、Parental Controls、Samba、Terminal、X11(Mac OS X v10.5.0/v10.5.1、Mac OS X Server v10.5.0/v10.5.1)
Mac OS X 10.5.2 Update
February 13, 2008
Appleから「Mac OS X 10.5.2 Update」および「Mac OS X Server 10.5.2 Update」の配布が開始されています。
Mac OS X 10.5.2 UpdateはMac OS X Leopard用のアップデート、Mac OS X Server 10.5.2 UpdateはMac OS X Server Leopard用のアップデートとなっています。バージョン10.5.2にはセキュリティに関わる修正も含まれています。
なお、FileMaker ServerおよびFileMaker Server Advancedは、バージョン9.0v3でMac OS X Leopardに対応しています。
新・リレーションで極めるFileMaker
February 12, 2008
FileMakerのリレーショナルデータベース機能を解説した書籍「新・リレーションで極めるFileMaker」が2008年1月下旬に発売されています。
この書籍は「リレーションで極めるファイルメーカー7」の改訂版で、最新版のFileMaker Pro 9にも対応した内容となっています。
改訂版では、FileMaker 7以降で重要な概念である「コンテキスト」に関する解説や、FileMaker ServerのXSLTによるカスタムWeb公開機能を使ってカレンダー表示を行う例の解説などが新たに追加されています。また、トレーニングムービーを収録したCD-ROMも付属しています。
定価:3,570円(税込)
サイズ:B5変型
ページ数:372
著者:新居 雅行、新妻 利恵
出版社:ラトルズ
ISBN:978-4-89977-208-8[Amazon.co.jpで購入...]
[関連][書評] 新・リレーションで極めるFileMaker(Knockin' on Seven's Door)
APPLE-SA-2008-02-06 QuickTime 7.4.1
February 08, 2008
アップルから、セキュリティ脆弱性の修正を含んだ「QuickTime 7.4.1」が配布されています。
QuickTime 7.4.1では、1件の脆弱性が修正されており、RTSPをトンネリングするときのHTTPレスポンスの処理において、アプリケーションが予期せず終了したり、任意のコード実行を許してしまう脆弱性が修正されています。
対象となるOSは、Mac OS X v10.3.9、Mac OS X v10.4.9以降、Mac OS X v10.5以降、Windows VistaおよびWindows XP SP2です。
FileMaker 9 インスタントWeb公開で利用できるWebブラウザー
February 07, 2008
FileMaker Pro 9、FileMaker Pro 9 AdvancedおよびFileMaker Server 9 AdvancedのインスタントWeb公開機能で公開されているデータベースにアクセスできるWebブラウザーとして、以下のWebブラウザーがサポートされています。
・Windowsの場合:Microsoft Internet Explorer 6.0および7.0、Firefox 2.0
・Macの場合:Safari 1.2、1.3(Mac OS X v10.3)、Safari 2.0(Mac OS X v10.4)、Firefox 2.0
FileMaker Pro 9v3 アップデータでは、Mac OS X LeopardのSafari 3もサポート対象に追加されています。
バージョン8.5のインスタントWeb公開機能と比較すると、Internet Explorer 7とFirefox 2が新たにサポートされましたが、Safari 1.1とFirefox 1.0、Firefox 1.5はサポート対象外となっています。
なお、Firefoxについては、Firefox 1.5系列自体のサポートが2007年6月に終了しており、以後はFirefox 2の使用が推奨されます。
[関連]FileMaker 8.5 インスタントWeb公開で利用できるWebブラウザー(FAMLog)