FAMLog
FX.php 4.5
February 26, 2008
PHPからFileMakerのデータベース処理を可能にするオープンソースのライブラリクラス「FX.php」のバージョン4.5が公開されています。
2年3ヶ月ぶりのアップデートとなるFX.php 4.5では、FX Fuzzy Debuggerが追加されている他、不具合の修正も含まれています。
FX Fuzzy Debuggerは、FX.phpに限らず、PHPでFileMakerデータベースと接続するWebアプリケーションを構築するときに重宝するツールになるとのことです。
[関連]FX.php ver4.5(FX.php と FileMaker API for PHP)
(2008/03/14追記:関連記事へのリンクを追加しました。)
FileMaker Server 9の新機能:PHPを使用したカスタムWeb公開
February 25, 2008
FileMaker Server 9では、通常版のFileMaker ServerがカスタムWeb公開機能をサポートするようになると共に、PHPを使用したカスタムWeb公開にも新たに対応しています。
カスタムWeb公開は、バージョン7以降ではFileMaker Server Advancedのみで利用可能な機能でしたが、バージョン9では通常版のFileMaker Serverでも利用できるようになっています。これにより、インスタントWeb公開やODBC/JDBCデータソースの利用が不要な場合には、FileMaker Server 9 AdvancedではなくFileMaker Server 9を使用することでコストを抑えることができます。
正式版のFileMaker API for PHPが同梱され、PHPを使用したカスタムWeb公開にも新たに対応しています。また、XML/XSLTを使用したカスタムWeb公開も従来と同様サポートされています。
FileMaker Server 9の新機能:外部SQLデータソースとの接続
February 22, 2008
FileMaker Server 9では、ODBCを介した外部SQLデータソースとの接続を可能にするFileMaker Pro 9の新機能を利用することが可能であり、外部SQLデータソースへの接続設定をサーバーベースで行うことができます。
FileMaker Server 9では、FileMaker Pro 9と同様、以下のSQLデータベースへの接続がサポートされています。
・Microsoft SQL Server 2000、Microsoft SQL Server 2005
・Oracle 9i、Oracle 10g
・MySQL 5.0 Community Edition
FileMaker Serverで1度設定を行えば、FileMaker Serverの各クライアントは、ODBCドライバやDSN(Data Source Name)を設定する必要はありません。
[関連]FileMaker Pro 9の新機能:外部SQLデータソースとの接続(FAMLog)
Xsan 2
February 21, 2008
アップルが、エンタープライズクラスのストレージエリアネットワーク(SAN)ファイルシステムの新バージョン「Xsan 2」を発表しています。
Xsan 2は、Xserve、Mac ProおよびApple Fibre Channel PCI-Xカードに対応し、1ライセンス当り119,800円にて販売されます。
Xsan 2の利用にはMac OS X LeopardまたはMac OS X Server Leopardが必要です。Xsan 2は、Brocade、QLogic、Ciscoなどのベンダーから発売されるXsan対応Fibre Channelスイッチ、およびXserve RAIDおよびPromise VTrak E-Class Fibre Channel RAIDサブシステムを含むRAIDストレージハードウェアをサポートします。
FileMaker Server 9の新機能:FileMaker Server Admin Console
February 20, 2008
FileMaker Server 9およびFileMaker Server 9 Advancedでは、「FileMaker Server Admin」と「Web公開エンジン管理コンソール」が統合され、ゼロから再設計された新しい管理ツール「FileMaker Server Admin Console」でFileMaker Serverの管理を行うように変更されています。
FileMaker Server Admin Consoleを使用すると、FileMaker Serverの設定と管理、ホストされたデータベースとクライアントの操作と監視、および使用状況情報の追跡をネットワーク経由で行うことができます。
Java Web Startを利用しており、Admin Consoleを起動させるためにはあらかじめバージョン5以上のJava Runtime Environmentがインストールされている必要があります。
FileMaker Pro 9の改善点:メニュー項目の整理
February 19, 2008
FileMaker Pro 9では、一部のメニュー項目が整理・変更されています。
バージョン9では、[ファイル]メニューの[定義]サブメニューが[管理]サブメニューになり、各[定義]ダイアログボックスは[管理]ダイアログボックスに名称が変更されています。[スクリプトの管理]ウインドウもこのサブメニューから呼び出せるようになった他、サブメニュー項目[ファイル参照...]が[外部データソース...]に名称変更されています。
また、従来のバージョンでは[FileMaker Pro]メニューもしくは[編集]メニューにあった[共有設定]サブメニューは、[ファイル]メニューに移動しています。
[レコード]メニューには[ウインドウ内容の再表示]メニュー項目が新たに追加され、[ヘルプ]メニューにもいくつかメニュー項目が追加されています。
[関連]FileMaker Pro 9の改善点:[ヘルプ]メニューの改善と強化(FAMLog)
CodeZineでインスタントWeb公開に関する記事が掲載
February 18, 2008
開発者のための実装系Webマガジン「CodeZine(コードジン)」において、FileMakerのインスタントWeb公開について執筆した記事が掲載されました。
リレー形式でFileMaker Proを紹介する連載の第8回目の記事「FileMaker Pro によるWebデータベース構築 (2) : インスタントWeb公開」では、FileMakerらしい使いやすさをWebで体現したインスタントWeb公開について解説しています。
次回は、別の執筆者により、PHPを使用したカスタムWeb公開について解説される予定になっています。
[関連]CodeZineでFileMakerのWeb公開に関する記事が掲載(FAMLog)
FileMaker Web News:第27回 2008年2月号
February 15, 2008
「FileMaker Web News」第27回目をお届けします。
■FileMakerのサーバー製品がMac OS X Leopardに対応
FileMaker Server 9v3 & FileMaker Server 9v3 Advanced アップデータが2008年2月上旬に公開されました。これにより、FileMaker Server 9およびFileMaker Server 9 Advancedの最新版はバージョン9.0v3(9.0.3.325)となり、Mac OS X Leopardに対応しています。
[関連]FileMaker Server 9v3 & FileMaker Server 9v3 Advanced(FAMLog)
■CodeZineでFileMakerのWeb公開に関する記事が掲載
開発者のための実装系Webマガジン「CodeZine(コードジン)」において、リレー形式でFileMaker Proを紹介する連載の第7回目の記事が掲載されました。第7回以降、3回に渡ってFileMakerのWeb公開機能について紹介される予定となっています。
[関連]CodeZineでFileMakerのWeb公開に関する記事が掲載(FAMLog)
(2008/03/15追記:カテゴリーをBookからNewsに変更しました。)
APPLE-SA-2008-02-11 Security Update 2008-001
February 14, 2008
Appleから「Security Update 2008-001」が公開されています。
Security Update 2008-001は、Mac OS X v10.4.11およびMac OS X Server v10.4.11向けに用意されていて、下記のソフトウェアが更新対象となっています。
・Directory Services、Mail、Open Directory、Samba、Terminal(Mac OS X v10.4.11、Mac OS X Server v10.4.11)
同時に公開されたMac OS X 10.5.2 UpdateとMac OS X Server 10.5.2 Updateにもセキュリティに関わる修正が含まれており、下記のソフトウェアが更新対象となっています。
・Foundation、Launch Services、NFS、Parental Controls、Samba、Terminal、X11(Mac OS X v10.5.0/v10.5.1、Mac OS X Server v10.5.0/v10.5.1)
Mac OS X 10.5.2 Update
February 13, 2008
Appleから「Mac OS X 10.5.2 Update」および「Mac OS X Server 10.5.2 Update」の配布が開始されています。
Mac OS X 10.5.2 UpdateはMac OS X Leopard用のアップデート、Mac OS X Server 10.5.2 UpdateはMac OS X Server Leopard用のアップデートとなっています。バージョン10.5.2にはセキュリティに関わる修正も含まれています。
なお、FileMaker ServerおよびFileMaker Server Advancedは、バージョン9.0v3でMac OS X Leopardに対応しています。