FAMLog
Xserve Lights-Out Management Firmware Update 1.0
June 01, 2007
Appleから「Xserve Lights-Out Management Firmware Update 1.0」が公開されています。
このファームウェアアップデートでは、IntelベースのXserveにおけるセキュリティ上の問題が1点修正されています。
特定の方法で設定されたIntelベースのXserveに対して、IPMI経由でリモートから管理者権限を奪取されてしまう問題が修正されていて、IPMI経由でログインする場合にパスワードが求められるように対処されています。
第23回「FileMaker Fun Night!」イベントレポートが公開
May 31, 2007
セブンズドアが、毎月Apple Store, Ginzaで行っているイベント「FileMaker Fun Night!」のレポートを更新しています。
2007年5月26日に行われた第23回のイベントレポートが追加されており、ポータルの基本や応用事例、カスタムメニューおよびトランザクションに関する情報などが紹介されています。
次回は、「今さら人に聞けないスクリプト」というテーマで、2007年6月23日(土)18:00-19:30に同イベントが開催される予定になっています。なお、同イベントは参加費および事前申し込みは共に不要です。
(2021/03/07追記:リンク先のページがなくなっていたので、リンクを削除しました。)
APPLE-SA-2007-05-29 Security Update (QuickTime 7.1.6)
May 30, 2007
Appleから「Security Update (QuickTime 7.1.6)」が公開されています。
Security Update (QuickTime 7.1.6)では、悪意のあるWebサイトを表示すると任意のコード実行や機密情報の流出を許してしまう可能性があった、QuickTime for Javaの脆弱性が修正されています。
対象となるプラットフォームは、Mac OS XおよびWindowsです。
gccのバージョン確認方法
May 29, 2007
gccのバージョンを確認するには、gccコマンドで-dumpversionオプションを使用します。
Mac OS X v10.4.9にXcode Tools 2.4.1をインストールした環境では、gccのバージョン情報は次のように表示されます。
[実行例]
$ gcc -dumpversion
4.0.1
なお、Mac OS X v10.4でgccを使用するためには、Xcode Toolsをインストールする必要があります。現時点(2007年5月)で最新版であるXcode Tools 2.4.1は、ADCメンバーであればApple Developer Connection(ADC)のページからダウンロードすることができます。
packagemakerコマンドでインストールパッケージを作成する
May 28, 2007
Xcodeに含まれるPackageMakerを利用すると、Mac OS X用のインストールパッケージを作成することができます。
Mac OS X v10.4において、PackageMakerで作成したプロジェクトファイルは、各種設定が完了してから最終的に「Project」メニューの「Build...」を実行することで、インストールパッケージを作成することができます。
また、上記の方法の代わりに、packagemakerコマンドを使用すると、コマンドラインでインストールパッケージを作成することも可能です。
[実行例]
$ /Developer/Tools/packagemaker -build -proj /path/to/foo.pmproj -p /path/to/bar.pkg
APPLE-SA-2007-05-24 Security Update 2007-005
May 25, 2007
Appleから「Security Update 2007-005」が公開されています。
Security Update 2007-005は、Mac OS X v10.3.9、Mac OS X Server v10.3.9、Mac OS X v10.4.9およびMac OS X Server v10.4.9向けのもので、下記のソフトウェアが更新対象となっています。
・Alias Manager、BIND、crontabs、fetchmail、file、iChat、ruby、screen、texinfo、VPN(Mac OS X v10.3.9、Mac OS X Server v10.3.9、Mac OS X v10.4.9、Mac OS X Server v10.4.9)
・CoreGraphics、mDNSResponder、PPP(Mac OS X v10.4.9、Mac OS X Server v10.4.9)
なお、このアップデートにより、BINDはバージョン9.3.4に更新されます。
(2007/06/01追記:Security Update 2007-005を適用した後にMac OS X Server v10.4.9でDNSサービスが自動で開始されないことがある問題を修正するSecurity Update 2007-005 v1.1が2007年5月31日に公開されています。)
packagemakerコマンド
May 24, 2007
Xcodeに含まれるPackageMakerを利用すると、Mac OS X用のインストールパッケージを作成することができます。
PackageMakerは、GUIアプリケーションとして利用することもできますが、packagemakerコマンドを用いてコマンドラインでインストールパッケージを作成することも可能です。
packagemakerコマンドの詳細を確認したい場合には、下記のコマンドでmanページやヘルプを参照できます。
$ man packagemaker
$ /Developer/Tools/packagemaker -help
Apache HTTP Server 2.2の新機能 (5)
May 23, 2007
Apache HTTP Server 2.2では、apachectlコマンドにおいて新たにgraceful-stopがサポートされています。
Apache 2.0でも既存の処理中のリクエストが完了してから再起動を行うことは可能でした。一方、バージョン2.2ではgraceful-stopを利用することにより、既存のリクエストの処理が完了するまで、もしくはGracefulShutdownTimeoutディレクティブで指定されている秒数が経過するまで、サーバーは終了処理を待機することが可能になっています。
[実行例]
$ apachectl graceful-stop
Apache HTTP Server 2.2の新機能 (4)
May 22, 2007
Apache HTTP Server 2.2では、フィルター機能が強化・改善されており、mod_filterと呼ばれるモジュールが新たに追加されています。
Apache 2.0でもAddOutputFilterディレクティブ等を用いることによりフィルター処理は実現可能でしたが、さまざまな条件に応じて動的に設定できる柔軟性はほとんどありませんでした。
mod_filterにより、リクエストヘッダーやレスポンスヘッダー、および環境変数に応じて動的にフィルターを追加できるようになり、複数のフィルターを柔軟に組み合わせることができるようになっています。特に、環境変数によってフィルターを呼び出す機能は、mod_rewriteと同様の柔軟性があると見なすことができます。
JK 1.2.23
May 21, 2007
WebサーバーとTomcatの接続に使用されるコネクター「JK 1.2.23」が公開されています。
JK 1.2.23はJK 1.2系統の最新版のTomcatコネクターです。バージョン1.2.23では、セキュリティ上の問題(CVE-2007-1860)が1点修正されています。この問題は、JK 1.2.0からJK 1.2.22までのmod_jkのモジュールのみに存在していたものです。
なお、現時点のApache Tomcatの最新安定バージョンはバージョン6.0.13です。