FAMLog
FileMaker Developer Conference 2007
February 28, 2007
FileMaker, Inc.が、今年の8月5日から8月9日までフロリダ州オーランドで開催される「FileMaker Developer Conference 2007」の登録受付を開始したと発表しています。
同時に、このカンファレンスに先立ち、参加者同士でオンライン上で意見交換ができる交流サイト「FileMaker DevCon Online Connection」を初めてスタートさせたことも案内しています。
なお、2007年6月29日までに申し込み・登録を完了した登録者は、通常料金から200ドルの割引を受けられる、とのことです。
ModSecurity 2.1.0
February 27, 2007
Webサーバーへの侵入の検知および防御を目的としたApacheのモジュール「ModSecurity 2.1.0」が公開されています。
ModSecurity 2.1.0では、パフォーマンスが向上し、ModSecurity Core Rules 2.1-1.3.2b4が同梱されています。数多くの機能改善や不具合の修正が行われている他、statusアクションのデフォルト値が403に変更になっています。
なお、ModSecurity 2以降は、Apache HTTP Server 2.0以降で動作する前提となっており、Apache HTTP Server 1.3での動作はサポートされていません。
グローバルフィールドの定義
February 26, 2007
FileMaker Proでグローバル格納オプションが有効になっているフィールドは、「グローバルフィールド」と呼ばれます。
グローバルフィールドには、ファイル内のすべてのレコードで共通に使用される単一の値が含まれます。フィールドオプションの[データの格納]タブにおいて、[グローバル格納(すべてのレコードに1つの値)を使用する]にチェックをつけると、そのフィールドはグローバルフィールドとして扱われるようになります。
FileMaker Pro 7以降において、グローバルフィールドには、集計以外のすべてのフィールドタイプ(テキスト、数字、日付、時刻、タイムスタンプ、オブジェクト、計算)を使用することができます。
なお、グローバルフィールドに索引を設定することはできません。
データベースセッションとグローバルフィールドに関する注意点
February 23, 2007
FileMaker Server AdvancedのXSLTを使用したカスタムWeb公開で[データベースセッション]オプションを有効にした場合、リクエスト間でグローバルフィールドの値を保持することができます。
ただし、処理対象のデータベースファイルを切り替えると、グローバルフィールドの値は保持されません。Web公開エンジンが内部的に、新しい第2のファイルを開く前に、それまで開いていた第1のファイルを閉じてしまうためです。
代替手段として、第1のデータベースファイル内のレイアウト上に、第2のデータベースファイルにあるテーブルのレコードを表示するように設定する方法があります。これにより、処理対象のデータベースファイルを切り替えずに、第1のデータベースファイルを経由して第2のデータベースファイルのデータにアクセスすることができます。
[関連]FileMaker Server 7 Advanced カスタムWeb公開の新機能 (5)、データベースセッションの長所と短所(FAMLog)
fmxslt:set_session_object関数の引数
February 22, 2007
「FileMaker Server 8 Advanced カスタムWeb公開ガイド」には、fmxslt:set_session_object関数の引数としてノードセットや論理値を指定できることが記載されていますが、実際にはノードセットおよび論理値を指定することはできません。
fmxslt:set_session_object関数に渡されるオブジェクトは文字列として解釈されるようになっています。オブジェクトが文字列に変換されない場合はセッションに値が保存されず、FileMaker XSLT拡張関数のエラーコードは10100(原因不明のセッションエラー)が設定されます。また、空の文字列やnullを使用してセッションオブジェクトを設定しようとしても、上記と同様のエラーコード10100のエラーが発生します。このことは、fmxslt:set_session_timeout関数の件と同様、「FMS Web お読みください.pdf」にて言及されています。
なお、セッションの変数を削除する場合には、fmxslt:remove_session_object関数を使用します。
ClamXav 1.0.7
February 21, 2007
Mac OS Xで動作するフリーのウィルスチェッカーである「ClamXav 1.0.7」が公開されています。
バージョン1.0.7では、セキュリティ上の問題が修正された、ClamAVの最新安定版であるバージョン0.90が搭載され、スキャンの速度が従来に比べて倍になっています。
ClamXav 1.0.7は、UniversalアプリケーションとしてIntelベースのMacにも対応しており、Mac OS X v10.3およびv10.4で利用できます。
Java for Mac OS X 10.4 Release 5
February 20, 2007
アップルが「Java for Mac OS X 10.4 Release 5」を公開しています。
Java for Mac OS X 10.4 Release 5により、夏時間と時間帯についての情報が、最新(2007年1月8日時点)のものに対応するように改良されています。また、Mac OS X v10.4.8以上でのJava 2 Platform Standard Edition 5.0およびJ2SE 1.4の信頼性と互換性が改善されます。
このリリースにより、J2SE 5.0がバーション1.5.0_07に、J2SE 1.4がバーション1.4.2_12にそれぞれアップデートされます。
同時に、Mac OS X v10.3向けに「Java for Mac OS X 10.3 Update 5」も公開されており、J2SE 1.4がバーション1.4.2_12にアップデートされます。
APPLE-SA-2007-02-15 Security Update 2007-002
February 19, 2007
Appleから「Security Update 2007-002」が公開されています。
Security Update 2007-002は、Mac OS X v10.3.9、Mac OS X Server v10.3.9、Mac OS X v10.4.8およびMac OS X Server v10.4.8向けのもので、下記のソフトウェアが更新対象となっています。
・iChat、UserNotification(Mac OS X v10.3.9、Mac OS X Server v10.3.9、Mac OS X v10.4.8、Mac OS X Server v10.4.8)
・Finder(Mac OS X v10.4.8、Mac OS X Server v10.4.8)