FAMLog
第9回「FileMaker Fun Night!」イベントレポート
April 11, 2006
セブンズドアが、毎月Apple Store, Ginzaで行っているイベント「FileMaker Fun Night!」のレポートを更新しています。
2006年4月8日に行われた第9回のイベントレポートが追加されており、リレーションシップやFileMaker Server利用時のグローバルフィールドに関する話題を中心として、FileMakerでデータベース構築を行う際の定番的な落とし穴とその回避方法が紹介されています。
次回は、「開発事例シリーズ2 よくある業務系」というテーマで、2006年5月14日(日)17:00-18:00に同イベントが開催される予定になっています。
(2007/01/07追記:リンク先のURLを一部変更しました。)
(2021/01/20追記:リンク先のページがなくなっていたので、リンクを削除しました。)
APPLE-SA-2006-04-03 Mac OS X v10.4.6
April 10, 2006
Mac OS X v10.4.6にはセキュリティ脆弱性を修正するアップデートも含まれていて、ファームウェアのセキュリティ脆弱性が修正されます。
IntelベースのMacにおいて、物理的にコンピューターにアクセスできる場合に、ファームウェアパスワードを迂回することができた問題(CVE-2006-0401)がバージョン10.4.6で修正されています。
Mac OS X v10.4.6は、システム環境設定のソフトウェア・アップデート、もしくはAppleのWebサイトから入手できます。
Boot Camp Public Beta
April 07, 2006
アップルが、IntelベースのMacでWindows XPの利用を可能にする「Boot Camp(ブートキャンプ)」のパブリックベータソフトウェアを2006年4月5日に発表しています。
Boot Campを使用すると、Microsoft Windows XPのインストールディスクを持っているユーザーは、IntelベースのMacにWindows XPをインストールできるようになります。インストールが完了すると、ユーザーはコンピュータを再起動してMac OS XまたはWindows XPのいずれかを立ち上げることができます。
Boot Campのパブリックベータは、期間限定の試用版としてライセンスされるプレビューソフトウェアであり、www.apple.com/macosx/bootcamp/からダウンロードすることができます。Boot Campの製品版は、今後発表されるMac OS X v10.5 “Leopard”(レパード)の一機能として提供される予定です。
Mac OS X Update 10.4.6
April 06, 2006
Appleから「Mac OS X 10.4.6」アップデート(PowerPCベースMac用、IntelベースMac用)および「Mac OS X Server 10.4.6」アップデートがリリースされています。
Mac OS X v10.4.6の主な改良点は下記の通りです。
・各種のネットワーク環境におけるログインと認証
・AFPファイル共有でのファイルアクセスとバイトレンジロック機能
・プロキシサーバーの自動構成ファイル使用時のネットワークアクセス
・IPSecを使用したCisco VPNサーバーとの接続
・Bluetoothのワイヤレス機器の使用
・iWork '06やMicrosoft Officeの書類のSpotlight検索
・ネットワークホームディレクトリ使用時のWord書類の自動保存
・iPhoto 6用のAutomatorワークフローの作成
・.Macや携帯電話とのアドレスデータ、カレンダーの同期処理
・iDiskボリュームのマウント、マウント解除の処理
・他社製アプリケーションやデバイスとの互換性
・以前に、単体で実施されたセキュリティアップデートデート
なお、Mac OS X v10.4.6へのシステムソフトウェアアップデートを行うと、PowerPCベースのMacの場合は、インストール後の再起動が1度ではなく2度行われます。
東京大学大学院情報学環がFileMaker 8 製品ラインを採用
April 05, 2006
東京大学大学院情報学環が所蔵する第一次世界大戦期プロパガンダポスター約660点のデジタルアーカイブのデータベース化およびインターネット一般公開のためのツールとして、FileMaker Pro 8およびFileMaker Server 8 Advancedが同大学院情報学環に採用されたとファイルメーカー株式会社が2006年4月4日に発表しています。
このポスターコレクションは、東京大学大学院の書庫に半世紀以上も所蔵されていた貴重な文化遺産であり、同大学院情報学環の「戦争とメディア」研究プロジェクトのもと、デジタルアーカイブとしてデータベース化され、2006年4月4日よりインターネットにて一般公開されています。
同サイトは、Apache 2.0とPHP 5、FX.php、symfonyおよびFileMaker Server 8 Advancedを利用して開発されているようです。
[関連]「第一次世界大戦期プロパガンダ・ポスター コレクション」のデータベース化およびインターネットでの一般公開について(ファイルメーカー株式会社)、FilemakerとSymfonyでポスターDB(bmblog)
FileMaker Developer Conference 2006
April 04, 2006
FileMaker, Inc.が、今年8月13日から17日にかけてフロリダ州オーランドのJW Marriott Orland Grande Lakes Resortで開催される「FileMaker Developer Conference 2006」の登録受付を開始したと発表しています。
11年目を迎える今年のFileMaker Developer Conferenceでは、過去最多の60以上のセッションが用意され、基礎トラック(Fundamentals Track)、上級トラック(Advanced Track)、Web公開トラック(Web Publishing Track)およびワークショップトラック(Workshop Track)の4トラックに分けて実施される予定になっています。
今年は「FileMakerソリューションのWeb展開(Bringing FileMaker Solutions to the Web)」というテーマが掲げられており、Web公開およびPHP関連のセッションも多数用意されています。
FileMaker 8 インスタントWeb公開の新機能と改善点 (5)
April 03, 2006
FileMaker 8のインスタントWeb公開機能では認証方式が変更され、Basic認証(基本認証)からフォームベースの認証方式に変更されました。
Web経由でデータベースに接続するために認証が要求される場合には、ログイン情報を入力するためのフォームが用意されたページが表示されるようになり、アカウント名にISO 8859-1(Latin-1)文字セット以外の文字も使用できるようになっています。
従来のバージョン7ではBasic認証を利用していたことで、Webブラウザーがアカウント名とパスワードを記憶していたため、インスタントWeb公開において[ログアウト]スクリプトステップが意図した通りに機能しない場合がありました。フォームベース認証に変更されたことでその点も解消され、より望ましい形で[ログアウト]スクリプトステップが機能するようになったと言えます。
カスタムデータベースホームページに関するTips
March 31, 2006
FileMaker 8のインスタントWeb公開において、データベースホームページを独自のページに置き換えている場合に、ステータスエリアが表示されたままカスタムデータベースホームページが表示されてしまうことがあります。
上記の現象は、ユーザーがスクリプトによってログアウトしたり、セッションがタイムアウトした場合に発生しますが、これを防ぐには「iwp_home.html」ファイルのヘッダセクションに下記のJavaScriptを追加します。
if ( window != window.top ) top.location = "/fmi/iwp/cgi?-home";
なお、上記のtop.locationの値には他の任意のURLを指定することもできます。
FileMaker 8 インスタントWeb公開の新機能と改善点 (4)
March 30, 2006
FileMaker 8のインスタントWeb公開機能では、データベースホームページを独自のページに置き換えることができるようになっています。
この機能は、バージョン7ではサポートされていませんでしたが、バージョン8で再びサポートされるようになりました。
データベースホームページを置き換える場合には、「iwp_home.html」という名前のHTMLファイルをFileMaker Pro 8(もしくはFileMaker Pro 8 Advanced)の「Web」フォルダの中に配置します。なお、FileMaker Server 8 Advancedを使用している場合には、「FileMaker Server」フォルダ内にある「Web Publishing」フォルダの中の「IWP」フォルダに配置します。
FileMaker 8 インスタントWeb公開の新機能と改善点 (3)
March 29, 2006
FileMaker Pro 8 Advancedの新機能の1つに「ポップアップヘルプ」がありますが、この機能もインスタントWeb公開で使用できます。
ポップアップヘルプは、レイアウト上の任意のオブジェクトに設定することができ、カーソルをオブジェクトの上に置いたときに、決まった文字列や計算式の結果を表示することができます。
ただし、ポップアップヘルプの内容は、Webページが読み込まれたときに更新される仕様になっているため、画面遷移なしでは内容は更新されません。