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2.1GHz iMac G5
October 13, 2005
アップルが、iSightビデオカメラと「Front Row(フロントロウ)」メディアエクスペリエンスを搭載した、新しい「iMac G5」を発表しています。
今回発表されたiMac G5は、従来のモデルと比べて最大1/2インチ薄く、そして15%軽くなり、アップルの「Mighty Mouse(マイティーマウス)」が付属します。
Front Rowは、付属の「Apple Remote(アップルリモート)」コントローラを使って、約9メートル離れた場所から、iMacで音楽を再生したり、写真のスライドショーを楽しんだり、 DVDやiMovie、そしてiTunes Music Storeから購入したミュージックビデオなどを鑑賞することを可能にします。
新しいiMac G5シリーズは来週より順次販売が開始され、税込価格は、1.9GHz・17インチモデルが152,800円、2.1GHz・20インチモデルが199,800円となっています。
日本語版FileMaker Pro 8は2005年11月中旬に発売
October 12, 2005
ファイルメーカー社がFileMaker Pro 8およびFileMaker Pro 8 Advancedを2005年11月中旬に日本国内で発売すると発表しています。
FileMaker 8 ファミリ製品の他の製品の発売予定時期は、FileMaker Server 8が2005年12月中旬、FileMaker Server 8 AdvancedとFileMaker Mobile 8が2006年1月となっています。
各製品の税込価格は、FileMaker Pro 8が39,900円、FileMaker Pro 8 Advancedが60,900円、FileMaker Server 8が134,400円、FileMaker Server 8 Advancedが302,400円、そしてFileMaker Mobile 8が9,240円となっていて、従来と比べて若干安くなっています。
OpenSSL 0.9.8a and 0.9.7h
October 11, 2005
通信暗号化ライブラリとして広く利用されているOpenSSLの新バージョン「OpenSSL 0.9.8a」および「OpenSSL 0.9.7h」がリリースされています。
バージョン0.9.8aおよび0.9.7hでは、OpenSSLを利用するサーバーアプリケーションにおいてSSL_OP_MSIE_SSLV2_RSA_PADDINGオプションを有効にした場合に発生する、セキュリティ上の問題(CAN-2005-2969)が修正されています。
この問題が悪用されると、セキュリティ面で多くの弱点を有するSSL 2.0に強制的に後退させることが可能であり、多くのサードパーティ製ソフトウェアが影響を受けると考えられます。
FileMaker Pro 8はFileMaker Pro 7のファイルフォーマットを踏襲
October 07, 2005
FileMaker Pro 8のデータファイルフォーマットは、バージョン7のファイルフォーマットを踏襲しています。同じファイルフォーマットであるため、FileMaker Pro 8はFileMaker 7のデータベースファイルを変換することなくそのまま開くことが可能です。
ただし、FileMaker Pro 8では新しい関数や機能が数多く追加されているため、FileMaker Pro 8の新機能を利用して作成されたデータベースファイルをFileMaker Pro 7(もしくはFileMaker Developer 7)で開いた場合には、該当部分が正常に動作しないことが推測されます。
FileMaker Pro 8で開いたり、作成したデータベースファイルを、FileMaker Pro 7を使ってレイアウトやデータベース定義に関連する部分を変更しないことが推奨されるでしょう。
ModSecurity 1.9RC1
October 06, 2005
Webサーバーへの侵入の検知および防御を目的としたApacheのモジュール「ModSecurity 1.9RC1」がリリースされています。
ModSecurity 1.9RC1は、バージョン1.9系列正式版の最初の候補版であり、従来のバージョンと比較して数多くの点において改良が加えられたものとなっています。
ModSecurity 1.9の正式版は2005年10月31日頃にリリースされる予定になっているそうです。
TELWatcher 3用データベースファイル
October 05, 2005
株式会社キー・プランニングが、「TELWatcher 3」用データベースファイル(ファイルメーカーPro 5〜6用)の無償配布を開始したことを発表しています。
TELWatcher 3は、電話とFileMakerデータベースを連動させるCTIソフトウェアであり、これまでTELWatcher 3にはFileMaker Pro 7用データベースファイルが付属していました。今回新たに旧バージョン(バージョン5、5.5および6)用のデータベースファイルが用意され、別途旧バージョン用のデータベースファイルのみダウンロードできるようになっています。
FileMaker Server 8の英語版製品ドキュメント
October 04, 2005
米国でFileMaker Server 8が販売開始されたことで、FileMaker Server 8の製品ドキュメントのPDFファイル(英語版)が、FileMaker Server 8のリリースと同時にFileMaker, Inc.のWebサイトから入手できるようになっています。
新たに公開された、FileMaker 8関連の製品ドキュメントは下記の通りです。
・FileMaker Server 8 Administrator's Guide(PDF)
・FileMaker Server 8 Guide to Updating Plug-ins(PDF)
(関連)FileMaker Pro 8の英語版製品ドキュメント (1)、FileMaker Pro 8の英語版製品ドキュメント (2)、FileMaker Pro 8の英語版製品ドキュメント (3)、FileMaker Server 8 Advancedの英語版製品ドキュメント
(2006/01/18追記:FileMaker, Inc.のWebサイトで製品ドキュメントが追加されていたため、関連資料について追記しました。)
Apache HTTP Server 2.1.8-beta
October 03, 2005
Apache HTTP Serverの次期バージョンの開発途上版「Apache HTTP Server 2.1.8-beta」がリリースされています。
Apache 2.1.8-betaでは新たにapachectlコマンドでgraceful-stopがサポートされています。既存のリクエストが終了するまで、もしくはGracefulShutdownTimeoutディレクティブで指定されている秒数が経過するまで、サーバーは終了処理を待機するようになります。
セキュリティ脆弱性の修正も行われており、バーチャルホスト構成のサーバーで「SSLVerifyClient optional」の設定をしている場合に、Locationコンテクストで「SSLVerifyClient require」の設定が正常に機能せずに、クライアント認証が行われない問題(CAN-2005-2700)が修正されています。
(関連)mod_ssl 2.8.24 for Apache 1.3.33
(2006/01/03追記:リンク先のURLを一部変更しました。)
Mac版FileMaker Server 8の動作環境
September 30, 2005
FileMaker, Inc.のWebサイトによると、Mac版のFileMaker Server 8およびFileMaker Server 8 Advancedは、Mac OS X v10.4.x、Mac OS X v10.3.9、Mac OS X Server v10.4.xとMac OS X Server v10.3.9をサポートしています。
FileMaker Server 7でサポートされていたMac OS X v10.2.8とMac OS X Server v10.2.8は、FileMaker Server 8ではサポートされなくなっています。CPUとRAM容量についてはPowerPC G4 500MHz以上、RAMは256MB以上が要求され、この点はバージョン7と特に変わりありません。
クライアント数が50以上になる場合には、PowerPC G4 1GHz以上、RAMは512MB以上(1GB以上を推奨)となっていて、バージョン7と変わりありませんが、通常版のMac OS Xも動作環境として記載されています。
(2005/10/06追記:FileMaker Server 8 Administrator's Guide(PDF)では、クライアント数が50以上の場合には通常版のMac OS Xは動作環境として記載されていません。)
Jakarta Commons Email
September 29, 2005
Jakarta Projectが2005年9月27日(米国時間)にメール送信用のAPIを提供するJavaライブラリ「Jakarta Commons Email 1.0」を公開しています。
Commons Emailは、JavaMail APIをベースに、よりシンプルにメールの送信をできるようにすることを目的としていて、Apache License Version 2.0のもとオープンソースソフトウェアとして公開されています。
基本的なテキストベースのメールだけでなく、マルチパートの電子メールメッセージやHTML形式のメールを送信するためのクラスも用意されています。
(参考)JavaMailベースのメール操作API - Jakarta Commons-Email 1.0 公開 (MYCOM PC WEB)