FAMLog
Mac版GN-Byte
September 28, 2005
株式会社ジーネクストが、FileMaker 7以降で利用できなくなったバイト関数群を外部関数として利用することを可能にするFileMakerプラグイン「GN-Byte」のMac版を2005年9月26日から無償で配布しています。
GN-Byteは、FileMaker 7以降で利用できなくなったLeftb、Rightb、Lengthb、Middleb、PositionbおよびReplacebの各関数を、外部関数として利用できるようにするプラグインです。
今回新たにMac版が提供されるようになりましたが、同時にWindows版もFileMaker 7ネイティブ版に対応したものが配布されています。
FileMaker Server 8 Now Available
September 27, 2005
FileMaker, Inc.が2005年9月26日に「FileMaker Server 8」をリリースしたと発表しています。
FileMaker Server 8ではデータベースエンジンが改良され、処理内容によってはFileMaker Server 7と比較して最大89%処理能力が向上しているとのことです。同時に、FileMaker Server 8のベンチマーク結果が掲載されたページが公開されています。
なお、FileMaker 8 製品ラインの各製品について、日本市場での発売、仕様、価格等については現在のところ未定のままとなっています。
APPLE-SA-2005-09-22 Security Update 2005-008
September 26, 2005
Appleから「Security Update 2005-008」がリリースされています。
Security Update 2005-008は、Mac OS X v10.3.9、Mac OS X Server v10.3.9、Mac OS X v10.4.2およびMac OS X Server v10.4.2向けのもので、下記のソフトウェアが更新対象となっています。
・Mail、malloc、QuickDraw Manager、securityd(Mac OS X v10.3.9、Mac OS X Server v10.3.9、Mac OS X v10.4.2、Mac OS X Server v10.4.2)
・ImageIO、Ruby、SecurityAgent(Mac OS X v10.4.2、Mac OS X Server v10.4.2)
・QuickTime for Java、Safari、LoginWindow(Mac OS X v10.3.9、Mac OS X Server v10.3.9)
FileMaker Pro 8 AdvancedでXcodeによるプラグイン開発が可能に
September 22, 2005
FileMaker Pro 8 Advancedには、FileMakerのプラグインを開発するために必要な、Metrowerks CodeWarrior Development StudioとMicrosoft Visual Studio .NET 2003(Microsoft Visual C++)用のプロジェクトファイルだけでなく、Apple Xcode用のプロジェクトファイルが新たに同梱されています。
日本では2005年4月30日にDesktop向けCodeWarrior各製品の販売が終了している状況でしたが、Xcode用のプロジェクトファイルが公式に用意されたことにより、Mac OS X用のFileMakerプラグインを作成する際、CodeWarriorではなくApple純正の統合開発環境であるXcodeを使って開発できるようになります。
(参考)FileMaker Pro 8 Advanced Development Guide(PDF)
(関連)プラグインを作ってみよう(FMPro.jp)
(2006/01/03追記:リンク先のURLを一部変更しました。)
FileMaker Server 8 Advanced Development License
September 21, 2005
米国では、FileMaker Developer 7にFileMaker Server 7 Advancedの開発・テスト用ライセンスが付属していましたが、FileMaker Developer 7の後継にあたるFileMaker Pro 8 AdvancedにはFileMaker Server Advancedの開発・テスト用ライセンスが含まれなくなっています。
FileMaker Server 8 Advanced Development Licenseは、FileMaker Pro 8 Advancedには含まれず、FileMaker Server 8 Advancedが出荷され次第、FileMaker Solutions Alliance(FSA)のメンバーにのみ提供されるように変更されています。
なお、このDevelopment Licenseについては日本のファイルメーカー社からはこれまで特に案内されていませんので、Development Licenseの提供が今後日本でも行われるかについては現在も不明のままです。
(2006/01/13追記:日本のFSAメンバーにも上記の開発ライセンスが提供されることになりました。)
FileMaker DeveloperからFileMaker Pro Advancedに名称変更
September 20, 2005
FileMaker 8 製品ラインでは「FileMaker Pro 8 Advanced」が新しく登場しましたが、この製品は従来の「FileMaker Developer」に相当するものです。
FileMaker DeveloperからFileMaker Pro Advancedに名称が変更されましたが、ニュースリリースの抄訳では次のようにその理由が語られています。
「レベルの高いソリューションを作成されている FileMaker ユーザの数が増大しているにも拘らず、彼らはご自分達を従来型のデベロッパであるとは思っていないということが分かったので、FileMaker Developer から FileMaker Pro Advanced へと名称を変更したわけです。」(FileMaker, Inc.のニュースリリース(2005年8月29日米国時間)の抄訳より)
APPLE-SA-2005-09-13 Java Security Update
September 16, 2005
Mac OS X v10.3.9を対象とした「Java Security Update」がAppleからリリースされています。
Java 1.3.1 and 1.4.2 Release 2がMac OS X v10.4以降向けのものであるのに対し、今回リリースされたJava Security UpdateはMac OS X v10.3.9向けのものです。
このアップデートによりセキュリティ上の問題(CAN-2005-2527、CAN-2005-2530およびCAN-2005-2738)が修正されると共に、Java 1.4.2はバージョン1.4.2_09に、Java 1.3.1はバージョン1.3.1_16に更新されます。
APPLE-SA-2005-09-13 Java 1.3.1 and 1.4.2 Release 2
September 15, 2005
Appleから「Java 1.3.1 and 1.4.2 Release 2」がリリースされています。
Java 1.3.1 and 1.4.2 Release 2は、Mac OS X v10.4以降向けのもので、セキュリティ上の問題(CAN-2005-2527、CAN-2005-2528およびCAN-2005-2529)も修正されています。
このアップデートにより、Java 1.4.2はバージョン1.4.2_09に、Java 1.3.1はバージョン1.3.1_16に更新されます。
Xserve RAID 7TB
September 14, 2005
アップルが2005年9月13日に、3Uサイズの高可用性ラックストレージシステムである「Xserve RAID」ストレージシステムをアップデートし、7TB(テラバイト)という巨大なストレージ容量を約215円というギガバイト単価で提供することを発表しています。
新しいXserve RAIDの価格は次の通りで、2005年9月13日より順次販売開始されます。
・Xserve RAID(7TB):税込1,501,500円
・Xserve RAID(3.5TB):税込987,000円
・Xserve RAID(1TB):税込693,000円
同時に、1Uラックマウント型サーバー「Xserve(エックスサーブ)」も、500GBのハードディスクドライブを最大3台まで搭載できるように改良されています。
FileMaker 8の技術資料
September 13, 2005
米国でFileMaker 8 製品ラインが発表および発売されたことに伴い、FileMaker 8に対応した技術資料が、FileMaker Pro 8の発売と同時にFileMaker, Inc.のWebサイトでPDFファイルとして公開されています。
新たに公開された、FileMaker 8関連の技術資料は下記の通りです。
・Best Practices Upgrading to FileMaker 8: Migrating pre-.fp7 Solutions to FileMaker 8(PDF)
・Server External Authentication(PDF)
・Migration Foundations and Methodologies(PDF)
・How to Take Advantage of New Server Model and Capabilities(PDF)
・How to Benefit from Powerful New Web Publishing Capabilities(PDF)
(関連資料)How to Employ the New, Advanced Security System(PDF)