FAMLog
Node.js v16のサポート終了予定日
June 13, 2022
Node.js v16は2023年9月11日にサポートが終了する予定となっています。
Node.js v16は当初2024年4月にサポートが終了する予定でしたが、OpenSSL 1.1.1系列のサポートが2023年9月11日に終了する予定になっていることから、OpenSSL 1.1.1と同じタイミングでサポートを終了するように変更したとのことです。
なお、Claris FileMaker ServerやClaris FileMaker CloudのClaris FileMaker Data API エンジンではNode.jsが使われていて、FileMaker Server 19.4.2ではNode.js v14.18.1が使用されています。Node.js v14は2023年4月30日にサポートが終了する予定となっています。
[関連]OpenSSL 1.1.1系列のサポート終了予定日(FAMLog)、Node.js v14のサポート終了予定日(FAMLog)
PHP 7.4.30、PHP 8.0.20およびPHP 8.1.7が公開
June 10, 2022
PHP 7.4.30、PHP 8.0.20およびPHP 8.1.7が公開されています。
PHP 7.4.30、PHP 8.0.20およびPHP 8.1.7ではそれぞれセキュリティ脆弱性の修正が行われています。PHP 7.3系統の公式セキュリティサポートは2021年11月に終了しており、今後はバージョン7.4系列以降にアップグレードすることが強く推奨される状況になっています。
なお、PHP 7.4は2022年11月28日まで、PHP 8.0は2023年11月26日まで、PHP 8.1は2024年11月25日までセキュリティ修正が継続される予定となっています。
エミックオンラインセミナーを2022年6月28日に開催
June 09, 2022
2022年6月28日(火)正午から、OSS(オープンソースソフトウェア)として提供されているローコード開発プラットフォームの現状と動向について紹介するオンラインセミナーを開催します。
Claris FileMakerの代替となる可能性があるかもしれない、Webベースの社内ツールを開発できるソフトウェアを紹介します。今回紹介するローコード開発プラットフォームは、ToolJet、BudibaseおよびAppsmithの3種類です。
エミックオンラインセミナー
「OSSのローコード開発プラットフォームが秘める可能性」
開催日時:2022年6月28日(火)12:00(正午)~12:45
参加費:無料
主催:株式会社エミック
本セミナーはZoomのウェビナー機能を用いて実施します。視聴は無料ですが事前のお申し込みが必要です。
詳細については次のページをご覧ください。
https://emiconlineseminar202206.peatix.com/
Apache HTTP Server 2.4.54が公開
June 08, 2022
Apache HTTP Server 2.4.54が公開されています。
Apache HTTP ServerはオープンソースのWebサーバーソフトウェアです。Apache HTTP Server 2.4.54では、mod_proxyやmod_sed、mod_proxy_ajp、mod_lua等の脆弱性が修正されています。
なお、macOS版およびLinux版のClaris FileMaker Serverでは、WebサーバーにApache HTTP Serverが内部的に使用されています。
[関連]Q&A: Apache Server をバージョン 2.4.51 にアップグレード後、FileMaker Server へのファイルのアップロードが失敗する、もしくは遅くなる(Claris ナレッジベース)
macOS Venturaが2022年秋に登場予定
June 07, 2022
Appleが、macOS Montereyの後継バージョンとなるmacOS Venturaを今秋提供する予定であると発表しています。
macOS Venturaは今秋、無料のソフトウェアアップデートとして提供されます。macOS Venturaのデベロッパ向けベータ版は、本日よりdeveloper.apple.com/jpを通じてApple Developer Programのメンバーに提供されます。Macユーザーに対しては来月中にパブリックベータ版がbeta.apple.comで提供されます。
なお、macOS Venturaと同時にiOS 16やiPadOS 16、watchOS 9等も発表されており、それぞれ今秋正式に提供が開始される予定となっています。
FMDataAPI Ver.27が公開
June 06, 2022
Claris FileMaker Data APIをPHPで利用するためのクラスであるFMDataAPIのバージョン27が公開されています。
新居雅行氏が開発したFMDataAPIは、MITライセンスで提供されているオープンソースソフトウェアです。FMDataAPI Ver.27では、PHP 5およびPHP 7.0がサポート対象外となっています。
FileMaker Server 17以降で正式版として利用できるようになったFileMaker Data APIは、FileMaker Server 18以降では各種メタデータやレコード数に関する詳細情報を取得できるようになっています。なお、FMDataAPIは現在のところClaris FileMaker Cloud 2には対応していません。
(2022/08/05追記:「FMDataAPI Ver.26では、PHP 5およびPHP 7.0がサポート対象外となっています」を「FMDataAPI Ver.27では、PHP 5およびPHP 7.0がサポート対象外となっています」に修正しました。)
Claris ID トークンとClaris ID 更新トークンの有効期間
June 03, 2022
Claris FileMaker CloudでClaris FileMaker Data API、Claris FileMaker Admin APIまたはOData APIを使用するには、外部IdPアカウントではなくClaris ID アカウントを使用して認証する必要があります。
Claris IDのユーザー管理にはAmazon Cognitoが使用されていて、Amazon Cognito Identity SDK for JavaScriptやAWS SDK for Python等を使用してClaris ID トークンやClaris ID 更新トークン、APIの呼び出しに必要なセッショントークンの値を取得します。なお、JavaScriptやPython以外の言語でも各トークンを取得することは可能です。
Claris ID トークンとセッショントークンはそれぞれ1時間有効です。Claris Customer Console ヘルプによると、Claris ID 更新トークンは1年間有効です。Claris ID 更新トークンを使用するとClaris ID トークンの期限が切れた後もスクリプトを継続して動作させることができます。
[関連]外部認証での Claris ID の使用(Claris Customer Console ヘルプ)、Claris ID を認証し、FileMaker Admin API および Data API へのアクセスを許可する(Claris ナレッジベース)
Claris FileMaker Server 19.4で動作が確認されているOAuth アイデンティティプロバイダ
June 02, 2022
Claris FileMaker Serverでは外部クラウドサービスの資格情報を使用してFileMakerベースのカスタムAppにサインインできるように設定することができます。
Claris FileMaker Server 19.4でサポートされている定義済みのOAuth アイデンティティプロバイダは次の通りです。
・Amazon
・Google
・Microsoft
・AD FS
さらに、Claris FileMaker Server 19.4.1ではカスタム OAuth アイデンティティプロバイダを外部認証用に追加できるようになっていますが、Clarisによって動作が確認されているカスタム OAuth アイデンティティプロバイダは下記の通りです(2022年6月2日現在)。
・Okta
・Ping
・OneLogin
・Auth0
・LinkedIn
[関連]Claris FileMaker Server 19.4.1の新機能:カスタム OAuth アイデンティティプロバイダのサポート(FAMLog)、FileMaker Server の外部認証に対応したカスタマイズ可能な OAuth アイデンティティプロバイダ(Claris ナレッジベース)
Windows Server 2012のサポート終了予定日
June 01, 2022
Windows Server 2012および2012 R2のサポートは2023年10月に終了する予定となっています。
サポートが終了すると、定期的なセキュリティ更新プログラムの提供が停止します。有償の拡張セキュリティ更新プログラムの利用者やAzureへ移行する場合などを除き、今後はセキュリティ更新プログラムが原則として提供されなくなります。
現在Windows Server 2012および2012 R2を使用していて、拡張セキュリティ更新プログラムの提供対象でない場合には、Windows Server 2016やWindows Server 2019等に移行することを検討する必要があります。
[関連]SQL Server 2012 および Windows Server 2012 のサポート終了に応じた新しいオプション(Microsoft)
Form data to kintone 2.24.5が公開
May 31, 2022
Form data to kintone 2.24.5が公開されています。
Form data to kintoneは、WordPress用のフォームプラグインであるContact Form 7で作成したWebフォームから送信されたデータをkintoneに保存できるWordPressプラグインです。Form data to kintone 2.24.5では、Contact Form 7が無効になっているときにForm data to kintoneを有効化した際にバージョン2.22.0以降で警告メッセージが表示されていた点が修正されています。
Form data to kintoneのライセンスはWordPressと同じくGPLv2 or laterであり、WordPressの公式プラグインディレクトリからインストールおよびダウンロードできます。