FAMLog


Claris FileMaker Data Migration ToolとiOS App SDKが公開

May 10, 2022

Claris FileMaker Data Migration ToolとiOS App SDKが公開されています。同時に、開発者プレビュー版として提供されているClaris FileMaker Custom App Upgrade Toolも公開されています。

Claris FileMaker Data Migration ToolはClaris FileMakerのデータを移行できるコマンドラインツールであり、iOS App SDKはClaris FileMakerでビジネス用のネイティブiOSアプリケーションを作成できる開発ツールです。また、Claris FileMaker Custom App Upgrade Toolは、Claris FileMakerベースのカスタム Appを迅速に更新するためのコマンドラインツールです。

これらのClaris プラットフォーム用開発ツールは、これまでFileMaker Developer Subscription(FDS)の特典として提供されていましたが、今後はすべての人に対して提供されるようになっています。

Tag: FileMaker

OpenSSL 1.1.1oとOpenSSL 3.0.3が公開

May 09, 2022

OpenSSL 1.1.1oとOpenSSL 3.0.3が公開されています。

OpenSSLは通信暗号化ライブラリとして広く利用されているオープンソースソフトウェアです。OpenSSL 1.1.1oでは1点のセキュリティ脆弱性が修正されていて、OpenSSL 3.0.3では4点のセキュリティ脆弱性が修正されています。

なお、OpenSSL 1.1.1系列の最新バージョンはOpenSSL 1.1.1oですが、Claris FileMaker Pro 19.4およびClaris FileMaker Server 19.4ではOpenSSL 1.1.1lが使用されています。

[関連]JVNVU#93032579: OpenSSLに複数の脆弱性(Japan Vulnerability Notes)

Tag: Security

Claris FileMaker Server 19.1.2のサポート終了予定月

May 06, 2022

Claris FileMaker Server 19.1.2は2022年10月にサポートが終了する予定となっています。

2022年5月6日現在、Claris FileMaker ProおよびClaris FileMaker Serverの最新バージョンはそれぞれバージョン19.4.2です。FileMaker Pro 19.1.2は2022年9月に、FileMaker Pro 19.1.3とFileMaker Server 19.1.2は2022年10月にサポートが終了する予定となっています。そのため、2022年11月以降においてサポートされるFileMaker製品はバージョン19.2.1以降となります。

FileMaker製品のサポートポリシーは2019年末頃から変更されており、提供開始日から2年経過すると当該バージョンのサポートを終了するようになっています。

[関連]Claris の新しいサポートポリシー(Claris ナレッジベース)、Claris FileMaker Server 19.0.1のサポート終了予定月(FAMLog)

Tag: FileMaker

LibreSSL 3.5.2が公開

May 02, 2022

LibreSSL 3.5.2が2022年4月下旬に公開されています。

LibreSSLは、OpenSSLからフォークされたものであり、OpenBSDの標準TLSライブラリとして採用されています。RFC 3779 APIとCertificate TransparencyがOpenSSLから移植されているLibreSSL 3.5はこれまで開発版として公開されていましたが、今回公開されたバージョン3.5.2で安定版として配布されるようになっています。

なお、LibreSSLは約半年ごとに新しいバージョンの安定版がリリースされ、1年間更新が行われるスケジュールになっています。

Tag: Security

curl 7.83.0が公開

April 28, 2022

curl 7.83.0が公開されています。

curlは、さまざまな通信規格に対応しているデータ転送ソフトウェアであり、Claris FileMakerでも利用されています。curl 7.83.0では4点のセキュリティ脆弱性が修正されています。

なお、バージョン16以降のClaris FileMakerでは[URL から挿入]スクリプトステップでさまざまなcURLオプションを指定できるようになっています。Claris FileMaker Pro 19.3.1およびClaris FileMaker Server 19.3.1ではcurlが更新されており、curl 7.76.0が使用されるようになっています。

Tag: Apache

Ubuntu Server 22.04 LTSが公開

April 27, 2022

Ubuntu Server 22.04 LTSが公開されています。

UbuntuはDebianベースのLinuxディストリビューションです。Ubuntu Server 22.04 LTSは2027年4月に、Ubuntu Server 20.04 LTSは2025年4月に、Ubuntu Server 18.04 LTSは2023年4月に標準サポートが終了する予定となっています。

Linux版のClaris FileMaker Server 19.3.1以降ではCentOS Linuxの代わりにUbuntuがサポートされるようになっていますが、2022年4月時点においてFileMaker Server for Linuxではバージョン18.04 LTSのみがサポートされています。

[関連]Ubuntu 18.04 LTSの標準サポート終了予定日(FAMLog)

Tag: Linux

Claris FileMaker カスタム App 専用アイコン & ピクトグラム素材が更新

April 26, 2022

Claris FileMaker カスタム App 専用アイコン & ピクトグラム素材である「Iconnector 2」の提供が開始されています。

Claris FileMaker Pro 19.1以降を利用しているユーザーであれば無料でアイコンをダウンロードできます。FileMaker Proに用意されている標準のアイコン素材に加えて合計124(塗りつぶし有無、色違い等を含めると合計133)の業種・システムに対応するファイルアイコンや、合計300(塗りつぶし有無、色違い等を含めると合計495)のボタンアイコンを利⽤することができます。

なお、今回公開されたファイルに含まれるアイコンおよびピクトグラムはClaris FileMaker ソフトウェア上でのみ利用することができ、Claris FileMaker プラットフォーム以外では使用できません。

[関連]FileMaker App 専用 アイコン & ピクトグラム 素材が公開(FAMLog)

Tag: FileMaker

2022年4月「FileMaker Pro 東京ユーザーズミーティング」発表資料

April 25, 2022

2022年4月23日に行われた「FileMaker Pro 東京ユーザーズミーティング(FM-Tokyo)」で発表した資料を公開しました。

・ダウンロード:「Claris FileMaker Serverの監視にPrometheusを活用する」(PDF形式/ファイルサイズ:約1.6MB)

「Prometheus-and-Claris-FileMaker-Server.pdf」のSHA-256メッセージダイジェスト:
6954efd8f25ef98903ac044f5a28185f379e786a822ec38cc7eb2dd0e0f4cd47

■関連リンク

Prometheus

入門 Prometheus(O'Reilly Japan)

FMプラン(株式会社エミック)

Tag: FileMaker

macOS Serverの販売が終了

April 22, 2022

AppleがmacOS Serverの販売を終了したことを発表しています。

販売終了前にmacOS Serverを購入していた場合には、引き続きmacOS MontereyでmacOS Server 5.12.2をダウンロードして使用できます。macOS Server 5.12.2はmacOS Montereyのみに対応しており、将来登場するmacOSとは互換性はないとのことです。

なお、よく使われているサーバー機能(キャッシュサーバー、ファイル共有サーバーおよびTime Machineサーバー)については、macOS High Sierra以降に付属するようになっていました。

[関連]About macOS Server 5.7.1 and later(Apple Support)、macOS Server 5.7.1の変更点(FAMLog)

Tag: Mac

Apache Tomcat 8.5.78、Apache Tomcat 9.0.62およびApache Tomcat 10.0.20が公開

April 21, 2022

Apache Tomcat 8.5.78、Apache Tomcat 9.0.62およびApache Tomcat 10.0.20が2022年4月上旬に公開されています。

Tomcat Native Libraryがバージョン1.2.32に更新されているApache Tomcat 8.5.78、Apache Tomcat 9.0.62およびApache Tomcat 10.0.20では、Spring Frameworkにおける不適切なデータバインディング処理による任意コード実行の脆弱性(CVE-2022-22965)の影響を緩和する対策が追加されています。

なお、Spring Frameworkを使用していないClaris FileMakerはCVE-2022-22965(Spring4Shell)の影響を受けない旨がClaris ナレッジベースで今月案内されていました。

[関連]Spring4Shellの脆弱性(CVE-2022-22965)とClaris FileMaker(FAMLog)

Tag: Apache

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