FAMLog


Xcode 13.3の提供が開始

March 23, 2022

AppleからXcode 13.3の提供が開始されています。

Xcode 13.3には、iOS 15.4、iPadOS 15.4、tvOS 15.4、watchOS 8.5およびmacOS Monterey 12.3用のSDKが含まれています。また、iTMSTransporterとotoolのセキュリティ脆弱性が修正されています。

Xcode 13.3はApp Storeもしくはhttps://developer.apple.com/xcode/から入手可能で、動作条件としてmacOS Monterey 12以降が必要です。

Tag: Security

Security Update 2022-003 Catalinaの提供が開始

March 22, 2022

macOS Catalina 10.15.7用のSecurity Update 2022-003の提供が2022年3月中旬に開始されています。

macOS Catalina 10.15.7用のSecurity Update 2022-003では、アプリケーションにカーネル権限を取得されて任意のコードを実行される可能性がある問題や、ネットワーク上で特権的な地位を悪用した攻撃者からサービス運用妨害を受ける可能性がある問題などが修正されています。

なお、FileMaker Serverはバージョン18.0.3以降でmacOS Catalinaに対応していて、Claris FileMaker Server 19もmacOS Catalinaをサポートしています。

[関連]macOS Monterey 12.3の提供が開始(FAMLog)、macOS Big Sur 11.6.5の提供が開始(FAMLog)

Tag: Security

macOS Big Sur 11.6.5の提供が開始

March 18, 2022

macOS Big Sur 11.6.5の提供が開始されています。

macOS Big Sur 11.6.5では複数のセキュリティ脆弱性が修正されていて、アプリケーションにカーネル権限を取得されて任意のコードを実行される可能性がある問題や、ネットワーク上で特権的な地位を悪用した攻撃者からサービス運用妨害を受ける可能性がある問題などが修正されています。

なお、Claris FileMaker Serverはバージョン19.1.2以降であればmacOS Big Surと互換性があり、バージョン19.3.1以降でユニバーサルバイナリとしてAppleシリコン搭載Macに対応するようになっています。

[関連]macOS Monterey 12.3の提供が開始(FAMLog)

Tag: Security

macOS Monterey 12.3の提供が開始

March 17, 2022

macOS Monterey 12.3の提供が開始されています。

macOS Monterey 12.3では複数のセキュリティ脆弱性が修正されていて、curl がバージョン7.79.1に更新されています。macOS Montereyに対応しているMacは、MacBook(Early 2016以降)、MacBook Air(Early 2015以降)、MacBook Pro(Early 2015以降)、Mac mini(Late 2014以降)、iMac(Late 2015以降)、iMac Pro(2017以降)およびMac Pro(Late 2013以降)です。

Claris FileMaker ProおよびClaris FileMaker Serverはバージョン19.4.1以降で正式にmacOS Montereyに対応するようになっています。なお、macOS版のFileMaker Server 19.4.1以降では新規インストール時にPHPがインストールされなくなっている点に留意する必要があります。

Tag: Security

iOS 15.4およびiPadOS 15.4の提供が開始

March 16, 2022

iPhoneおよび第7世代iPod touch向けのソフトウェア・アップデートとなるiOS 15.4とiPad向けのソフトウェア・アップデートとなるiPadOS 15.4の提供が開始されています。iOS 15.4およびiPadOS 15.4では脆弱性の修正も行われています。

iOS 15.4に対応している機種は、第1世代以降のiPhone SE、iPhone 6s、iPhone 6s Plus、iPhone 7、iPhone 7 Plus、iPhone 8、iPhone 8 Plus、iPhone X、iPhone XR、iPhone XS、iPhone XS Max、iPhone 11、iPhone 11 Pro、iPhone 11 Pro Max、iPhone 12 mini、iPhone 12、iPhone 12 Pro、iPhone 12 Pro Max、iPhone 13 mini、iPhone 13、iPhone 13 Pro、iPhone 13 Pro Maxおよび第7世代のiPod touchです。

iPadOS 15.4に対応している機種は、第5世代以降のiPad、iPad Air 2、第3世代以降のiPad Air、9.7インチiPad Pro、10.5インチiPad Pro、11インチiPad Pro、12.9インチiPad Pro、iPad mini 4および第5世代以降のiPad miniです。

Tag: Security

Apache HTTP Server 2.4.53が公開

March 15, 2022

Apache HTTP Server 2.4.53が公開されています。

Apache HTTP Server 2.4.53では、HTTP Request Smuggling攻撃が可能になる脆弱性(CVE-2022-22720)や、mod_sedにおける整数オーバーフローまたはラップアラウンドおよび境界外書き込みの脆弱性(CVE-2022-23943)などが修正されています。

なお、Apache HTTP ServerはオープンソースのWebサーバーソフトウェアであり、macOS版およびLinux版のClaris FileMaker ServerではWebサーバーにApache HTTP Serverが内部的に使用されています。

[関連]JVNVU#99602154: Apache HTTP Server 2.4における複数の脆弱性に対するアップデート(Japan Vulnerability Notes)、Q&A: Apache Server をバージョン 2.4.51 にアップグレード後、FileMaker Server へのファイルのアップロードが失敗する、もしくは遅くなる(Claris ナレッジベース)

Tag: Apache

2022年3月「FileMakerユーザーズグループ中部」発表資料

March 14, 2022

2022年3月12日に行われた「FileMakerユーザーズグループ中部(FM-Chubu)」で発表したライトニングトークの資料を公開しました。

・ダウンロード:FMPress Formsの紹介とバージョン1.0.2の変更点(PDF形式/ファイルサイズ:約2.7MB)

「Introducing_FMPress_Forms_202203.pdf」のSHA-256メッセージダイジェスト:
159df60f2ed59fd291cb830fbe69fd731e4dd78cbb350cf782fcba2daba6cf44

■関連リンク

FMPress Forms(株式会社エミック)

FMPress Forms(WordPress プラグインディレクトリ)

エミックラーニング(株式会社エミック)

WordPress.org

Contact Form 7

Tag: FileMaker

WordPress 5.9.2が公開

March 11, 2022

WordPress 5.9.2が公開されています。

WordPressはブログから高機能なサイトまで作ることができるオープンソースソフトウェアです。バージョン5.9.2では、3点のセキュリティ脆弱性が修正されています。WordPressはバージョン6.0系統の開発も進められており、現在のところWordPress 6.0は2022年5月下旬に公開される予定となっています。

なお、FMPress Forms 1.0.2はWordPress 5.9.2と互換性があることを検証済みです。Contact Form 7とClaris FileMaker Serverを連携させることができるFMPress Formsを使用すれば、Contact Form 7で作成したWebフォームから送信されたデータをFileMakerデータベースに登録できるようになります。

[関連]FMPress Forms 1.0.2を公開(FAMLog)

Tag: WordPress

Claris FileMaker ProでUNIX時間を取得する方法

March 10, 2022

Claris FileMaker ProでUNIX時間を取得する方法の1つに、Claris FileMakerの取得関数とTimestamp関数、日付関数、時刻関数、GetAsNumber関数などを組み合わせる方法があります。

[例1]
GetAsNumber ( Get ( タイムスタンプ ) - Timestamp ( Date ( 1 ; 1 ; 1970 ) ; Time ( 0 ; 0 ; 0 ) ) ) - 60 * 60 * 9

[例2]
GetAsNumber ( Get ( ホストのタイムスタンプ ) - Timestamp ( Date ( 1 ; 1 ; 1970 ) ; Time ( 0 ; 0 ; 0 ) ) ) - GetAsNumber ( Get ( ホストのタイムスタンプ ) - GetAsTimestamp ( Floor ( Get ( 現在の時刻 UTC ミリ秒 ) / 1000 ) ) )

[例3]
Int ( Get ( 現在の時刻 UTC ミリ秒 ) / 1000 ) - 62135596800

UNIX時間は協定世界時(UTC)での1970年1月1日0時0分0秒からの形式的な経過秒数です。クラウドサービスによってはAPIを使うにあたりJWT(JSON Web Token)を作成しなければならない場合があり、その際にUNIX時間を取得する必要が出てくることがあります。

上の例1は、日本標準時(JST)であることが前提となっている式であり、Claris FileMaker Cloud上で実行される場合が考慮されていませんのでご注意ください。また、必要に応じて閏秒も考慮する必要があります。

[関連]FileMaker で気軽に UTC とその地域 (今回は JST)の時差を取得する方法(p388cellさんのnote)、epochTime(Brian Dunning's free FileMaker Custom Functions library)

(2022年3月10日追記:例2の式において、Get(タイムスタンプ)関数ではなくGet(ホストのタイムスタンプ)関数を使用するように式を変更しました。)

(2022年3月11日追記:関連記事を1つ追加しました。)

(2022年5月29日追記:[例3]を追加しました。)

Tag: FileMaker

Claris FileMaker Server 19.0.1のサポート終了予定月

March 09, 2022

Claris FileMaker Server 19.0.1は2022年5月にサポートが終了する予定となっています。

2022年3月9日現在、Claris FileMaker ProおよびClaris FileMaker Serverの最新バージョンはそれぞれバージョン19.4.2です。FileMaker Pro 19.0.1とFileMaker Server 19.0.1は2022年5月にサポートが終了する予定となっており、2022年6月以降においてサポートされるFileMaker製品はバージョン19.1.2以降となります。

FileMaker製品のサポートポリシーは2019年末頃から変更されており、提供開始日から2年経過すると当該バージョンのサポートを終了する予定であることが以前に案内されていました。

[関連]Claris の新しいサポートポリシー(Claris ナレッジベース)、FileMaker Server 18のテクニカルサポート終了予定日(FAMLog)

Tag: FileMaker

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