FAMLog
Claris FileMaker カスタム App 専用アイコン & ピクトグラム素材が更新
April 26, 2022
Claris FileMaker カスタム App 専用アイコン & ピクトグラム素材である「Iconnector 2」の提供が開始されています。
Claris FileMaker Pro 19.1以降を利用しているユーザーであれば無料でアイコンをダウンロードできます。FileMaker Proに用意されている標準のアイコン素材に加えて合計124(塗りつぶし有無、色違い等を含めると合計133)の業種・システムに対応するファイルアイコンや、合計300(塗りつぶし有無、色違い等を含めると合計495)のボタンアイコンを利⽤することができます。
なお、今回公開されたファイルに含まれるアイコンおよびピクトグラムはClaris FileMaker ソフトウェア上でのみ利用することができ、Claris FileMaker プラットフォーム以外では使用できません。
[関連]FileMaker App 専用 アイコン & ピクトグラム 素材が公開(FAMLog)
2022年4月「FileMaker Pro 東京ユーザーズミーティング」発表資料
April 25, 2022
2022年4月23日に行われた「FileMaker Pro 東京ユーザーズミーティング(FM-Tokyo)」で発表した資料を公開しました。
・ダウンロード:「Claris FileMaker Serverの監視にPrometheusを活用する」(PDF形式/ファイルサイズ:約1.6MB)
「Prometheus-and-Claris-FileMaker-Server.pdf」のSHA-256メッセージダイジェスト:
6954efd8f25ef98903ac044f5a28185f379e786a822ec38cc7eb2dd0e0f4cd47
■関連リンク
・Prometheus
・入門 Prometheus(O'Reilly Japan)
・FMプラン(株式会社エミック)
macOS Serverの販売が終了
April 22, 2022
AppleがmacOS Serverの販売を終了したことを発表しています。
販売終了前にmacOS Serverを購入していた場合には、引き続きmacOS MontereyでmacOS Server 5.12.2をダウンロードして使用できます。macOS Server 5.12.2はmacOS Montereyのみに対応しており、将来登場するmacOSとは互換性はないとのことです。
なお、よく使われているサーバー機能(キャッシュサーバー、ファイル共有サーバーおよびTime Machineサーバー)については、macOS High Sierra以降に付属するようになっていました。
[関連]About macOS Server 5.7.1 and later(Apple Support)、macOS Server 5.7.1の変更点(FAMLog)
Apache Tomcat 8.5.78、Apache Tomcat 9.0.62およびApache Tomcat 10.0.20が公開
April 21, 2022
Apache Tomcat 8.5.78、Apache Tomcat 9.0.62およびApache Tomcat 10.0.20が2022年4月上旬に公開されています。
Tomcat Native Libraryがバージョン1.2.32に更新されているApache Tomcat 8.5.78、Apache Tomcat 9.0.62およびApache Tomcat 10.0.20では、Spring Frameworkにおける不適切なデータバインディング処理による任意コード実行の脆弱性(CVE-2022-22965)の影響を緩和する対策が追加されています。
なお、Spring Frameworkを使用していないClaris FileMakerはCVE-2022-22965(Spring4Shell)の影響を受けない旨がClaris ナレッジベースで今月案内されていました。
[関連]Spring4Shellの脆弱性(CVE-2022-22965)とClaris FileMaker(FAMLog)
Get(対象レコード数)関数
April 20, 2022
Claris FileMaker ProのGet(対象レコード数)関数は、現在の対象レコード数を返す関数です。
データを検索する際にアクティブにしたテーブル内のレコードセットが対象レコードであり、現在のデータベースファイルで複数のウインドウが開いている場合、対象レコード数の値は一番手前にあるウインドウの結果のみが返されます。
Get(対象レコード数)関数はバージョン7以降で利用できる関数ですが、Get関数はバージョン6以前ではステータス関数であったため、当該関数は実質的にバージョン6以前から存在していた関数であると言えます。
[関連]FileMaker Pro 7 では、ステータス関数が Get 関数に変換される(Claris ナレッジベース)
Get(スクリプトの結果)関数
April 19, 2022
Claris FileMaker ProのGet(スクリプトの結果)関数は、実行されたサブスクリプトのスクリプト実行結果を返す、バージョン8以降で使用できる関数です。
スクリプト内でサブスクリプトを指定するには、[スクリプト実行]スクリプトステップや[サーバー上のスクリプト実行]スクリプトステップを用います。サブスクリプトが結果を返さない場合、スクリプト実行結果の内容は空または以前に実行されたサブスクリプトのスクリプト実行結果になります。
なお、サブスクリプトが実行した結果の値を制御するには、サブスクリプト内で[現在のスクリプト終了]スクリプトステップの[テキスト結果]オプションを使用します。
[関連]FileMaker Pro 8の新機能:スクリプト結果の指定と取得(FAMLog)、FileMaker Pro 8の新機能:バージョン8で追加された関数一覧(FAMLog)
FAMLog News Archive:第95回 2022年春号
April 18, 2022
■Claris FileMaker Cloud 2.19.4.3の提供が開始(2022年3月)
Claris FileMaker Cloud 2.19.4.2の提供が2022年2月に、Claris FileMaker Cloud 2.19.4.3の提供が2022年3月に開始されています。FileMaker Cloud 2.19.4.3では、FileMaker Cloud Admin ConsoleでClaris FileMaker Serverの新バージョンに関する通知が誤って表示される問題が修正されています。
[関連]Claris FileMaker Cloud 2.19.4.2の提供が開始(FAMLog)、Claris FileMaker Cloud 2.19.4.3の提供が開始(FAMLog)
■FMDataAPI Ver.26が公開(2022年3月)
Claris FileMaker Data APIをPHPで利用するためのクラスであるFMDataAPIのバージョン25およびバージョン26が2022年3月に公開されました。FMDataAPIはMITライセンスで提供されるオープンソースソフトウェアであり、FMDataAPI Ver.26ではFMDataAPIクラスにsetFieldHTMLEncodingおよびgetFieldHTMLEncodingメソッドが追加されています。
[関連]FMDataAPI Ver.26が公開(FAMLog)
(2023/03/01追記:「FMDataAPI Ver.26が公開が公開」を「FMDataAPI Ver.26が公開」に修正しました。)
PHP 7.4.29、PHP 8.0.18およびPHP 8.1.5が公開
April 15, 2022
PHP 7.4.29、PHP 8.0.18およびPHP 8.1.5が公開されています。
タイムゾーンのデータベースが更新されているPHP 7.4.29は、主にWindows版でOpenSSLとzlibのセキュリティアップデートを適用するために更新されたものであり、PHPのコアを構成するソースコードの変更は特にないとのことです。
なお、PHP 7.4は2022年11月28日まで、PHP 8.0は2023年11月26日まで、PHP 8.1は2024年11月25日までセキュリティ修正が継続される予定となっています。
Ruby 2.6の公式サポートが終了
April 14, 2022
2022年4月に公開されたRuby 2.6.10をもってRuby 2.6系列の公式サポートが終了しています。
バージョン2.6のサポート終了に伴い、今後Ruby 2.6系列に対するセキュリティパッチは提供されなくなるため、より新しいバージョンのRubyに移行することが強く推奨されます。なお、現時点におけるRubyの最新安定版は、Ruby 2.6.10と同時に公開されたRuby 3.1.2です。
Ruby 2.7系列については、2023年3月末頃に公式サポートが終了する予定となっています。Ruby 2.7系列は、通常メンテナンスフェーズを終了し、セキュリティメンテナンスフェーズに移行しています。セキュリティメンテナンスの期間は1年間で、この間は重大なセキュリティ上の問題への対応のみが行われます。
[関連]Ruby 3.1.2、Ruby 3.0.4、Ruby 2.7.6およびRuby 2.6.10が公開(FAMLog)
Ruby 3.1.2、Ruby 3.0.4、Ruby 2.7.6およびRuby 2.6.10が公開
April 13, 2022
Ruby 3.1.2、Ruby 3.0.4、Ruby 2.7.6およびRuby 2.6.10が公開されています。
Ruby 3.1.2およびRuby 3.0.4では2点のセキュリティ脆弱性(CVE-2022-28738、CVE-2022-28739)が修正されていて、Ruby 2.7.6およびRuby 2.6.10では1点のセキュリティ脆弱性(CVE-2022-28739)が修正されています。
なお、今回公開されたRuby 2.6.10をもってRuby 2.6系列の公式サポートが終了しています。バージョン2.6のサポート終了に伴い、今後Ruby 2.6系列に対するセキュリティパッチは提供されなくなるため、より新しいバージョンのRubyに移行することが強く推奨されます。