FAMLog
PHP 7.3.29、PHP 7.4.21およびPHP 8.0.8が公開
July 05, 2021
PHP 7.3.29、PHP 7.4.21およびPHP 8.0.8が公開されています。
PHP 7.3.29、PHP 7.4.21およびPHP 8.0.8ではそれぞれセキュリティ脆弱性の修正が行われています。PHP 7.3系列のアクティブサポートは2020年12月にすでに終了しており、重大なセキュリティに関わる修正が行われるセキュリティサポートは2021年12月6日までの予定となっています。
なお、PHP 7.4は2022年11月28日まで、PHP 8.0は2023年11月26日までセキュリティ修正が継続される予定となっています。
Appleシリコン搭載MacとGet(アプリケーションアーキテクチャ)関数
July 02, 2021
Claris FileMaker Proの「Get(アプリケーションアーキテクチャ)関数」は、現在のアプリケーションアーキテクチャを示す文字列を返します。
この関数が返す値は次の通りです。
・「x86_64」:64ビットバージョンのWindows版FileMaker Pro、Intel搭載Macで実行されているFileMaker Pro、FileMaker Server、FileMaker Cloud、FileMaker WebDirect、FileMaker Data APIおよびカスタムWeb公開の場合
・「arm64」:64ビットのARMベースのデバイスで実行されているFileMaker GoまたはAppleシリコン搭載Macで実行されているFileMaker Proの場合
Appleシリコン搭載Mac上で動作するFileMaker Pro 19.3でGet(アプリケーションアーキテクチャ)関数を実行すると、この関数の戻り値は「arm64」となります。
[関連]Get(アプリケーションアーキテクチャ)関数(FAMLog)、FileMaker CloudとGet(アプリケーションアーキテクチャ)関数(FAMLog)
Claris FileMaker 19.3とGet(システムプラットフォーム)関数
July 01, 2021
Claris FileMaker Proの「Get(システムプラットフォーム)関数」は、現在のプラットフォームを示す数値を返します。
この関数の戻り値は下記のようになります。Claris FileMaker 19.3では、プラットフォームがUbuntuの場合に8を返すようになっています。
・「1」:プラットフォームがmacOSである場合
・「-2」:プラットフォームがWindowsの場合
・「3」:プラットフォームがiOSまたはiPadOSの場合
・「4」:プラットフォームがClaris FileMaker WebDirectの場合
・「5」:プラットフォームがCentOS Linuxの場合
・「8」:プラットフォームがUbuntuの場合
2021年7月1日現在、バージョン2.19.3.48のClaris FileMaker CloudにおいてサーバーサイドスクリプトでGet(システムプラットフォーム)関数を実行すると、この関数の戻り値は「8」となります。
[関連]Claris FileMaker Cloud 2.19.2とGet(システムプラットフォーム)関数(FAMLog)
Claris FileMaker Go 19.3.1が公開
June 30, 2021
Claris FileMaker Go 19.3.1の提供が開始されています。
FileMaker Go 19.3.1ではいくつかの問題と互換性に関する問題が修正されているとのことですが、現在のところ変更点の詳細は不明となっています。
なお、FileMaker 18 プラットフォームは2021年6月25日にメーカーサポートが終了し、App StoreでのFileMaker Go 18の提供もすでに終了しました。セキュリティアップデートは最新版のみにしか提供されないこともあり、今後はClaris FileMaker製品をバージョン19以降にバージョンアップすることが強く推奨される状況になっています。
[関連]Claris FileMaker Pro 19.3.1 アップデータが公開(FAMLog)、Claris FileMaker Server 19.3.1の提供が開始(FAMLog)
Claris FileMaker Server 19.3.1の提供が開始
June 29, 2021
Claris FileMaker Server 19.3.1の提供が開始されています。
FileMaker Server 19.3.1では、FileMaker Server Admin Console上でCSR(証明書署名要求)ファイルを再度作成できるようになっただけでなく、[ログ]タブでFileMaker Serverのログを表示およびダウンロードできるようになっています。Linux版ではCentOS Linuxの代わりにUbuntuに対応し、macOS版ではユニバーサルバイナリとしてAppleシリコン搭載Macに対応するようになっています。
FileMaker Admin APIの機能が拡張されているだけでなく、さまざまな問題も修正されています。詳細についてはClaris FileMaker Server 19.3.1 リリースノートを参照するようにしてください。
[関連]Claris FileMaker Pro 19.3.1 アップデータが公開(FAMLog)
Claris FileMaker Pro 19.3.1 アップデータが公開
June 28, 2021
Claris FileMaker Pro 19.3.1の提供が開始されています。
macOS版のFileMaker Pro 19.3.1では、ユニバーサルアプリケーションとしてAppleシリコン搭載Macに対応しています。Windows版のFileMaker Pro 19.3.1では、WebコンテンツのレンダリングにInternet Explorerベースのエンジンの代わりに、Microsoft Edge WebView2を使用するようになっています。また、バージョン19.3.1では、プレビュー機能として搭載されているクイックスタートエクスペリエンスの機能も同時に強化され、下部タブバーの追加やリレーションシップの作成に対応するようになっています。
Claris FileMaker 19.3のリリースに伴い、プラグインのSDKや、FileMaker Developer SubscriptionおよびClaris パートナーの特典であるFileMaker data migration tool、FileMaker Custom App Upgrade toolおよびiOS App SDKも同時に更新されています。
[関連]Claris FileMaker 19.3を提供開始(Claris ナレッジベース)
FMウェブもくもく会 Vol.7開催のお知らせ
June 25, 2021
2021年6月27日(日)午前10時より「FMウェブもくもく会 Vol.7」を開催します。
カスタムWeb勉強会は2020年6月からFMウェブもくもく会としてリニューアルしました。FMウェブもくもく会は、Claris FileMakerとWebに関してもくもくがやがや一緒に勉強していく会です。2ヶ月に1回のペースで日曜の午前中に開催し、当面はオンラインで開催予定です。
詳細および参加申込については下記URLのページをご覧ください。
https://fmweb-mokumokukai.connpass.com/event/217445/
Claris FileMaker Cloud 2.19.3.1の新機能:Admin Console上でのスクリプトスケジュールの作成および編集
June 24, 2021
Claris FileMaker Cloud 2.19.3.1では、Admin Consoleを使用してFileMakerスクリプトを実行するスケジュールを作成および編集できるようになっています。
FileMaker Cloudでは、共有しているデータベースに含まれるFileMakerスクリプトを実行できます。FileMakerスクリプトを実行するスケジュールを作成するには、データベースを指定し、データベース内で作成されたスクリプトを選択して、スクリプトを実行する時間や頻度を指定します。
なお、スケジュール設定ファイルをロードすることも可能です。スケジュール設定ファイルをロードすると、既存のスクリプトスケジュールがすべて削除された上で設定ファイルのスケジュールに置き換えられるようになっているので、その点に留意する必要があります。
[関連]Claris FileMaker Cloud 2.19.3.1の提供が開始(FAMLog)
Claris FileMaker Cloud 2.19.3.1の新機能:Admin Console ログビューア
June 23, 2021
Claris FileMaker Cloud 2.19.3.1では、FileMaker Cloud Admin Consoleにログビューア機能が追加されています。
FileMaker CloudではUTC(協定世界時)でログのタイムスタンプが表示されますが、バージョン2.19.3.1ではFileMaker Cloud Admin Consoleの[ログ]タブを使用してログを表示およびダウンロードできるようになっています。ログを表示する際、列の並び替えやソート順の変更、フィルタ条件の適用も可能です。
なお、FileMaker Cloud Admin Consoleを使用するには、FileMaker Cloudのチームマネージャである必要があります。
[関連]Claris FileMaker Cloud 2.19.3.1の提供が開始(FAMLog)
Claris FileMaker Cloud 2.19.3.1の提供が開始
June 22, 2021
Claris FileMaker Cloud 2.19.3.1の提供が開始されています。
FileMaker Cloud Admin Consoleの[ログ]タブを使用してログを表示およびダウンロードできるようになったClaris FileMaker Cloud 2.19.3.1では、Admin Consoleを使用してFileMakerスクリプトを実行するスケジュールを作成および編集できるようになっています。
バージョン2.19.3.1では、FileMaker Cloudに大きいファイルをいくつかアップロードした後にClaris FileMaker Proが応答しない問題や、FileMaker Cloudで共有しているカスタム AppのClaris FileMaker WebDirectセッションが予期せず終了することがある問題なども修正されているとのことです。
[関連]Claris FileMaker Cloud 2.19 リリースノート(Claris)