FAMLog


OpenSSL 1.1.1kが公開

March 26, 2021

OpenSSL 1.1.1kが公開されています。

OpenSSLは通信暗号化ライブラリとして広く利用されているオープンソースソフトウェアです。OpenSSL 1.1.1kでは、影響度高と位置付けられているセキュリティ脆弱性(CVE-2021-3449およびCVE-2021-3450)が修正されています。

OpenSSLは現在バージョン3.0系統の開発も進められており、バージョン1.1.1系統の次のバージョンはバージョン3.0になる予定となっています。なお、バージョン1.0.2系列のサポートは2019年12月31日に終了したので、現状はバージョン1.1.1系列にアップグレードする必要がある状況です。

[関連]JVNVU#92126369:  OpenSSL に複数の脆弱性(Japan Vulnerability Notes)

Tag: Security

INTER-Mediator Ver.7が公開

March 25, 2021

INTER-Mediator Ver.7が公開されています。

INTER-Mediatorは、予算規模の小さな組織でも業務システムの開発を円滑にできることを目指して開発された、MITライセンスで提供されるWebアプリケーションフレームワークです。INTER-Mediator Ver.7では、Ver.6以降のサービスサーバーを利用して稼働するクライアント同期機能が搭載されています。sync-controlキーの値をコンテキストに加えると、変更処理がサービスサーバーに伝達されてから当該コンテキストを表示している各クライアントに伝達されて、変更結果が複数のクライアントに自動的に反映されるようになっています。

旧バージョンからバージョンアップする際には、必ず事前にバージョン移行ガイドINTER-Mediatorの方向性に関するページを参照するようにしてください。なお、Ver.5系統は安定版として引き続きサポートを継続しています。

Tag: FileMaker

Claris FileMaker Pro 19.2.2の変更点:[OAuth/AD FS が有効な場合でもサインインフィールドを表示]オプション

March 24, 2021

Claris FileMaker Pro 19.2.2では、OAuthまたはAD FSでサインインする際にアカウント名およびパスワードフィールドが初期状態で表示されないように変更されています。

バージョン19.2.2で[ファイルオプション]ダイアログボックスに新たに追加された[OAuth/AD FS が有効な場合でもサインインフィールドを表示]オプションを使用すると、OAuthまたはAD FSアイデンティティプロバイダが有効な場合でも、アカウント名およびパスワードフィールドを表示するように調整できます。

また、当該オプションを使用せずに、Shiftキー(Windows)またはoptionキー(macOS)を押しながらファイルを開くと、アカウント名およびパスワードフィールドを一時的に表示することが可能です。

[関連]Claris FileMaker Pro 19.2.2 アップデータが公開(FAMLog)

Tag: FileMaker

Claris FileMaker Pro 19.2.2の新機能:バージョン19.2.2で追加された関数一覧

March 23, 2021

Claris FileMaker Pro 19.2.2では新しい関数が追加され、インストールされているプラグインの属性を含むJSONオブジェクトを返す関数やアドオン開発者向けの関数が新設されています。

バージョン19.2.2で追加された関数一覧は次の通りです。

・Get(インストールされた FM プラグインの JSON)
・GetAddonInfo
・GetLayoutObjectOwnerInfo
・LayoutObjectUUID

GetAddonInfo、GetLayoutObjectOwnerInfoおよびLayoutObjectUUID関数は、アドオン開発者向けの関数として用意されています。Claris FileMaker Pro 19 ヘルプによると、LayoutObjectUUID関数は、[Web ビューアの設定]ダイアログボックスの[Web アドレス]ボックスにおける計算式でのみ使用できるとのことです。

[関連]Claris FileMaker Pro 19.2.2 アップデータが公開(FAMLog)

(2021/03/24追記:「なお、LayoutObjectUUID関数は、[Web ビューアの設定]ダイアログボックスの[Web アドレス]ボックスにおける計算式でのみ使用できます。」を「Claris FileMaker Pro 19 ヘルプによると、LayoutObjectUUID関数は、[Web ビューアの設定]ダイアログボックスの[Web アドレス]ボックスにおける計算式でのみ使用できるとのことです。」に変更しました。)

Tag: FileMaker

Claris FileMaker Cloud 2.19.2.2の提供が開始

March 22, 2021

Claris FileMaker 19.2.2の提供開始と同時に、Claris FileMaker Cloud 2.19.2.2の提供が開始されています。

Claris FileMaker Cloud 2.19.2.2では、日本語環境でもWebブラウザーを用いてチームマネージャがClaris Customer Consoleから直接カスタム Appを作成できるようになっています。

なお、FileMaker Cloud 2.19.2.2は、Claris FileMaker 19および18のクライアントと互換性があります。

[関連]Claris FileMaker Pro 19.2.2 アップデータが公開(FAMLog)

Tag: FileMaker

FileMaker選手権 2020の結果が発表

March 19, 2021

FileMaker選手権 2020の結果が発表されています。

6年ぶりに開催された、マイナビニュース主催のFileMaker選手権は、Claris FileMaker Proで作成したカスタム Appの中から優れた作品を決めるコンテストです。応募総数54作品の中から厳選なる審査を経て決まった受賞作品が今週になってFileMaker選手権 2020 特設サイトで発表されていました。

今回は開発未経験者部門とエンジニア経験者部門の2部門に分かれて審査されていました。金賞、銀賞、銅賞および審査員特別賞を受賞した作品については、FileMaker選手権 2020 特設サイトよりダウンロードできるようになっています。

Tag: FileMaker

Claris FileMaker Go 19.2.2が公開

March 18, 2021

Claris FileMaker Go 19.2.2の提供が開始されています。

FileMaker Go 19.2.2では、特定のフォントに一部のフォントスタイルを適用するとFileMaker Goが予期せず終了する問題が修正されています。

また、iOS App SDKでカスタムURLスキーマの実行に失敗する問題や、ファイルブラウザーをアクティブにするとアプリケーションが予期せず終了する問題も修正されているとのことです。

[関連]Claris FileMaker Pro 19.2.2 アップデータが公開(FAMLog)

Tag: FileMaker

Claris FileMaker Pro 19.2.2 アップデータが公開

March 17, 2021

Claris FileMaker Pro 19.2.2の提供が開始されています。

OAuthまたはAD FSでサインインするときにアカウント名およびパスワードフィールドを初期状態で隠すようになったFileMaker Pro 19.2.2では、OpenSSLがバージョン1.1.1iに更新されています。これによりOpenSSLのセキュリティ脆弱性(CVE-2020-1971)が修正されています。また、アドオン開発者向けおよびプラグイン開発者向けの新しい関数も追加されています。

プレビュー機能として搭載されているクイックスタートエクスペリエンスの機能も同時に強化され、バージョン19.2.2ではすべてのサポートされる言語でクイックスタートエクスペリエンスを使用できるようになっています。

[関連]OpenSSL 1.1.1iが公開(FAMLog)

Tag: FileMaker

FileMaker data migration tool 19.1.3の新機能:-reevaluateオプション

March 16, 2021

バージョン19.1.3以降のFileMaker data migration toolでは保存されている計算値をすべて再評価する-reevaluateオプションを利用できるようになっています。

FileMaker Developer Subscription(FDS)を購入することで利用できるFileMaker data migration toolは、ファイル拡張子が「fmp12」であるFileMaker Proデータベースファイルからデータのインポート処理を実行し、インポート処理時間を大幅に短縮できるコマンドラインツールです。

-reevaluateオプションを使用すると、取得関数やRandom関数などを式で利用している場合には値が変わってしまうことがあるので注意が必要です。また、FileMaker data migration toolはプラグインをロードしないため、プラグインの外部関数を使用している場合も同様に注意が必要です。

[関連]Claris FileMaker Data Migration Tool Guide(Claris International Inc.)、FileMaker data migration tool 19.1.3の新機能:-rebuildindexesオプション(FAMLog)

Tag: FileMaker

FileMaker data migration tool 19.1.3の新機能:-rebuildindexesオプション

March 15, 2021

バージョン19.1.3以降のFileMaker data migration toolでは全索引を一から再構築する-rebuildindexesオプションを利用できるようになっています。

FileMaker Developer Subscription(FDS)を購入することで利用できるFileMaker data migration toolは、ファイル拡張子が「fmp12」であるFileMaker Proデータベースファイルからデータのインポート処理を実行し、インポート処理時間を大幅に短縮できるコマンドラインツールです。

現時点(2021年3月15日時点)におけるFileMaker data migration toolの最新版はバージョン19.2.1です。FileMaker data migration toolはWindows版とmacOS版が用意されています。

[関連]New FileMaker data migration tool(Claris Knowledge Base)

Tag: FileMaker

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