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Apache Tomcat 8.5.61およびApache Tomcat 9.0.41が公開

January 15, 2021

Apache Tomcat 8.5.61とApache Tomcat 9.0.41が2020年12月に公開されています。

Apache Tomcat 8.5.61およびApache Tomcat 9.0.41では、Apache Tomcat におけるJava APIの実装不備に起因する情報漏えいの脆弱性が修正されています。Apache Tomcat 8.5.61とApache Tomcat 9.0.41が公開されたのは先月上旬ですが、上述の修正に関する情報は今日になって公開されました。

現時点でのApache Tomcatの最新安定バージョンはバージョン9.0.41です。なお、Claris FileMaker Server 19.2.1ではJava Web公開エンジンにApache Tomcat 9.0.39が使用されています。

[関連]JVNVU#96136392: Apache Tomcat における Java API の実装不備に起因する情報漏えいの脆弱性(Japan Vulnerability Notes)

Tag: Apache

macOS版Claris FileMaker Server 19.2.1とPHP

January 14, 2021

macOS版Claris FileMaker Server 19.2.1では、FileMaker Serverに同梱されているPHPの利用が非推奨という扱いになっています。

Windows版Claris FileMaker Server 19.2.1では、FileMaker Serverのインストール時にPHPがインストールされなくなっており、別途PHPをダウンロードして手動でインストールする必要があります。macOS版Claris FileMaker Server 19.2.1ではFileMaker Serverのインストール時にPHPは引き続きインストールされますが、将来のバージョンではWindows版と同様の扱いになる可能性があります。

なお、Linux版Claris FileMaker Server 19およびClaris FileMaker CloudについてはPHPを使用したカスタムWeb公開機能はサポートされていません。

[関連]Windows版Claris FileMaker Server 19.2.1とPHP(FAMLog)、Claris FileMaker Server 19でサポートされているPHPのバージョン(FAMLog)

Tag: FileMaker

Claris Engage Japan 2020のセッション録画が公開

January 13, 2021

2020年11月から12月にかけてオンラインで開催されたClaris Engage Japan 2020のセッション録画が2021年1月上旬になってから公開されています。

オンラインで開催されたClaris Engage Japan 2020では50以上のセッションが動画で配信されましたが、Claris コミュニティ上で公開されたページにおいて2020のタブをクリックして録画リストからセッション録画を選ぶことができます。

なお、Claris Engage Japan 2020では、ソフトウェア開発で役立つ手法や習慣などをシステムの運用管理に応用する考え方であるInfrastructure as Code(IaC)について紹介しましたが、そのセッション録画も公開されています。まだご覧いただいていない方はよろしければご視聴ください。

[関連]「Claris Engage Japan 2020」のご案内(FAMLog)

Tag: FileMaker

FAMLog News Archive:第90回 2020年冬号

January 12, 2021

■Claris FileMaker Server 19.2.1の提供が開始(2020年12月)

Claris FileMaker Server 19.2.1の提供が2020年12月に開始されています。HTTP/2およびJava 11がサポートされているFileMaker Server 19.2.1では、新しく拡張されたFileMaker Admin APIのプレビューも含まれています。

[関連]Claris FileMaker Server 19.2.1の提供が開始(FAMLog)

■Claris FileMaker Server for Linuxが登場(2020年10月)

2020年10月に提供が開始されたFileMaker Server 19.1.2ではCentOS Linux 7 (2003)が正式にサポートされ、FileMaker Server for Linuxを利用できるようになっています。FileMaker Server for LinuxではOData APIがサポートされていますが、カスタムWeb公開はサポートされていません。

[関連]Claris FileMaker Server 19.1.2とFileMaker Server for Linuxがリリース(FAMLog)

Tag: News

PHP 7.3.26、PHP 7.4.14およびPHP 8.0.1が公開

January 08, 2021

PHP 7.3.26PHP 7.4.14およびPHP 8.0.1が公開されています。

PHP 7.3.26、PHP 7.4.14およびPHP 8.0.1ではそれぞれセキュリティ脆弱性の修正が行われています。PHP 7.2系統の保守は2020年11月に終了しており、今後はバージョン7.3系列以降にアップグレードする必要がある状況です。

なお、PHP 7.3は2021年12月6日まで、PHP 7.4は2022年11月28日まで、PHP 8.0は2023年11月26日までセキュリティ修正が継続される予定となっています。

Tag: Apache

PHP 7.3系列の公式セキュリティサポート終了予定日

January 07, 2021

PHP 7.3系列は2021年12月に公式のセキュリティサポートが終了する予定となっています。

PHP 7.3系列のアクティブサポートは2020年12月にすでに終了しており、重大なセキュリティに関わる修正が行われるセキュリティサポートは2021年12月6日までの予定となっています。

PHP 7.2系列以前のサポートは終了しており、現時点でのPHPの最新安定バージョンはバージョン8.0.0です。なお、下位互換性のない変更点や推奨されなくなる機能もあるため、PHP 7.4からPHP 8.0に移行する場合にはあらかじめ移行ガイドで各種変更点を確認してから移行作業を行う必要があります。

[関連]PHP 7.2系列の公式セキュリティサポート終了予定日(FAMLog)

Tag: Apache

macOS版Claris FileMaker Server 19.2.1でHTTP/2を有効にする方法

January 06, 2021

Claris FileMaker Server 19.2.1ではHTTP/2がサポートされるようになっています。これにより、Claris FileMaker WebDirect、Claris FileMaker Data APIおよびXMLを含むWeb公開でより高速なWebパフォーマンスが実現されます。

HTTP/2はWindows Server版およびLinux版のFileMaker Server 19.2.1ではデフォルトで有効になっていますが、macOS版ではmacOS Catalina以降でEnable_HTTP2.shスクリプトを使用することでHTTP/2を有効にすることができます。macOS版Claris FileMaker Server 19.2.1でHTTP/2を有効にするには、ターミナルアプリケーションで次のように入力します。

sudo "/Library/FileMaker Server/HTTPServer/Enable_HTTP2.sh"

なお、macOS版FileMaker Server 19.2.1でHTTP/2を有効にした場合、PHP Web公開はサポートされていないので要注意です。その他にも制限や既知の問題点があるので、詳しくはClaris FileMaker Server 19.2.1 リリースノートを参照するようにしてください。

[関連]Claris FileMaker Server 19.2.1の提供が開始(FAMLog)

Tag: FileMaker

Windows版Claris FileMaker Server 19.2.1とPHP

January 05, 2021

Windows版Claris FileMaker Server 19.2.1では、FileMaker Serverのインストール時にPHPがインストールされなくなっています。

FileMaker Server 19.2.1では、Windows版とmacOS版のインストーラーの機能が改良され、FileMaker Server 16以降からFileMaker Server 19.2.1に迅速にアップグレードできるようになりました。

ただし、Windows版ではFileMaker Serverをアップグレードした後に¥FileMaker Server¥Web Publishing¥publishing-engine¥php¥フォルダは表示されません。Claris FileMaker Server 19.2.1 リリースノートによると、すでにインストールされているPHPを保持するには、phpフォルダをあらかじめバックアップしておき、アップグレードの完了後に復元する必要があるとのことです。

[関連]Claris FileMaker Server 19.2.1の提供が開始(FAMLog)

Tag: FileMaker

Ruby 3.0.0が公開

January 04, 2021

Ruby 3.0.0が2020年12月下旬に公開されています。

パフォーマンスが改善されたRuby 3.0.0では、Rubyプログラムの型を記述するための言語であるRBSおよび型解析ツールであるTypeProfが導入されているほか、既存のコードを変更せずに軽量な並行制御を実現するためのFiber Schedulerと呼ばれる新機能も追加されています。

なお、2021年3月末で保守が終了する予定であるRuby 2.5系列は、現在セキュリティメンテナンスフェーズにあり、原則として重大なセキュリティ上の問題が発見された場合のみリリースが行われる状態であり、より新しいバージョンへ移行することが推奨されている状況です。

Tag: Ruby

Claris FileMaker Cloud 2.19.2.1の提供が開始

December 30, 2020

Claris FileMaker 19.2の提供開始と同時に、Claris FileMaker Cloud 2.19.2.1の提供が開始されています。

インスタンスタイプがアップグレードされたClaris FileMaker Cloud 2.19.2.1では、サイズの大きいファイルをアップロードするための新しいAPIが使用できるようになり、英語言語環境においてチームマネージャがClaris Customer Consoleから直接カスタム Appを作成できるようになっています。

なお、FileMaker Cloud 2.19.2.1は、Claris FileMaker 19および18のクライアントと互換性があります。

[関連]Claris FileMaker Server 19.2.1の提供が開始(FAMLog)

Tag: FileMaker

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