FAMLog


curl 7.54.1が公開

June 21, 2017

curl 7.54.1が2017年6月中旬に公開されています。

curlは、さまざまな通信規格に対応しているデータ転送用のコマンドラインツールおよびライブラリです。バージョン7.54.1ではWindowsプラットフォームにおけるセキュリティ脆弱性が修正されています。

なお、FileMaker 16では[URL から挿入]スクリプトステップでさまざまなcURLオプションを指定できるようになっています。これにより、REST APIを用いて各種WebサービスやアプリケーションにJSONデータを要求するHTTPリクエストを手軽に作成することが可能です。

Tag: Apache

OpenSSL 1.0.2lとOpenSSL 1.1.0fが公開

June 05, 2017

通信暗号化ライブラリとして広く利用されているOpenSSLの新バージョン「OpenSSL 1.0.2l」と「OpenSSL 1.1.0f」が2017年5月下旬に公開されています。

主に不具合の修正が行われているOpenSSL 1.0.2lおよびOpenSSL 1.1.0fにはセキュリティ関連の修正は含まれていません。OpenSSLのバージョン0.9.8系統およびバージョン1.0.0系統は2015年12月に、OpenSSLのバージョン1.0.1系統は2016年12月にセキュリティ修正を含むサポートが終了したため、今後はバージョン1.0.2系統もしくはバージョン1.1.0系統に移行する必要があります。

FileMaker Pro 16.0.1およびFileMaker Server 16.0.1にはOpenSSL 1.0.2jが同梱されています。なお、OpenSSL 1.0.2系列が使用されているのはFileMaker Pro 14.0.4以降およびFileMaker Server 14.0.4a以降です。

Tag: Security

LibreSSL 2.5.4が公開

May 08, 2017

LibreSSL 2.5.4が公開されています。

LibreSSLは、OpenSSLからフォークしたものであり、OpenBSDの標準TLSライブラリとして採用されています。LibreSSL 2.5.4では、セキュリティ脆弱性が修正されており、証明書の検証が行われない場合があった問題が解決されています。

現時点でのLibreSSLの最新安定バージョンはバージョン2.5.4であり、LibreSSLはバージョン2.6系統の開発が今後進められる予定となっています。

[関連]OS X El CapitanおよびmacOS SierraのApache HTTP ServerではLibreSSLを利用(FAMLog)

Tag: Security

LibreSSL 2.5.3が公開

April 13, 2017

LibreSSL 2.5.3が公開されています。

LibreSSLは、OpenSSLからフォークしたものであり、OpenBSDの標準TLSライブラリとして採用されています。LibreSSL 2.5は、昨年以来開発版として公開されていましたが、今回公開されたバージョン2.5.3で安定版として配布されるようになっています。なお、LibreSSL 2.5.3が安定版となったことで、LibreSSL 2.3系統のサポートが終了しています。

LibreSSL 2.5では、iOSの初期サポートが加わり、libtlsにおいてALPN(Application-Layer Protocol Negotiation)とSNI(Server Name Indication)がサポートされるなど、新機能が多数追加されています。

[関連]OS X El CapitanおよびmacOS SierraのApache HTTP ServerではLibreSSLを利用(FAMLog)

Tag: Security

Rubyist Magazine 0055 号が公開

March 27, 2017

日本Rubyの会の有志が発行しているWeb雑誌「Rubyist Magazine」(通称「るびま」)の0055 号が公開されています。

「るびま」は、プログラミング言語Rubyに関する技術記事や活用事例、インタビュー、エッセイなどが掲載されるWeb雑誌です。

Rubyist Magazine 0055 号には、PyCallと呼ばれるRuby-Pythonブリッジライブラリについての解説記事や、RubyKaigi 2016 託児室運営記録の紹介記事、RubyConf 2016 参加レポートなどが掲載されています。

Tag: Ruby

FX.php 6.10が公開

March 13, 2017

PHPからFileMaker Proのデータベースに接続するためのライブラリクラス「FX.php」のバージョン6.10が公開されています。

FX.php 6.10はバージョン6系統の最終バージョンとなる保守リリースであり、FX.phpの内部構造が整理・変更された他、不具合の修正が行われています。FX.phpのバージョン7ではPHP 7をサポートする見込みですが、現時点ではリリース時期については特に言及されていません。

なお、FileMaker Server 12以前からFileMaker Server 13以降にバージョンアップする場合、FileMaker Server 13がリリースされた2013年12月4日以降に更新されたFX.phpが必要になる点は要注意です。

Tag: FileMaker

OpenSSL 1.1.0eが公開

February 16, 2017

通信暗号化ライブラリとして広く利用されているOpenSSLの新バージョンであるOpenSSL 1.1.0eが公開されています。

OpenSSL 1.1.0eでは1点のセキュリティ脆弱性が修正されています。今回修正された脆弱性はOpenSSL 1.0.2系列には影響しないとのことです。OpenSSLのバージョン0.9.8系統およびバージョン1.0.0系統は2015年12月31日に、OpenSSLのバージョン1.0.1系統は2016年12月31日にセキュリティ修正を含むサポートが終了したため、今後はバージョン1.0.2系統もしくはバージョン1.1.0系統に移行する必要があります。

2017年2月時点で最新版であるFileMaker Pro 15.0.3およびFileMaker Server 15.0.3にはOpenSSL 1.0.2jが同梱されています。なお、OpenSSL 1.0.2系列が使用されているのはFileMaker Pro 14.0.4以降およびFileMaker Server 14.0.4a以降です。

Tag: Security

LibreSSL 2.4.5とLibreSSL 2.3.10が公開

February 02, 2017

LibreSSL 2.4.5とLibreSSL 2.3.10が公開されています。

LibreSSLは、OpenSSLからフォークしたものであり、OpenBSDの標準TLSライブラリとして採用されています。LibreSSL 2.4.5およびLibreSSL 2.3.10にはセキュリティ脆弱性の修正が含まれています。

現時点でのLibreSSLの最新安定バージョンはバージョン2.4.5です。LibreSSLはバージョン2.5系統の開発も進められており、今回同時に開発版のバージョン2.5.1が公開された次第です。

[関連]OS X El CapitanおよびmacOS SierraのApache HTTP ServerではLibreSSLを利用(FAMLog)

Tag: Security

OpenSSL 1.0.2kとOpenSSL 1.1.0dが公開

January 31, 2017

通信暗号化ライブラリとして広く利用されているOpenSSLの新バージョン「OpenSSL 1.0.2k」と「OpenSSL 1.1.0d」が公開されています。

OpenSSL 1.0.2kおよびOpenSSL 1.1.0dでは複数のセキュリティ脆弱性が修正されています。OpenSSLのバージョン0.9.8系統およびバージョン1.0.0系統は2015年12月31日に、OpenSSLのバージョン1.0.1系統は2016年12月31日にセキュリティ修正を含むサポートが終了したため、今後はバージョン1.0.2系統もしくはバージョン1.1.0系統に移行する必要があります。

2017年1月時点で最新版であるFileMaker Pro 15.0.3およびFileMaker Server 15.0.3にはOpenSSL 1.0.2jが同梱されています。なお、OpenSSL 1.0.2系列が使用されているのはFileMaker Pro 14.0.4以降およびFileMaker Server 14.0.4a以降です。

Tag: Security

Ruby 2.4.0が公開

December 26, 2016

Ruby 2.4系列の安定版である「Ruby 2.4.0」が公開されています。

Ruby 2.4.0では、FixnumとBignumクラスがIntegerクラスへ統合され、ハッシュテーブルの内部実装において挿入順の配列にオープンアドレス法を用いることで高速化が実現されています。OpenSSL 1.1.0がサポートされている他、さまざまなパフォーマンス改善や機能追加が行われています。

Ruby 1.8.7やRuby 1.9.2、Ruby 1.9.3からRuby 2.4.0へ移行する場合には、非互換がいくつか存在するので注意が必要です。また、FixnumクラスやBignumクラスを扱うすべてのC拡張ライブラリは修正が必要になるので要注意です。

Tag: Ruby

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