FAMLog
Claris FileMaker Cloud 2.19.6.1の提供が開始
December 06, 2022
Claris FileMaker Cloud 2.19.6.1の提供が開始されています。
FileMaker Cloudは、Claris FileMakerで個別のビジネス課題を解決するツールセットを構築・運用できる、Claris純正クラウドサービスです。Claris FileMaker 19.6.1と互換性のあるFileMaker Cloud 2.19.6.1では、FileMaker Cloud Admin Consoleで使うポート番号が16000番から443番に変更されています。
なお、FileMaker Cloud 2.19.6.1は、Claris FileMaker 19および18のクライアントと互換性がありますが、バージョン19.4.1以前のWindows版FileMaker Proとは互換性がない旨が記載されています。
[関連]Claris FileMaker Cloud 2.19 リリースノート(Claris)、Claris FileMaker Pro 19.6.1の提供が開始(FAMLog)、Claris FileMaker Go 19.6.1の提供が開始(FAMLog)
Claris FileMaker Server 19.6.1の提供が開始
December 05, 2022
Claris FileMaker Server 19.6.1の提供が開始されています。
macOS Ventura 13でのインストールがサポートされているFileMaker Server 19.6.1では、[クライアントアプリケーションでのデータベースのフィルタ]オプションがデフォルトで有効になっています。他にも変更点や修正された問題もあるので、詳細についてはClaris FileMaker Server 19.6.1 リリースノートを参照するようにしてください。
Windows版についてはWindows Server 2022 Standard EditionおよびWindows Server 2022 Datacenter Editionをサポートするようになっていますが、Windows Server 2016 Standard EditionとWindows Server 2016 Datacenter Editionはサポート対象外になっています。また、Linux版についてはUbuntu 18.04 LTSがサポート対象外になっています。
[関連]Claris FileMaker Pro 19.6.1の提供が開始(FAMLog)、Claris FileMaker Go 19.6.1の提供が開始(FAMLog)
Claris FileMaker Go 19.6.1の提供が開始
December 02, 2022
Claris FileMaker Go 19.6.1の提供が開始されています。
OpenSSL 3.0.7に更新されたFileMaker Go 19.6.1では、Claris FileMaker 19.6で使用できるようになったトランザクション用のスクリプトステップがサポートされています。また、ファイルを開く際の認証オプションとしてApple IDでサインインできるようになっています。
FileMaker Go 19.6を使用するにはiOS 15以降またはiPadOS 15以降が必要であり、iOS 14およびiPadOS 14はサポート対象外となっています。
[関連]Claris FileMaker Pro 19.6.1の提供が開始(FAMLog)
Claris FileMaker Pro 19.6.1の提供が開始
December 01, 2022
Claris FileMaker Pro 19.6.1の提供が開始されています。
OpenSSL 3.0.7に更新されたバージョン19.6.1では、トランザクション用のスクリプトステップが追加され、ファイルを開く際の認証オプションとしてApple IDでサインインできるようになっています。また、macOS版ではmacOS Ventura 13でのインストールがサポートされるようになっています。
Claris FileMaker 19.6のリリースに伴い、Claris FileMaker Data Migration Tool、Claris FileMaker Custom App Upgrade ToolおよびiOS App SDKも同時に更新されています。なお、Windows版のFileMaker Pro 19.6.1ではバージョン22H2のWindows 11およびWindows 10が要求されるようになっています。
fmctokenのバージョン確認方法
November 30, 2022
Claris ID 更新トークンおよびClaris ID トークンを取得・表示できるコマンドラインツールであるfmctokenのバージョンを確認するには、fmctokenコマンドで-vオプションもしくは--versionオプションを使用します。
macOSおよびUbuntuではfmctokenのバージョン情報は次のように表示されます。なお、Windowsの場合にはfmctoken.exeを利用します。
[実行例]
% fmctoken -v
fmctoken 1.0.0
現時点におけるfmctokenの最新版はバージョン1.0.0です。エミックラーニングの講座「Claris FileMaker Cloudと連動したWebフォームの作成」にご登録いただくと無料でfmctokenをダウンロードできます。
[関連]fmctokenの提供を開始(FAMLog)、fmctoken 1.0.0の動作環境(FAMLog)
Claris FileMaker Pro 19.5.1の改善点:アルゴリズムオプションでMDC2の廃止
November 24, 2022
Claris FileMaker Pro 19.5.1では、MDC2(Modification Detection Code 2)ハッシュアルゴリズムがサポートされなくなっています。
MDC2がサポートされなくなったことにより、CryptAuthCode、CryptDigest、CryptGenerateSignatureおよびCryptVerifySignature関数のアルゴリズム引数にMDC2を設定すると、返り値として「?」が返されるようになっています。
なお、FileMaker Pro 19.5.1では、OpenSSLのバージョンはバージョン1.1.1nに更新されています。
[関連]Claris FileMaker Server 19.5.1 リリースノート(Claris ナレッジベース)、FileMaker Pro 18.0.2 Advanced アップデータが公開(FAMLog)
Claris FileMaker Server 19.5.1の改善点:Admin Console ログビューア
November 22, 2022
Claris FileMaker Server 19.5.1では、FileMaker Server Admin Consoleのログビューア機能が更新されています。
Admin Consoleの[ログ]>[ログビューア]タブにあるインタラクティブ表示ではログを表示する際に列ごとにソート順の変更やフィルタ条件の適用も可能でしたが、バージョン19.5.1ではログビューアのインタラクティブ表示で[レベル]、[エラー]および[メッセージ]の列が分けて表示されるようになっています。
なお、従来のバージョンでは、[レベル]および[エラー]の列に表示されていた情報は[メッセージ]の列に表示されていました。
[関連]Claris FileMaker Server 19.5.1の提供が開始(FAMLog)、Claris FileMaker Server 19.3.1の新機能:Admin Console ログビューア(FAMLog)
Claris FileMaker Server 19.5.1の新機能:Ubuntu 20.04のサポート
November 21, 2022
Linux版のClaris FileMaker Server 19.5.1ではUbuntu 20.04がサポートされるようになっており、Ubuntu 20.04ではWebサーバーとしてApache HTTP Serverの代わりにNginxが使用されるようになっています。
現時点ではUbuntu 22.04 LTSはサポートされておらず、バージョン19.5ではUbuntu 18.04 LTSとUbuntu 20.04 LTSがサポートされています。Ubuntu Desktopは、FileMaker Server 19.5と互換性がありますが、完全には検証されていないとのことです。実際に運用する場合にはUbuntu Server 18.04 LTSもしくはUbuntu Server 20.04 LTSの利用が推奨されます。
なお、Ubuntu 18.04 LTSはFileMaker Server 19.5において廃止予定となっており、将来リリースされるFileMaker ServerではUbuntu 18.04 LTSがサポートされない予定であることが案内されています。
[関連]Claris FileMaker Server 19.3.1の新機能:Ubuntuのサポート(FAMLog)、Claris FileMaker Server 19.5.1の提供が開始(FAMLog)
Claris FileMaker Server 19.5でODataを停止する方法
November 18, 2022
Claris FileMaker Server 19.5ではmacOSおよびWindows ServerにおいてもODataを利用できるようになりましたが、Admin Consoleを用いる方法以外に、fmsadminコマンドを使用してODataのプロセスを停止できます。
fmsadminコマンドを用いてODataのプロセスを停止するには、ターミナルで次のように入力します。
[実行例]
$ fmsadmin stop odata -y
なお、ODataのプロセスを起動するにはfmsadminコマンドのstartコマンドを使用します。
[実行例]
$ fmsadmin start odata
[関連]FileMaker Server 16でFileMaker Data API エンジンを停止する方法(FAMLog)、Claris FileMaker Server 19.5.1の新機能:WindowsおよびmacOSにおけるODataのサポート(FAMLog)、
Claris FileMaker Server 19.5.1の変更点:Claris FileMaker WebDirectのサインインダイアログボックス
November 16, 2022
Claris FileMaker Server 19.5.1のClaris FileMaker WebDirectでは、[OAuth/AD FS が有効な場合でもサインインフィールドを表示]ファイルオプションが無効になっている場合に、OAuthまたはAD FSでサインインする際にアカウント名およびパスワードフィールドが表示されないように変更されています。
Claris Server および FileMaker Server ヘルプでは、「ホスト上で OAuth または AD FS (Microsoft Active Directory Federation Services) アイデンティティプロバイダが有効でカスタム App にそれを使用するアカウントが含まれる場合、[OAuth/AD FS が有効な場合でもサインインフィールドを表示] ファイルオプションを無効にすると FileMaker WebDirect のサインインダイアログボックスのアカウント名およびパスワードフィールドが非表示になり、アイデンティティプロバイダボタンのみが表示されるようになりました。」とこの点について記載されています。
なお、Claris FileMaker Pro 19.2.2では、OAuthまたはAD FSでサインインする際にアカウント名およびパスワードフィールドが初期状態で表示されないように変更されていました。バージョン19.2.2で追加された[OAuth/AD FS が有効な場合でもサインインフィールドを表示]オプションを使用すると、OAuthまたはAD FSアイデンティティプロバイダが有効な場合でも、アカウント名およびパスワードフィールドを表示するように調整できます。
[参考]Claris FileMaker Pro 19.2.2の変更点:[OAuth/AD FS が有効な場合でもサインインフィールドを表示]オプション(FAMLog)