FAMLog
FileMaker Goの価格が改定
July 14, 2011
Appleが運営するApp Storeで現在の為替レートを反映したと見られる価格改定が実施され、それに伴いFileMaker Goの価格が変更されています。
今回の価格改定により、FileMaker Go for iPhoneの価格は2,300円から1,700円に、FileMaker Go for iPadの価格は4,600円から3,450円に変更されています。
また、Bento for iPhoneおよびBento for iPadの価格も変更されており、それぞれ600円から450円に値下げされています。
FileMaker Server 11の新機能:システムレベルスクリプト実行用ユーザーアカウントの指定
July 11, 2011
FileMaker Server 11では、システムレベルのスクリプトを実行する際に、Admin Consoleで特定のユーザーアカウントを指定できるようになっています。
Admin Consoleでシステムレベルスクリプト実行用のユーザーアカウントを指定できるようになったことで、スクリプト実行時に必要なアクセス権限を得られるようになっています。
なお、Mac版のFileMaker Serverでは、あらかじめvisudoコマンドを使用して/etc/sudoersファイルに次の設定を追加しておく必要があります。
[設定例]
Host_Alias FMSHOST = ホスト名
Defaults:fmserver targetpw, timestamp_timeout=0, passwd_tries=1
fmserver FMSHOST = (ALL) /Library/FileMaker\ Server/Data/Scripts/*, /bin/kill
ホスト名には、FileMaker Serverを実行するホストの名前を入力します。「localhost」および「127.0.0.1」は使用できないので注意が必要です。
FileMaker Server 11の変更点 (6)
July 08, 2011
FileMaker Server 11では、データベースの使用状況で確認できる統計データに、ホストされている各ファイルに関連するテンポラリファイルのI/O 統計データも収集されるようになっています。
これにより、旧バージョンと比較して、より正確にデータベースサーバーの使用状況が反映されるようになっています。
なお、バックアップファイルやインポート・エクスポートのスクリプトステップで使用されるファイルに関しては統計情報には含まれていないため、その点を考慮しておく必要があります。
[関連]FileMaker Server 11 での細かな動作変更(FileMaker ナレッジベース)
FileMaker Server 11の変更点 (5)
July 07, 2011
FileMaker Server 11では、バックアップフォルダや追加データベースフォルダの検証機能が強化され、混乱を回避するための制限が新たに設けられています。
バージョン11では、追加データベースフォルダにデフォルトデータベースフォルダ(Macの場合は「/Library/FileMaker Server/Data/Databases/」)の親フォルダまたは子フォルダを指定することができなくなっています。親フォルダや子フォルダを指定して[検証]ボタンを押すと、「無効なパス」と表示されます。
バックアップフォルダについても同様で、バックアップフォルダの親フォルダまたは子フォルダを指定することはできません。
FileMaker Server 11の変更点 (4)
July 06, 2011
FileMaker Server 11では、視覚的にFileMaker ServerとFileMaker Server Advancedを判別できるようにAdmin Console内での表示がいくつか変更されています。
Admin Consoleの[一般設定]ペインにある[サーバ情報]タブにおいて、Advanced版の場合には製品名として「FileMaker Server 11 Advanced」の文字列が表示されるようになっています。
また、[表示]メニューの[管理]や[構成]を選択して表示される画面や、アプリケーションメニューの[FMS11-(サーバー名) について]メニュー項目を選択すると表示されるダイアログボックス内に、Advanced版の場合にはFileMaker Server 11 Advancedを示す黒地の画像が表示されるようになっています。
第71回「FileMaker Fun Night!」イベントレポートが公開
July 04, 2011
セブンズドアが、毎月Apple Store, Ginzaで行っているイベント「FileMaker Fun Night!」のレポートを更新しています。
2011年6月11日に行われた第71回のイベントレポートが追加されており、FileMakerにおける集計、および条件判定と論理値に関する情報などが紹介されています。
次回は「『集計』についてしつこく掘り下げる 打ち止め編」と「FileMakerでDrag & Dropしてみる」というテーマで2011年7月9日(土)19:00-20:30に同イベントが開催される予定になっています。
Mac版FileMaker Server 11に含まれるTomcatのバージョンを確認する
June 30, 2011
Tomcat 5に含まれるversion.shスクリプトを使用することで、Mac版のFileMaker Serverに同梱されているTomcatのバージョンを確認できます。
FileMaker Server 11v3がインストールされているMac OS X v10.6.8ではバージョン情報は次のように表示されます。
[実行例]
$ sh "/Library/FileMaker Server/Common/Tomcat/bin/version.sh"
(実際には1行で入力します)
[実行結果]
Using CATALINA_BASE: /Library/FileMaker Server/Common/Tomcat
Using CATALINA_HOME: /Library/FileMaker Server/Common/Tomcat
Using CATALINA_TMPDIR: /Library/FileMaker Server/Common/Tomcat/temp
Using JRE_HOME: /System/Library/Frameworks/JavaVM.framework/Versions/1.5/Home
Using CLASSPATH: /Library/FileMaker Server/Common/Tomcat/bin/bootstrap.jar
Server version: Apache Tomcat/5.5.33
Server built: Feb 8 2011 05:13:31
Server number: 5.5.33.0
OS Name: Mac OS X
OS Version: 10.6.8
Architecture: x86_64
JVM Version: 1.6.0_26-b03-384-10M3425
JVM Vendor: Apple Inc.
なお、現時点におけるFileMaker Serverの最新バージョンはバージョン11.0v3であり、FileMaker Server 11v3に同梱されているTomcatのバージョンはTomcat 5.5系列において最新のバージョン5.5.33です。
(2011/07/02追記:「最新のバージョン5.5.33」という表記を「Tomcat 5.5系列において最新のバージョン5.5.33」に変更しました。2011年6月現在、Tomcatの最新安定版はバージョン7.0.16です。)
FileMaker Go 1.2の新機能:簡体字中国語をサポート
June 27, 2011
FileMaker Go 1.2では、アプリケーション言語として簡体字中国語が新たにサポートされています。
従来の英語、日本語、フランス語、イタリア語、ドイツ語およびスペイン語に加えて、バージョン1.2.1で簡体字中国語に新たに対応したことで計7言語に対応しています。
その他の言語に関しては、メニューリストやコマンドは英語で表示されますが、他の言語で作成されたFileMaker Proデータベースをサポートしています。
FileMaker Go 1.2の新機能:レコードロック時のメッセージ送信
June 22, 2011
FileMaker Go 1.2では、共有データベース上のロックされているレコードにアクセスしたときに、そのレコードを使用しているユーザーにメッセージを送信できるようになっています。
他のユーザーが編集している最中のレコードを編集しようとしたときに、現在レコードを編集しているユーザーにメッセージを送信するか確認するダイアログボックスが表示されます。
iOSのガイドラインに従っているためにユーザーインターフェースは異なりますが、機能および操作感覚はFileMaker Proの場合と特に変わりありません。
FileMaker Goのバージョン1.2.2が登場
June 17, 2011
FileMaker Go for iPadとFileMaker Go for iPhoneがそれぞれバージョン1.2.2にアップデートされています。
バージョン1.2.2では、[カスタムダイアログを表示]スクリプトステップで入力フィールドにデータを入力するとクラッシュする問題や、[ウインドウの固定]スクリプトステップを使用すると印刷したときにFileMaker グラフおよびWeb ビューアが表示されなくなる問題などが解決されています。
FileMaker Go for iPhoneの価格は2,300円、FileMaker Go for iPadの価格は4,600円で、それぞれiTunes App Storeで購入できます。すでに購入済みの場合には無料でバージョン1.2.2にアップデートできます。