FAMLog
Claris FileMaker Server 19.0.1のサポート終了予定月
March 09, 2022
Claris FileMaker Server 19.0.1は2022年5月にサポートが終了する予定となっています。
2022年3月9日現在、Claris FileMaker ProおよびClaris FileMaker Serverの最新バージョンはそれぞれバージョン19.4.2です。FileMaker Pro 19.0.1とFileMaker Server 19.0.1は2022年5月にサポートが終了する予定となっており、2022年6月以降においてサポートされるFileMaker製品はバージョン19.1.2以降となります。
FileMaker製品のサポートポリシーは2019年末頃から変更されており、提供開始日から2年経過すると当該バージョンのサポートを終了する予定であることが以前に案内されていました。
[関連]Claris の新しいサポートポリシー(Claris ナレッジベース)、FileMaker Server 18のテクニカルサポート終了予定日(FAMLog)
FMPress Formsの動作環境
March 03, 2022
FMPress Formsは、WordPress用のフォームプラグインであるContact Form 7で作成したWebフォームから送信されたデータをFileMakerデータベースに登録できるWordPressプラグインです。
2022年3月現在、FMPress Formsのご利用には、バージョン7.4以降のPHPとバージョン5.7以降のWordPressが稼働するWebサーバー、バージョン5.5以降のContact Form 7、そしてSSLサーバー証明書がインストールされているClaris FileMaker Server 19以降が必要です。
WebサーバーとFileMaker Serverは別々のサーバーでも構いませんし、1台のサーバーだけで運用することも可能です。なお、1台で動作させる場合にはFileMaker Serverに加えてPHPやWordPress等を別途インストールする必要が出てきます。
[関連]FMPress Forms 1.1.0の動作環境(FAMLog)
(2022/05/30追記:関連記事を追加しました。)
FMPress Forms 1.0.2を公開
February 22, 2022
FMPress Forms 1.0.2を公開しました。
FMPress Formsは、WordPress用のフォームプラグインであるContact Form 7で作成したWebフォームから送信されたデータをFileMakerデータベースに登録できるWordPressプラグインです。WordPress 5.9との互換性が確認されているFMPress Forms 1.0.2では、Contact Form 7の[その他の設定]で「skip_mail: on」もしくは「demo_mode: on」を設定したときにメール送信のプロセスをスキップできるようにしました。
FMPress Formsは、オープンソースソフトウェアとしてGitHubで公開しており、無料でご利用いただくことが可能です。ライセンスはWordPressと同じくGPLv2 or laterであり、WordPressの公式プラグインディレクトリからインストールおよびダウンロードできます。
FMウェブもくもく会 vol.11開催のお知らせ
February 21, 2022
2022年2月27日(日)午前10時より「FMウェブもくもく会 vol.11」を開催します。
カスタムWeb勉強会は2020年6月からFMウェブもくもく会としてリニューアルしました。FMウェブもくもく会は、Claris FileMakerとWebに関してもくもくがやがや一緒に勉強していく会です。2ヶ月に1回のペースで日曜の午前中に開催し、しばらくはオンラインで開催予定です。
詳細および参加申込については下記URLのページをご覧ください。
https://fmweb-mokumokukai.connpass.com/event/240105/
Claris FileMaker Server 19.4.1の新機能:カスタム OAuth アイデンティティプロバイダのサポート
February 16, 2022
Claris FileMaker Server 19.4.1では、カスタム OAuth アイデンティティプロバイダを外部認証用に追加できるようになっています。
バージョン19.4.1のFileMaker Serverでは、FileMaker Server Admin Consoleにおいて[管理]ページの[外部認証]に[カスタム IdP 認証設定]セクションが含まれるようになっており、カスタム OAuth アイデンティティプロバイダを外部認証用に設定できます。
なお、OAuth アイデンティティプロバイダアカウントを使用するクライアントは、FileMaker Serverによって共有されているファイルを開くときにサーバーの完全修飾ドメイン名を使用する必要があります。
[関連]FileMaker Server 16の新機能:OAuth 2.0のサポート(FAMLog)、Claris FileMaker Pro 19.2.2の変更点:[OAuth/AD FS が有効な場合でもサインインフィールドを表示]オプション(FAMLog)、Claris FileMaker Server 19.4.1の提供が開始(FAMLog)
Claris FileMaker Server 19.4.1の新機能:セッション識別子の表示および記録
February 15, 2022
Claris FileMaker Server 19.4.1では、Claris FileMaker Pro 19.4.1で追加された[セッション識別子の設定]スクリプトステップとGet(セッション識別子)関数が新たにサポートされています。
[セッション識別子の設定]スクリプトステップが実行されている場合、バージョン19.4.1以降のFileMaker Server Admin Consoleでは、[データベース]ページにユーザ名の代わりにセッション識別子が表示されるようになっています。
セッション識別子はFileMaker Server Admin Consoleやfmsadminコマンド、Claris FileMaker Admin API等で確認可能で、Access.logに[セッション識別子の設定]スクリプトステップがセッション識別子をある値から別の値に変更した日時が記録されるようになっています。
[関連]Claris FileMaker Pro 19.4.1の新機能:[セッション識別子の設定]スクリプトステップ(FAMLog)、Claris FileMaker Pro 19.4.1の新機能:Get(セッション識別子)関数(FAMLog)、セッション識別子の設定 スクリプトステップによるクライアントセッションの識別(Claris ナレッジベース)
Claris FileMaker Pro 19.4.1の新機能:Get(セッション識別子)関数
February 10, 2022
Claris FileMaker Pro 19.4.1では新しい関数が追加され、バージョン19.4.1で利用できるようになった[セッション識別子の設定]スクリプトステップで設定した値を返すGet(セッション識別子)関数が新設されています。
Get(セッション識別子)関数は、現在のカスタム Appが共有されている場合かつ[セッション識別子の設定]スクリプトステップが現在のセッションで実行されていた場合のみ値を返します。それ以外の場合には、この関数は空の文字列を返します。
なお、Claris FileMaker Cloudでカスタム Appが共有されている場合には、Claris FileMaker Admin APIを用いるとセッション識別子を確認することが可能です。
[関連]Claris FileMaker Pro 19.4.1 アップデータが公開(FAMLog)、Claris FileMaker Pro 19.4.1の新機能:[セッション識別子の設定]スクリプトステップ(FAMLog)
Claris FileMaker Pro 19.4.1の新機能:[セッション識別子の設定]スクリプトステップ
February 09, 2022
Claris FileMaker Pro 19.4.1では、[セッション識別子の設定]スクリプトステップが新たに追加されています。
Claris FileMaker Server 19.4.1からは、接続識別子がユーザ名からセッション識別子に変更されており、[セッション識別子の設定]スクリプトステップを使用するとユーザにセッション識別子を設定することができます。セッション識別子を変更することで管理者に追加の情報を提供できますが、適切にクライアントセッションを識別できるようにするには、一意のセッション識別子を割り当てるように設計および調整する必要があります。
なお、バージョン19.4.1以降のFileMaker Serverにおいて、セッション識別子は、FileMaker Server Admin Consoleやfmsadminコマンド、およびFileMaker Serverのログで確認することができます。
[関連]Claris FileMaker Pro 19.4.1 アップデータが公開(FAMLog)、Claris FileMaker Server 19.4.1の提供が開始(FAMLog)、セッション識別子の設定 スクリプトステップによるクライアントセッションの識別(Claris ナレッジベース)
Claris FileMaker Cloud 2.19.4.2の提供が開始
February 08, 2022
Claris FileMaker Cloud 2.19.4.2の提供が開始されています。
FileMaker Cloudは、Claris FileMakerで個別のビジネス課題を解決するツールセットを構築・運用できる、Claris純正クラウドサービスです。FileMaker Cloud 2.19.4.2では軽微な問題が修正されているとのことですが、現在のところ変更点の詳細は不明となっています。
なお、FileMaker Cloud 2.19.4.2は、Claris FileMaker 19および18のクライアントと互換性があります。
[関連]Claris FileMaker Cloud 2.19 リリースノート(Claris)
「Claris Engage Japan 2021」講演資料
February 03, 2022
2021年11月にオンラインで開催されたClaris Engage Japan 2021の講演資料を公開しました。
・ダウンロード:「Claris FileMaker Server for Linux 入門」(PDF形式/ファイルサイズ:約2.2MB)
「Claris_FileMaker_Server_for_Linux.pdf」のSHA-2ダイジェスト:
43222759d4e7943fc78e90b3026c0c0818fdc5daf6e4a8461cf935e1fe1fe55b
■関連リンク
・Claris FileMaker Server for Linux 入門(Claris ジャパン公式YouTubeチャンネル)
・Ubuntu
・Claris FileMaker Server 管理者が知っておきたい Infrastructure as Code(Claris ジャパン公式YouTubeチャンネル)
・Claris Marketplace(Claris International Inc.)
・fmcsadmin(株式会社エミック)
・FMプラン(株式会社エミック)
(2022年3月15日追記:スライドへのリンクをSlideShareからドクセルに変更しました。)