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Claris FileMaker Server 19.2.1の新機能:アップグレード対応インストーラ

June 09, 2021

2020年12月に提供が開始されたClaris FileMaker Server 19.2.1では、Windows版とmacOS版のインストーラが改良され、FileMaker Server 16以降からFileMaker Server 19.2.1に迅速にアップグレードできるようになっています。

FileMaker Serverのバージョン16、17、18、19.0および19.1からバージョン 19.2へのアップグレードがサポートされるようになっていますが、詳細についてはClaris FileMaker Server 19 インストールおよび構成ガイドを参照するようにしてください。

なお、WindowsまたはmacOSではFileMaker Server インストーラは新規インストールおよび旧バージョンからのアップグレードに使用できますが、Linux上では現在のところアップグレードインストーラは利用できません。

[関連]Claris FileMaker Server 19.2.1の提供が開始(FAMLog)

Tag: FileMaker

INTER-Mediator 5.12を公開

June 04, 2021

INTER-Mediator 5.12を2021年5月下旬に公開しました。同時に、バージョン5.12をベースにしたINTER-Mediator-Server VMもリリースしました。

INTER-Mediatorは、予算規模の小さな組織でも業務システムの開発を円滑にできることを目指して開発された、MITライセンスで提供されるWebアプリケーションフレームワークです。バージョン5系統の保守リリースであるバージョン5.12では、PHP 8.0に対応しました。また、FileMaker Server使用時かつPost Onlyモードによる新規レコード作成時においてチェックボックスで単一のフィールドに複数の値を保存できるように調整し、DB_FileMaker_DataAPIクラス使用時におけるチェックボックス処理の不具合を修正しました。

旧バージョンからバージョンアップする際には、必ず事前に「バージョン移行ガイド」を参照するようにしてください。INTER-Mediator Ver.5系統ではVer.5.12でPHP 8.0に対応しましたが、PHP 5.2とPHP 5.3はサポート対象外となりました。これに伴い、FileMaker Serverについてはバージョン13以前はサポート対象外となっています。

Tag: FileMaker

Get(レイアウトテーブル名)関数

May 24, 2021

Claris FileMaker ProのGet(レイアウトテーブル名)関数は、現在のレイアウトに割り当てられているテーブルオカレンスの名前を返します。

テーブルオカレンス名はリレーションシップグラフで確認することができ、リレーションシップグラフ上の各ボックスはテーブルオカレンスを表します。リレーションシップグラフを表示するには、[ファイル]メニュー>[管理]>[データベース...]を選択した後、[リレーションシップ]タブをクリックします。

なお、Get(レイアウトテーブル名)関数は、現在のファイルで複数のウインドウが開いている場合には一番手前にあるウインドウの結果のみが返され、ウインドウが開いていない場合には空の文字列が返されます。

[関連]Get(レイアウト名)関数(FAMLog)

Tag: FileMaker

Claris FileMaker 資格認定試験が開始

May 19, 2021

新しいClaris FileMaker 資格認定試験となるDeveloper Essentials for Claris FileMakerの提供が開始されています。

Claris FileMaker 資格認定は、Clarisによる公式の資格認定です。資格認定試験は日本語のほか英語でも受験でき、1回の受験料は19,800円です。新しい資格認定はDeveloper Essentials for Claris FileMakerを合格した日から2年間有効です。試験に合格するとClaris FileMaker 認定デベロッパとして資格認定されますが、今後は以前のようなClaris FileMakerの特定バージョンに関する資格認定は提供されません。

なお、既に取得しているClaris FileMakerのバージョンを特定する資格認定は引き続き有効ですが、FileMaker 18 資格認定試験は2021年5月28日に終了となる予定です。

Tag: FileMaker

Claris FileMaker Cloud 2.19.2とGet(システムプラットフォーム)関数

April 26, 2021

Claris FileMaker Proの「Get(システムプラットフォーム)関数」は、現在のプラットフォームを示す数値を返します。

この関数の戻り値は下記のようになります。

・「1」:プラットフォームがmacOSである場合
・「-2」:プラットフォームがWindowsの場合
・「3」:プラットフォームがiOSまたはiPadOSの場合
・「4」:プラットフォームがClaris FileMaker WebDirectの場合
・「5」:プラットフォームがLinuxの場合

2021年4月26日現在、バージョン2.19.2.423のClaris FileMaker CloudにおいてサーバーサイドスクリプトでGet(システムプラットフォーム)関数を実行すると、この関数の戻り値は「5」となります。この戻り値は、Claris FileMaker Server for LinuxやFileMaker Cloud for AWSの場合と同様です。

[関連]Claris FileMaker Server for LinuxとGet(システムプラットフォーム)関数(FAMLog)

Tag: FileMaker

FileMaker App 専用 アイコン & ピクトグラム 素材が公開

April 23, 2021

Claris International Inc.が、FileMaker カスタム Appのボタンアイコンやファイルアイコンとして使える素材の配布を開始しています。

Claris FileMaker Pro 19.1以降のシングルライセンスおよびボリュームライセンスを所有しているユーザーであれば無料でアイコンをダウンロードできます。Claris FileMaker Proに用意されている標準のアイコン素材に加えて、合計50の業種・システムに対応するファイルアイコンや、合計111のボタンアイコンを利⽤することができます。

なお、今回公開されたファイルに含まれるアイコンおよびピクトグラムはClaris FileMaker ソフトウェア上でのみ利用することができ、Claris FileMaker プラットフォーム以外では使用できません。

Tag: FileMaker

Get(レイアウト名)関数

April 22, 2021

Claris FileMaker ProのGet(レイアウト名)関数は、現在表示されているレイアウトの名前を返します。

Get(レイアウト名)関数は、現在のファイルで複数のウインドウが開いている場合には一番手前にあるウインドウの結果のみが返されます。同じ名前のレイアウトが複数ある場合は、Get(レイアウト番号)関数を使用したり、レイアウトのIDを取得することを検討する必要があります。

なお、Claris FileMaker Pro 19ではGet(レイアウトID)関数は標準で用意されていませんが、Get(レイアウト番号)関数やレイアウトIDの一覧を取得できるLayoutIDs関数などを組み合わせることで、現在表示されているレイアウトのIDを取得することが可能です。

[関連]Get(レイアウト番号)関数(FAMLog)、FileMaker Proで現在表示されているレイアウトのIDを取得する(FAMLog)

Tag: FileMaker

Get(レイアウト番号)関数

April 21, 2021

Claris FileMaker ProのGet(レイアウト番号)関数は、現在表示されているレイアウトの番号を返します。

現在のレイアウトが[レイアウトの管理]ダイアログボックスの一覧で3番目にある場合、Get(レイアウト番号)関数は「3」を返します。現在のファイルで複数のウインドウが開いている場合には一番手前にあるウインドウの結果のみが返されます。

なお、Get(レイアウト番号)関数は、レイアウトの順番を変更すると戻り値が変わるので注意が必要です。

[関連]FileMaker Proで現在表示されているレイアウトのIDを取得する(FAMLog)

Tag: FileMaker

2021年4月「FileMaker Pro 東京ユーザーズミーティング」発表資料

April 19, 2021

2021年4月17日に行われた「FileMaker Pro 東京ユーザーズミーティング(FM-Tokyo)」で発表した資料を公開しました。

・ダウンロード:「kintoneのデータをオフライン環境でも活用できるClaris FileMaker」(PDF形式/ファイルサイズ:約3.5MB)

「kintone-and-FileMaker-for-offline-network-202104.pdf」のSHA-256メッセージダイジェスト:
e423920d49cc62895fbf3fdd369c371e70ff999082ab7f0db582ed08831ada89

セッションのデモでは、Claris FileMaker Goを用いて、kintone REST API経由でkintoneから建物設備データを取得し、オフライン環境下で使用するという想定でNFCタグの読み取り機能を用いてレコードを検索・表示、検査データを入力した後に報告書PDFファイルを作成し、ネットワーク接続環境に戻ってからkintoneにデータを書き戻す、といったことができることを紹介しました。

■関連リンク

kintone(サイボウズ)

FileMakerユーザーの視点から見たkintoneの良いところ(松尾篤のnote)

kintone無料お試し申し込み(サイボウズ)

cybozu developer network(サイボウズ)

kintone Café

kintone Café 神奈川 Vol.7を開催しました!(kintone Café)

2021年3月「kintone Café 神奈川 Vol.7」発表資料(FAMLog)

日本郵船が FileMaker と iPad を活用し、2,000 項目におよぶ船内機器のチェックリストを電子化(Claris International Inc.)

Claris FileMaker 無料評価版のダウンロード(Claris International Inc.)



(2022年3月17日追記:スライドへのリンクをSlideShareからドクセルに変更しました。)

Tag: FileMaker

Claris FileMaker CloudとGet(ホストアプリケーションバージョン)関数

April 16, 2021

Claris FileMaker Proの「Get(ホストアプリケーションバージョン)関数」は、カスタム Appを共有しているホストのFileMaker製品名とバージョン情報を示す文字列を返します。

この関数の戻り値は下記のようになります。

・「Pro 19.2.2」:Claris FileMaker Pro 19.2.2の場合
・「ProAdvanced 17.0.7」:FileMaker Pro 17.0.7 Advancedの場合
・「Server 19.2.1」:Claris FileMaker Server 19.2.1の場合
・「Cloud Server 1.18.0.209」:FileMaker Cloud for AWS 1.18.0.209の場合
・「Cloud Server 2.19.2.423」:Claris FileMaker Cloud 2.19.2.423の場合

バージョン2.19.2.423のClaris FileMaker Cloudで共有されているデータベースでGet(ホストアプリケーションバージョン)関数を実行すると、この関数の戻り値は「Cloud Server 2.19.2.423」となります。なお、現在のデータベースが共有されていないかホストされていない場合、Get(ホストアプリケーションバージョン)関数は空の文字列を返します。

[関連]FileMaker Pro 18 Advancedのピアツーピア共有は廃止予定の機能に(FAMLog)、FileMaker Cloud for AWSのサポート終了予定日(FAMLog)

Tag: FileMaker

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