FAMLog
Claris FileMaker 資格認定試験が開始
May 19, 2021
新しいClaris FileMaker 資格認定試験となるDeveloper Essentials for Claris FileMakerの提供が開始されています。
Claris FileMaker 資格認定は、Clarisによる公式の資格認定です。資格認定試験は日本語のほか英語でも受験でき、1回の受験料は19,800円です。新しい資格認定はDeveloper Essentials for Claris FileMakerを合格した日から2年間有効です。試験に合格するとClaris FileMaker 認定デベロッパとして資格認定されますが、今後は以前のようなClaris FileMakerの特定バージョンに関する資格認定は提供されません。
なお、既に取得しているClaris FileMakerのバージョンを特定する資格認定は引き続き有効ですが、FileMaker 18 資格認定試験は2021年5月28日に終了となる予定です。
Claris FileMaker Cloud 2.19.2とGet(システムプラットフォーム)関数
April 26, 2021
Claris FileMaker Proの「Get(システムプラットフォーム)関数」は、現在のプラットフォームを示す数値を返します。
この関数の戻り値は下記のようになります。
・「1」:プラットフォームがmacOSである場合
・「-2」:プラットフォームがWindowsの場合
・「3」:プラットフォームがiOSまたはiPadOSの場合
・「4」:プラットフォームがClaris FileMaker WebDirectの場合
・「5」:プラットフォームがLinuxの場合
2021年4月26日現在、バージョン2.19.2.423のClaris FileMaker CloudにおいてサーバーサイドスクリプトでGet(システムプラットフォーム)関数を実行すると、この関数の戻り値は「5」となります。この戻り値は、Claris FileMaker Server for LinuxやFileMaker Cloud for AWSの場合と同様です。
[関連]Claris FileMaker Server for LinuxとGet(システムプラットフォーム)関数(FAMLog)
FileMaker App 専用 アイコン & ピクトグラム 素材が公開
April 23, 2021
Claris International Inc.が、FileMaker カスタム Appのボタンアイコンやファイルアイコンとして使える素材の配布を開始しています。
Claris FileMaker Pro 19.1以降のシングルライセンスおよびボリュームライセンスを所有しているユーザーであれば無料でアイコンをダウンロードできます。Claris FileMaker Proに用意されている標準のアイコン素材に加えて、合計50の業種・システムに対応するファイルアイコンや、合計111のボタンアイコンを利⽤することができます。
なお、今回公開されたファイルに含まれるアイコンおよびピクトグラムはClaris FileMaker ソフトウェア上でのみ利用することができ、Claris FileMaker プラットフォーム以外では使用できません。
Get(レイアウト名)関数
April 22, 2021
Claris FileMaker ProのGet(レイアウト名)関数は、現在表示されているレイアウトの名前を返します。
Get(レイアウト名)関数は、現在のファイルで複数のウインドウが開いている場合には一番手前にあるウインドウの結果のみが返されます。同じ名前のレイアウトが複数ある場合は、Get(レイアウト番号)関数を使用したり、レイアウトのIDを取得することを検討する必要があります。
なお、Claris FileMaker Pro 19ではGet(レイアウトID)関数は標準で用意されていませんが、Get(レイアウト番号)関数やレイアウトIDの一覧を取得できるLayoutIDs関数などを組み合わせることで、現在表示されているレイアウトのIDを取得することが可能です。
[関連]Get(レイアウト番号)関数(FAMLog)、FileMaker Proで現在表示されているレイアウトのIDを取得する(FAMLog)
Get(レイアウト番号)関数
April 21, 2021
Claris FileMaker ProのGet(レイアウト番号)関数は、現在表示されているレイアウトの番号を返します。
現在のレイアウトが[レイアウトの管理]ダイアログボックスの一覧で3番目にある場合、Get(レイアウト番号)関数は「3」を返します。現在のファイルで複数のウインドウが開いている場合には一番手前にあるウインドウの結果のみが返されます。
なお、Get(レイアウト番号)関数は、レイアウトの順番を変更すると戻り値が変わるので注意が必要です。
[関連]FileMaker Proで現在表示されているレイアウトのIDを取得する(FAMLog)
2021年4月「FileMaker Pro 東京ユーザーズミーティング」発表資料
April 19, 2021
2021年4月17日に行われた「FileMaker Pro 東京ユーザーズミーティング(FM-Tokyo)」で発表した資料を公開しました。
・ダウンロード:「kintoneのデータをオフライン環境でも活用できるClaris FileMaker」(PDF形式/ファイルサイズ:約3.5MB)
「kintone-and-FileMaker-for-offline-network-202104.pdf」のSHA-256メッセージダイジェスト:
e423920d49cc62895fbf3fdd369c371e70ff999082ab7f0db582ed08831ada89
セッションのデモでは、Claris FileMaker Goを用いて、kintone REST API経由でkintoneから建物設備データを取得し、オフライン環境下で使用するという想定でNFCタグの読み取り機能を用いてレコードを検索・表示、検査データを入力した後に報告書PDFファイルを作成し、ネットワーク接続環境に戻ってからkintoneにデータを書き戻す、といったことができることを紹介しました。
■関連リンク
・kintone(サイボウズ)
・FileMakerユーザーの視点から見たkintoneの良いところ(松尾篤のnote)
・kintone無料お試し申し込み(サイボウズ)
・cybozu developer network(サイボウズ)
・kintone Café
・kintone Café 神奈川 Vol.7を開催しました!(kintone Café)
・2021年3月「kintone Café 神奈川 Vol.7」発表資料(FAMLog)
・日本郵船が FileMaker と iPad を活用し、2,000 項目におよぶ船内機器のチェックリストを電子化(Claris International Inc.)
・Claris FileMaker 無料評価版のダウンロード(Claris International Inc.)
(2022年3月17日追記:スライドへのリンクをSlideShareからドクセルに変更しました。)
Claris FileMaker CloudとGet(ホストアプリケーションバージョン)関数
April 16, 2021
Claris FileMaker Proの「Get(ホストアプリケーションバージョン)関数」は、カスタム Appを共有しているホストのFileMaker製品名とバージョン情報を示す文字列を返します。
この関数の戻り値は下記のようになります。
・「Pro 19.2.2」:Claris FileMaker Pro 19.2.2の場合
・「ProAdvanced 17.0.7」:FileMaker Pro 17.0.7 Advancedの場合
・「Server 19.2.1」:Claris FileMaker Server 19.2.1の場合
・「Cloud Server 1.18.0.209」:FileMaker Cloud for AWS 1.18.0.209の場合
・「Cloud Server 2.19.2.423」:Claris FileMaker Cloud 2.19.2.423の場合
バージョン2.19.2.423のClaris FileMaker Cloudで共有されているデータベースでGet(ホストアプリケーションバージョン)関数を実行すると、この関数の戻り値は「Cloud Server 2.19.2.423」となります。なお、現在のデータベースが共有されていないかホストされていない場合、Get(ホストアプリケーションバージョン)関数は空の文字列を返します。
[関連]FileMaker Pro 18 Advancedのピアツーピア共有は廃止予定の機能に(FAMLog)、FileMaker Cloud for AWSのサポート終了予定日(FAMLog)
Claris FileMaker Cloud 2.19.2とGet(システムバージョン)関数
April 15, 2021
Claris FileMaker Proの「Get(システムバージョン)関数」は、現在利用しているオペレーティングシステムのバージョン情報を示す文字列を返します。
この関数の戻り値は下記のようになります。
・「6.3」:Windows 8.1の場合
・「10.0」:Windows 10の場合
・「11.2」:macOS Big Sur 11.2.3の場合
・「7.9.2009」:CentOS Linux 7 (2009)の場合
2021年4月15日現在、バージョン2.19.2.423のClaris FileMaker CloudにおいてサーバーサイドスクリプトでGet(システムバージョン)関数を実行すると、この関数の戻り値は「7.9.2009」となります。この戻り値は、Claris FileMaker Server for Linuxの場合と同様であり、CentOS Linuxのバージョン情報に相当するものと推測されます。
[関連]Claris FileMaker Server for LinuxとGet(システムバージョン)関数(FAMLog)、FileMaker WebDirectとGet(システムバージョン)関数(FAMLog)
Claris FileMaker CloudとGet(デバイス)関数
April 13, 2021
Claris FileMaker Proの「Get(デバイス)関数」は、FileMaker製品を実行しているコンピューターまたはモバイルデバイスの種類を表す数値を返します。
この関数が返す値は次の通りです。
・「0」:不明なデバイスの場合
・「1」:Macの場合
・「2」:Windowsコンピューターの場合
・「3」:iPadの場合
・「4」:iPhoneまたはiPod touchの場合
・「5」:Androidの場合
・「6」:Linuxの場合
2021年4月13日現在、バージョン2.19.2.423のClaris FileMaker CloudにおいてサーバーサイドスクリプトでGet(デバイス)関数を実行すると、この関数の戻り値は「6」となります。
[関連]Claris FileMaker Server for LinuxとGet(デバイス)関数(FAMLog)
FileMaker Server for LinuxがサポートするLinuxディストリビューションが変更予定
April 06, 2021
CentOS Projectの開発方針変更を受けて、FileMaker Server for Linuxのサポート対象となるLinuxディストリビューションが今後変更になることが発表されています。
Linux版のClaris FileMaker Server 19.2.1がCentOS Linuxをサポートする最後のFileMaker Serverとなる見通しであり、将来登場するバージョンのFileMaker ServerではCentOS Linuxはサポート対象のオペレーティングシステムではなくなるとのことです。なお、CentOS Linux用のFileMaker Server 19.2.1は、今後の更新や不具合の修正は行われないことに留意する必要があります。
今後、代替のLinuxディストリビューションとしてFileMaker ServerはUbuntuのサポートを開始する予定とのことであり、数ヶ月以内にUbuntuとFileMaker Serverについての詳細情報が出てくるとのことです。
[関連]CentOS Linuxの開発方針が変更(FAMLog)、FileMaker Server における CentOS サポートの廃止と削除の予定について(Claris ナレッジベース)