FAMLog
FileMaker data migration tool 19.1.3の新機能:-rebuildindexesオプション
March 15, 2021
バージョン19.1.3以降のFileMaker data migration toolでは全索引を一から再構築する-rebuildindexesオプションを利用できるようになっています。
FileMaker Developer Subscription(FDS)を購入することで利用できるFileMaker data migration toolは、ファイル拡張子が「fmp12」であるFileMaker Proデータベースファイルからデータのインポート処理を実行し、インポート処理時間を大幅に短縮できるコマンドラインツールです。
現時点(2021年3月15日時点)におけるFileMaker data migration toolの最新版はバージョン19.2.1です。FileMaker data migration toolはWindows版とmacOS版が用意されています。
[関連]New FileMaker data migration tool(Claris Knowledge Base)
FileMaker data migration toolのバージョン確認方法
March 12, 2021
FileMaker data migration toolのバージョンを確認するには、FMDataMigrationコマンドで-vオプションを使用します。
現時点(2021年3月12日時点)におけるFileMaker data migration toolの最新版はバージョン19.2.1であり、macOSではFileMaker data migration toolのバージョン情報は次のように表示されます。なお、Windowsの場合にはFMDataMigration.exeを利用します。
[実行例]
% FMDataMigration -version
19.2.1.14
FileMaker Developer Subscription(FDS)を購入することで利用できるFileMaker data migration toolは、Windows版とmacOS版が用意されています。ファイル拡張子が「fmp12」であるFileMaker Proデータベースファイルからデータのインポート処理を実行し、インポート処理時間を大幅に短縮できるコマンドラインツールです。
Get(ページ数)関数
March 08, 2021
Claris FileMaker ProのGet(ページ数)関数は、印刷中に現在の印刷ジョブにおける合計ページ数を示す数値を返します。
印刷またはPDFとして保存するときに合計ページ数を表示するには、式の中でGet(ページ数)関数を使用するのではなく、{{ページ数}}記号をレイアウト上に配置します。レイアウトモードにおいて[挿入]メニューの[その他の記号...]を選び、[ページ数]を選択してから[OK]をクリックすることで、レイアウトに{{ページ数}}記号を配置できます。
Get(ページ数)関数はバージョン19で追加された関数です。なお、何も印刷していない場合またはPDFとして保存していない場合は、何も返されないかまたは「?」が返されます。
[関連]Claris FileMaker Pro 19の新機能:合計ページ数の印刷(FAMLog)
fmcsadmin 1.3.0でAppleシリコンを搭載したMacに正式対応予定
March 01, 2021
fmcsadminは、次期バージョンのfmcsadmin 1.3.0でAppleシリコンを搭載したMacに正式に対応する予定です。
fmcsadminは、Linux、macOSおよびWindowsで利用できる、リモート管理機能を備えたClaris FileMaker Server管理者向けコマンドラインツールです。2021年3月現在、fmcsadminの最新バージョンはバージョン1.2.0です。
fmcsadmin 1.2.0はApple M1チップ上ではRosetta 2経由で動作しますが、fmcsadmin 1.3.0ではUniversal BinaryとしてAppleシリコンを搭載したMacに対応する予定です。
[関連]fmcsadmin 1.2.0の動作環境(FAMLog)
fmcsadminを使用して任意のスケジュールを削除する
February 24, 2021
fmcsadminを利用すると、Claris FileMaker Server 18以降およびFileMaker Cloud for AWS 1.18を利用している場合にCLI(コマンドラインインターフェース)で任意のスケジュールを削除できます。
fmcsadminコマンドを使ってスケジュールを削除するには、DELETEコマンドを使用し、引数に2以上のスケジュールIDを指定します。
(使用例)
% fmcsadmin delete schedule 2
なお、Claris FileMaker Admin APIに準じてスケジュールIDが1であるスケジュールは削除できません。スケジュールとID番号の一覧を取得するには、fmcsadminコマンドもしくはfmsadminコマンドのLISTコマンドを使用します。
[関連]fmsadminコマンドの活用 (4)(FAMLog)、fmcsadmin(株式会社エミック)
2021年2月「FileMaker Pro 東京ユーザーズミーティング」発表資料
February 22, 2021
2021年2月20日に行われた「FileMaker Pro 東京ユーザーズミーティング(FM-Tokyo)」で発表したライトニングトークの資料を公開しました。
・ダウンロード:fmcsadmin 1.2.0の新機能(PDF形式/ファイルサイズ:約320KB)
「fmcsadmin-for-FileMaker19dot2.pdf」のSHA-256メッセージダイジェスト:
31efc657f4e2515f693c2fa066690aa4a746e1158771a1e30cd25004e9741d65
■関連リンク
・fmcsadmin(株式会社エミック)
・Claris FileMaker 19 Admin API ガイド(FileMaker)
・fmcsadmin 1.2.0の動作環境(FAMLog)
(2022年3月18日追記:スライドへのリンクをSlideShareからドクセルに変更しました。)
fmcsadmin 1.2.0の動作環境
February 19, 2021
Claris FileMaker Serverに付属するfmsadminコマンドと同様の使い勝手を実現する、Claris FileMaker Admin APIを用いて実装したコマンドラインツールであるfmcsadminは、Linux、macOSおよびWindowsプラットフォームで利用できます。
fmcsadmin 1.2.0の動作環境は、CentOS Linux 7以降、macOS Mojave 10.14.6以降(macOS Big Sur 11.2.1で動作確認済み)およびWindows 10です。今回からmacOS High Sierra 10.13.6はサポート対象外としているのでご注意ください。
2021年2月現在、fmcsadminはApple Silicon Mac上ではRosetta 2経由で動作し、Universal BinaryとしてApple Silicon Macに正式に対応するのはfmcsadmin 1.3.0以降となる見込みです。
[関連]fmcsadmin 1.2.0を公開(FAMLog)
fmcsadmin 1.2.0を公開
February 18, 2021
fmcsadmin 1.2.0を公開しました。
fmcsadminはコマンドラインインターフェース(CLI)でClaris FileMaker Admin APIを手軽に操作できるようにするツールであり、Claris FileMaker Serverに付属するfmsadminコマンドと同様の使い勝手を実現します。Claris FileMaker Server 18以降およびFileMaker Cloud for AWS 1.18に対応しており、ライセンスはMITライセンスです。
Claris FileMaker Server for Linuxに正式に対応したバージョン1.2.0では、FileMaker Server 19.2.1を利用している場合にlistコマンドでプラグインを一覧表示できるようになっています。SSLサーバー証明書のインポートや管理に使えるcertificateコマンドとスケジュールを削除できるdeleteコマンドを新たに追加し、FileMaker Server 19.1.2以降でサーバーの設定を変更できない不具合を修正しました。
[関連]Claris FileMaker Server 19.2.1の提供が開始(FAMLog)
FMDataAPI Ver.22が公開
February 16, 2021
新居雅行氏がClaris FileMaker Data APIをPHPで利用するためのクラスであるFMDataAPIのバージョン22を公開しています。
FMDataAPIは、MITライセンスで提供されているオープンソースソフトウェアです。FMDataAPI Ver.22ではタイムアウトを設定できるようになっています。
なお、FileMaker Server 17以降で正式版として利用できるようになったFileMaker Data APIは、FileMaker Server 18以降では各種メタデータやレコード数に関する詳細情報を取得できるようになっています。
FMウェブもくもく会 Vol.5開催のお知らせ
February 12, 2021
2021年2月21日(日)午前10時より「FMウェブもくもく会 Vol.5」を開催します。
カスタムWeb勉強会は2020年6月からFMウェブもくもく会としてリニューアルしました。FMウェブもくもく会は、Claris FileMakerとWebに関してもくもくがやがや一緒に勉強していく会です。2ヶ月に1回のペースで日曜の午前中に開催し、当面はオンラインで開催予定です。
詳細および参加申込については下記URLのページをご覧ください。
https://fmweb-mokumokukai.connpass.com/event/204483/