FAMLog
FileMaker Master Book 上級編(バージョン19対応)
November 12, 2020
Claris FileMaker 19に対応したトレーニング教材「FileMaker Master Book 上級編」のPDF版が無料でダウンロードできるようになっています。
FileMaker Master BookはClaris FileMakerの公式トレーニング教材です。バージョン19対応版の上級編は、FileMaker Serverの導入から運用管理、FileMaker Server for Linuxの導入、他システムとの連携、セキュリティ等の管理者向け内容に加え、アドオンやCore MLなどの新機能についても解説した上級開発者向けの内容となっています。
なお、FileMaker Master Book 上級編のバージョン19対応版書籍は近日発売予定となっています。
Claris FileMaker Go 19.1.3が公開
November 10, 2020
Claris FileMaker Go 19.1.3の提供が開始されています。
FileMaker Go 19.1.3 アップデータリリースノートによると、[ポータル内の行へ移動]スクリプトステップでアプリケーションが予期せず終了する問題が修正されているとのことです。
なお、Claris FileMaker Go 19でClaris IDでのサインインを無効にするには、[設定]をタップしてから[Claris ID を使用]をタップして当該設定を無効にします。
[関連]Claris FileMaker Go 19.1.2が公開(FAMLog)
Linux版Claris FileMaker Server 19.1.2の新機能:AD FSを利用した外部認証
November 05, 2020
Claris FileMaker Server for Linuxでは、AD FS(Active Directory Federation Services)とOAuthを利用した外部認証に新たに対応しています。
Windows ServerでAD FSサーバーを別途構築する必要がありますが、AD FSによるシングルサインオンで共有データベースにサインインまたはAdmin Consoleにサインインできるように設定することが可能です。
なお、FileMaker Server 19.1.2では、AD FSとOAuthを利用した外部認証にはFileMaker Server for Linuxのみ対応しています。
[関連]Claris FileMaker Server 19.1.2とFileMaker Server for Linuxがリリース(FAMLog)、External Authentication for Linux(Claris Knowledge Base)
Linux版Claris FileMaker Server 19.1.2の新機能:OData(Open Data Protocol)
November 04, 2020
Claris FileMaker Server for LinuxではOData APIを使用できるようになっています。
バージョン19.1.2のFileMaker ServerではLinuxでのみOData APIがサポートされていて、ODataはClaris FileMaker Server Admin Consoleの[コネクタ]>[OData]で設定することができます。
OData APIを使用して共有データベースからクライアントにどの程度のデータを送信できるかは、OData API 制限により決まります。OData APIはClaris FileMaker Data APIと制限を共有し、データ転送量の上限についての扱いはFileMaker Data APIと同様となっています。
[関連]Claris FileMaker Server 19.1.2とFileMaker Server for Linuxがリリース(FAMLog)、Claris FileMaker Cloud 2.19 OData ガイド(Claris)
Claris FileMaker Server for LinuxではカスタムWeb公開機能は非サポート
October 30, 2020
Claris FileMaker Server for LinuxではカスタムWeb公開機能はサポートされていません。
Linux版のClaris FileMaker Server 19.1.2では、XMLを使用したカスタムWeb公開機能およびPHPを使用したカスタムWeb公開機能はどちらもサポートされていません。FileMaker Server for Linuxでは、カスタムWeb公開の代わりにClaris FileMaker Data APIまたはOData APIを使用するように案内されています。
なお、OData APIのデータ転送量上限についての扱いはFileMaker Data APIと同様であり、FileMaker Data APIと制限を共有するようになっています。
[関連]Claris FileMaker Server 19.1.2 リリースノート(Claris ナレッジベース)、Claris FileMaker Server 19.1.2とFileMaker Server for Linuxがリリース(FAMLog)
(2023/01/20追記:FileMaker Server 19.6.1でFileMaker Server for LinuxでもカスタムWeb公開 with XMLがサポートされるようになっています。)
Claris FileMaker Server 19.1.2とFileMaker Server for Linuxがリリース
October 29, 2020
Claris FileMaker Server 19.1.2がリリースされています。
FileMaker Server 19.1.2ではCentOS Linux 7 (2003)が正式にサポートされ、FileMaker Server for Linuxを利用できるようになっています。FileMaker Server for LinuxではOData APIおよびAD FS(Active Directory Federation Services)がサポートされていますが、カスタムWeb公開はサポートされていません。既知の問題も確認されているので、詳しくはClaris FileMaker Server 19.1.2 リリースノートを参照するようにしてください。
なお、FileMaker Server 19.1.2はフルインストーラーとして入手できます。バージョン18または19からFileMaker Server 19.1.2にアップグレードする場合、インストーラーによってフルインストールが実行されます。ユーザのデータ、設定および構成はほぼそのまま保存され、現在のインストールをアンインストールする必要がなくなっているとのことです。
FileMaker Pro 19.1.3 アップデータが公開
October 28, 2020
FileMaker Pro 19.1.3 アップデータが公開されています。
FileMaker Pro 19.1.3では、URLを使用してスクリプトを実行する場合にオプション引数がサポートされるようになっています。このオプション引数で現在実行中のスクリプトを処理する方法を設定できるようになっていますが、引数の値はJavaScriptのFileMaker.PerformScriptWithOption()で指定する値と同じです。
なお、バージョン19.1.3では、FileMaker Pro 19.1.2でFileMaker Cloud for AWS 1.18に接続できない問題や、FileMaker Pro 19.1.2でデータベースデザインレポートを作成する際に異常終了する場合がある問題などが修正されています。
Claris FileMaker Pro 19.1.2の新機能:[NFC 読み取りの構成]スクリプトステップの[結果を JSON として書式設定]オプション
October 27, 2020
Claris FileMaker Pro 19.1.2では、[NFC 読み取りの構成]スクリプトステップで[結果を JSON として書式設定]オプションを使用できるようになっています。
バージョン19で追加された[NFC 読み取りの構成]スクリプトステップを使用することで、NFC(Near Field Communication/近距離無線通信)タグをスキャンまたはスキャンを停止することができます。スキャン後に任意のスクリプトを実行させることができますが、[結果を JSON として書式設定]オプションを有効にするには0以外の値を指定します。値が0または指定されていない場合、バージョン19.0と同様に値の一覧が複数行で返されます。
なお、[NFC 読み取りの構成]スクリプトステップはClaris FileMaker Go 19でのみ利用できますが、[結果を JSON として書式設定]オプションを使用する場合にはFileMaker Goをバージョン19.1.2以降にアップデートする必要があります。
[関連]Claris FileMaker Go 19の新機能:NFCタグのスキャン(FAMLog)、Claris FileMaker Go 19.1.2が公開(FAMLog)
Claris FileMaker Pro 19.1.2の変更点:[このファイルを開くことのできる最低バージョン]オプション
October 22, 2020
Claris FileMaker Pro 19.1.2では、[ファイルオプション]ダイアログボックスの[このファイルを開くことのできる最低バージョン]オプションの設定方法が、バージョン番号を一覧から選択するのではなく、バージョン番号を入力する方法に変更されています。
バージョン番号は「m.n」の形式で入力し、mはメジャーバージョン番号、nはマイナーバージョン番号です。例えば、ファイルをバージョン19.1以降でないと開くことができないようにするには「19.1」と入力します。
なお、現時点においてClaris FileMaker Server 19向けのアップデータはまだ公開されていません。[このファイルを開くことのできる最低バージョン]オプションはサーバー製品利用時にも影響を与えるものであるため、クライアント側のバージョンだけでなく、利用しているサーバー製品のバージョンにも留意する必要があります。
[関連]FileMaker Pro 13の新機能:[このファイルを開くことのできる最低バージョン]オプション(FAMLog)、Claris FileMaker Pro 19の改善点:[このファイルを開くことのできる最低バージョン]オプション(FAMLog)
Claris FileMaker Go 19.1.2が公開
October 21, 2020
Claris FileMaker Go 19.1.2の提供が開始されています。
AD FS(Active Directory Federation Services)での認証に対応しているClaris FileMaker Go 19.1.2では、いくつかの問題が修正されているようですが、現在のところ変更点の詳細は不明となっています。
なお、FileMaker Pro 19.1.2 アップデータリリースノートによると、AD FSでの認証はバージョン 19.1.2以降のFileMaker Server for Linuxで共有されるカスタム Appでのみサポートされるようですが、現在のところFileMaker Server for Linuxの製品版はまだ登場していない状態です。
[関連]FileMaker Pro 19.1.2 アップデータが公開(FAMLog)、Claris FileMaker Pro 19.1.2はFileMaker Cloud for AWS 1.18に接続不可(FAMLog)