FAMLog


Get(テキスト定規表示)関数

March 12, 2020

FileMaker Pro Advancedの「Get(テキスト定規表示)関数」は、テキスト定規が表示されている場合は「1」(真)を、それ以外の場合は「0」(偽)を返します。

定規を表示または非表示にするには、[表示]メニューの[定規]を選択するか、[テキスト定規の表示切り替え]スクリプトステップを使用します。定規が使用する単位を変更するには、定規を右クリックして表示されるメニューから単位を選択するか、レイアウトモードで水平定規と垂直定規が交わる左上の角をクリックします。

なお、Get(テキスト定規表示)関数はバージョン8で追加された関数です。FileMaker WebDirectではこの関数はサポートされないため「0」を返します。

[関連]FileMaker Pro 8の新機能:バージョン8で追加された関数一覧(FAMLog)、FileMaker WebDirectでサポートされていない取得関数(FAMLog)

Tag: FileMaker

Get(カスタムメニューセット名)関数

March 09, 2020

FileMaker Pro Advancedの「Get(カスタムメニューセット名)関数」は、現在有効になっているカスタムメニューセットの名称を返します。

現在有効になっているメニューセットがカスタムメニューセットでない場合、すなわち[FileMaker の標準メニュー]が有効になっている場合、Get(カスタムメニューセット名)関数は空の文字列を返します。

なお、Get(カスタムメニューセット名)関数はバージョン8で追加された関数です。FileMaker WebDirectではこの関数はサポートされないため空の文字列を返します。

[関連]FileMaker Pro 8の新機能:バージョン8で追加された関数一覧(FAMLog)、FileMaker WebDirectでサポートされていない取得関数(FAMLog)

Tag: FileMaker

FileMaker Cloud 2では年単位の支払いのみ

March 02, 2020

2020年春に日本国内でサービス提供開始予定となっているFileMaker Cloudでは、サブスクリプションは年単位の支払いのみとなっています。

AWS Marketplaceを通じて提供されるFileMaker Cloud for AWSでは、BYOLでは年単位でソフトウェアのライセンスが付与され、AWSでライセンスを購入する場合には時間単位または年単位でソフトウェアのライセンスが付与されていました。時間単位のライセンスでFileMaker Cloud for AWSを利用する場合には、月単位でAWSにソフトウェアの使用料を支払うようになっています。

FileMaker Cloud for AWSとは異なり、Claris International Inc.が直接提供するクラウドサービスであるFileMaker Cloud 2.18では年単位の支払いのみとなっているのでその点には留意する必要があります。

[関連]Comparing FileMaker Cloud and FileMaker Cloud for AWS(FileMaker Knowledge Base)、FileMaker Cloud - よくあるご質問(クラリス・ジャパン)

Tag: FileMaker

Get(クイック検索テキスト)関数

February 28, 2020

FileMaker Pro Advancedの「Get(クイック検索テキスト)関数」は、クイック検索ボックス内に入力されたテキストを返します。

カスタムメニューを利用して[クイック検索の実行]コマンドをいずれかのメニューの項目として追加し、その[処理]を任意のスクリプトに割り当てた上で、当該スクリプト内で[クイック検索の実行]スクリプトステップとGet(クイック検索テキスト)関数を併用することで、クイック検索ボックスに入力されたテキストをスクリプトに渡すことが可能です。

なお、Get(クイック検索テキスト)関数はバージョン11で追加された関数です。

[関連]FileMaker Pro 11の新機能:クイック検索(FAMLog)、FileMaker Pro 11の新機能:バージョン11で追加された関数一覧(FAMLog)

Tag: FileMaker

FileMaker Cloud 2.18.1が登場

February 27, 2020

Claris International Inc.がFileMaker Cloud 2.18.1を発表しています。

FileMaker Cloud 2.18.1では、外部アイデンティティプロバイダ(IdP)でのアカウント認証に対応しています。さらに、カスタム AppをFileMaker Cloudにアップロード、およびスキーマとその他の変更をクローンからFileMaker Cloudの共有カスタム Appに適用するAPIがClaris FileMaker Admin APIに新しく追加されています。

なお、Claris International Inc.が直接提供するクラウドサービスであるFileMaker Cloudの日本国内におけるサービス提供開始は2020年春の予定となっています。

[関連]FileMaker Cloud 2.18.1 リリースノート(Claris)

Tag: FileMaker

Get(アクティブ選択位置)関数

February 19, 2020

FileMaker Pro Advancedの「Get(アクティブ選択位置)関数」は、選択されているテキストの開始文字を表す数値を返します。

一番手前のウインドウにおいて選択範囲が5文字目から開始されている場合、Get(アクティブ選択位置)関数は「5」を返します。テキストが選択されていない場合はカーソルの現在位置を返します。

Get(アクティブ選択位置)関数は、FileMaker Goでは選択したテキストがマスク付き編集ボックスにある場合に不正確な値が返される場合があります。また、FileMaker WebDirectではこの関数はサポートされないため空の文字列を返します。

[関連]Get(アクティブ選択サイズ)関数(FAMLog)、FileMaker WebDirectでサポートされていない取得関数(FAMLog)

Tag: FileMaker

2020年2月「FileMaker Pro 東京ユーザーズミーティング」発表資料

February 18, 2020

2020年2月15日に行われた「FileMaker Pro 東京ユーザーズミーティング(FM-Tokyo)」で発表した資料を公開しました。

・ダウンロード:「SSL暗号化通信を利用したネットワークセキュリティの向上(2020年版)」(PDF形式/ファイルサイズ:約7.6MB)

「SSLforFMNetwork2020.pdf」のSHA-256メッセージダイジェスト:
f8102ef9b123daa196574fec35fd471e346d5fd2ac0271cdeb00fc675c4920c2

■関連リンク

FileMaker ネットワークセキュリティとSSL - 概要(FileMaker ナレッジベース)

FileMaker Server 17 および 18 でのセキュリティ設定(FileMaker ナレッジベース)

CERTIFICATE IMPORTコマンドで読み込み可能なファイル形式(FAMLog)

FileMaker Pro 15の改善点:セキュリティ事前警告(FAMLog)

FileMaker Go 15の改善点:セキュリティ事前警告(FAMLog)

FileMaker Server 15の改善点:中間CA証明書のインポート(FAMLog)

FileMaker Server 15の新機能:CERTIFICATE IMPORTコマンドの--intermediateCAオプション(FAMLog)

FileMaker 15の新機能:SSL接続でワイルドカードSSLサーバー証明書とサブジェクトの別名に対応(FAMLog)

FileMaker Pro エラーコード番号1634(FAMLog)



(2022年4月24日追記:スライドへのリンクをSlideShareからドクセルに変更しました。)

Tag: FileMaker

FileMaker Cloud 2ではAWS アカウントは不要

February 14, 2020

2020年春に日本国内でサービス提供開始予定となっているFileMaker CloudではAWS アカウントを作成および設定する必要は特にありません。

AWS Marketplaceを通じて提供されるFileMaker Cloud for AWSではAWS アカウントを作成および設定する必要がありましたが、Claris International Inc.が直接提供するクラウドサービスであるFileMaker Cloud 2.18ではAWS アカウントを作成する必要はなくなっています。

なお、FileMaker Cloud 2.18では、ユーザーは固有のFileMaker ID アカウントを持ち、固有のライセンスを付与されている必要があります。

[関連]Comparing FileMaker Cloud and FileMaker Cloud for AWS(FileMaker Knowledge Base)、FileMaker Cloud - よくあるご質問(クラリス・ジャパン)

Tag: FileMaker

FileMaker Cloud 2ではSSLサーバー証明書の購入手続きは不要

February 13, 2020

2020年春に日本国内でサービス提供開始予定となっているFileMaker CloudではSSLサーバー証明書を別途購入する必要は特にありません。

AWS Marketplaceを通じて提供されるFileMaker Cloud for AWSでは、90日間の評価用SSLサーバー証明書が付属しています。SSLサーバー証明書の試用期間終了後は、最初から付属していたデフォルトのSSLサーバー証明書を更新・購入してfmi.filemaker-cloud.comサブドメインを使い続けるか、もしくはカスタムドメイン名で運用することになります。

一方、Claris International Inc.が直接提供するクラウドサービスであるFileMaker Cloud 2.18では、カスタムドメイン名には非対応ですが、SSLサーバー証明書を別途購入する必要はなくなっています。

[関連]Comparing FileMaker Cloud and FileMaker Cloud for AWS(FileMaker Knowledge Base)、FileMaker Cloud 2ではカスタムドメイン名は非サポート(FAMLog)

Tag: FileMaker

FileMaker Cloud 2ではカスタムドメイン名は非サポート

February 12, 2020

2020年春に日本国内でサービス提供開始予定となっているFileMaker Cloudではカスタムドメイン名の利用はサポートされていません。

AWS Marketplaceを通じて提供されるFileMaker Cloud for AWSではカスタムドメイン名に対応しており、カスタムドメイン名でSSLサーバー証明書を設定することもできました。

FileMaker Cloud for AWSとは異なり、Claris International Inc.が直接提供するクラウドサービスであるFileMaker Cloud 2.18ではカスタムドメイン名に対応しなくなっているのでその点には留意する必要があります。

[関連]Comparing FileMaker Cloud and FileMaker Cloud for AWS(FileMaker Knowledge Base)、FileMaker Cloud にカスタムドメインと SSL 証明書を設定する(FileMaker ナレッジベース)

Tag: FileMaker

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