FAMLog
Get(エラー処理状態)関数
February 10, 2020
FileMaker Pro Advancedの「Get(エラー処理状態)関数」は、[エラー処理]スクリプトステップのスクリプトステップオプションが[オン]の場合は「1」(真)を、それ以外の場合は「0」(偽)を返します。
スクリプトステップオプションを[オン]にして[エラー処理]スクリプトステップを使用すると、FileMaker Pro Advancedの警告メッセージや一部のダイアログボックスが表示されないようにすることができます。逆に、スクリプトステップオプションが[オフ]の場合には、警告メッセージが表示されるようになります。
なお、Get(エラー処理状態)関数はバージョン7で追加された関数です。
Get(ソート状態)関数
February 07, 2020
FileMaker Pro Advancedの「Get(ソート状態)関数」は、現在のソート状態を表す値を返します。
この関数が返す値は次の通りです。
・「0」:アクティブなテーブルのレコードがソートされていない場合
・「1」:アクティブなテーブルのレコードがソートされている場合
・「2」:アクティブなテーブルのレコードが部分的にソートされている状態(半ソート済み)の場合
ソート済みのテーブルのレコードは、レコードが別のファイルからソート済みの古い対象レコードにインポートされた場合、レコードが部分的にソートされている半ソート済みの状態になる場合があります。もしくは、[レコードのソート]ダイアログボックスで[ソートされた順位でレコードを保持]チェックボックスを外した状態でソートを実行した後にレコードを変更した場合に、半ソート済みの状態にすることが可能です。
[関連]FileMaker Pro 12の新機能:ソートされた順位でレコードを保持(FAMLog)
Get(ステータスエリア状態)関数
February 05, 2020
FileMaker Pro Advancedの「Get(ステータスエリア状態)関数」は、ステータスツールバーの状態を示す数値を返します。
この関数が返す値は次の通りです。
・「0」:ステータスツールバーが非表示の場合
・「1」:ステータスツールバーが表示の場合
・「2」:ステータスツールバーが表示およびロックの場合
・「3」:ステータスツールバーが非表示およびロックの場合
現在のアクティブなファイルで複数のウインドウが開いている場合、アクティブなウインドウの結果のみが返されます。
Get(スクリプトアニメーション状態)関数
February 04, 2020
FileMaker Pro Advancedの「Get(スクリプトアニメーション状態)関数」は、現在実行されているスクリプトでアニメーションが有効になっている場合は「1」(真)を、それ以外の場合は「0」(偽)を返します。
デフォルトでは、現在実行されているスクリプトでアニメーションは無効になっています。現在のスクリプトで[レイアウトオブジェクトアニメーション設定]スクリプトステップを使用してアニメーションを有効にするように設定されている場合は、「1」を返します。
なお、Get(スクリプトアニメーション状態)関数はバージョン13で追加された関数です。
[関連]FileMaker Pro 13の新機能:バージョン13で追加されたスクリプトステップ一覧(FAMLog)、FileMaker Pro 13の新機能:バージョン13で追加された関数一覧(FAMLog)、FileMaker Pro 14で名称が変更されたスクリプトステップ(FAMLog)
Get(アクティブ選択サイズ)関数
January 28, 2020
FileMaker Pro Advancedの「Get(アクティブ選択サイズ)関数」は、選択されている文字数を表す数値を返します。
4つの文字が選択されている場合、Get(アクティブ選択サイズ)関数は「4」を返します。アクティブフィールドで何も選択されていない場合は「0」を返し、どのフィールドもアクティブでない場合は何も返しません。
なお、Get(アクティブ選択サイズ)関数はバージョン7で追加された関数です。FileMaker WebDirectではこの関数はサポートされないため空の文字列を返します。
[関連]FileMaker WebDirectでサポートされていない取得関数(FAMLog)
Claris Engage Japan 2020が2020年11月上旬に開催
January 27, 2020
Claris Engage Japan 2020は、2020年11月11日(水)から13日(金)までの3日間、虎ノ門ヒルズフォーラム(東京都港区)で開催されます。また、2021年1月28日(木)および29日(金)に大阪国際会議場でもClaris Engageが開催されます。
ファイルメーカー株式会社からクラリス・ジャパン株式会社への社名変更に伴い、FileMaker カンファレンスはClaris Engageに名称が変更されています。Claris Engageは、クラリス社が主催する日本最大の展示会イベントです。セッション内容の公開および事前登録の申し込み受付は2020年7月より開始される予定です。
ユーザー事例のセッションに登壇するスピーカーを一般公募しているだけでなく、平成生まれのエンジニアの学習への取り組みや、開発作品の発表、導入事例の発表、技術情報の共有など、Clarisの製品やサービスに関連したコンテンツを対象とした一般公募も行われています。
FileMaker CloudにEssentialsプランが登場
January 24, 2020
2020年春に日本国内でサービス提供開始予定となっているFileMaker CloudにEssentialsプランが追加されています。
日本円での提供価格は未定および価格は年単位の支払いですが、Essentialsプランは1ユーザ1か月あたり39米ドルではなく19米ドルで提供されるようになっています。なお、従来からあったプランはStandardプランという名称となっています。
Essentialsプランの制限としては、カスタム Appの数は3つまで、ユーザ数は5ユーザ以上10ユーザ以下、および1ユーザあたりのストレージは2GBとなっています。
FileMaker Cloud for AWSとGet(デバイス)関数
January 22, 2020
FileMaker Pro Advancedの「Get(デバイス)関数」は、FileMaker製品を実行しているコンピューターまたはモバイルデバイスの種類を表す数値を返します。
この関数が返す値は次の通りです。
・「0」:不明なデバイスの場合
・「1」:Macの場合
・「2」:Windowsコンピューターの場合
・「3」:iPadの場合
・「4」:iPhoneまたはiPod touchの場合
・「5」:Androidの場合
FileMaker Cloud for AWS 1.18においてサーバーサイドスクリプトでGet(デバイス)関数を実行すると、この関数の戻り値は「0」となります。
[関連]Get(デバイス)関数(FAMLog)、FileMaker CloudのオペレーティングシステムはCentOS(FAMLog)
Get(開いているレコード数)関数
January 17, 2020
FileMaker Pro Advancedの「Get(開いているレコード数)関数」は、まだ保存されていない現在の対象レコード内にあるレコードの総数を返します。
保存されていない関連レコードを含む現在の対象レコードにおける未確定のレコード数を返すようになっており、例えば、保存されていないレコードが1つと関連レコードが3つある場合は「4」が返されます。
なお、Get(開いているレコード数)関数はバージョン8で追加された関数です。
[関連]FileMaker Pro 8の新機能:バージョン8で追加された関数一覧(FAMLog)
FileMaker Cloud 2ではSSH接続は不可
January 10, 2020
2020年春に日本国内でサービス提供開始予定となっているFileMaker CloudではSSH接続はサポートされていません。
AWS Marketplaceを通じて提供されるFileMaker Cloud for AWSではサーバーインスタンスにSSHで接続することが可能であり、SFTPでサーバーインスタンスに任意のファイルを転送することもできました。
FileMaker Cloud for AWSとは異なり、Claris International Inc.が直接提供するクラウドサービスであるFileMaker Cloud 2.18ではSSH接続できなくなっているのでその点には留意する必要があります。
[関連]FileMaker Cloud 2.18が登場(FAMLog)、Comparing FileMaker Cloud and FileMaker Cloud for AWS(FileMaker Knowledge Base)