FAMLog
第42回カスタムWeb勉強会開催のお知らせ
August 31, 2018
2018年10月20日(土)午前10時より「第42回カスタムWeb勉強会」を開催します。
FileMaker ServerのカスタムWeb公開やFileMaker Data APIに関する、出席者全員参加型の勉強会として進めてきましたが、前回から読書会形式として開催しています。
「体系的に学ぶ 安全なWebアプリケーションの作り方 第2版」を読んで、参加者の間で知識を共有したり議論をしていきます。時間を決めて黙読した後、内容について議論していく予定です。詳細および参加申込については下記URLのページをご覧ください。
https://www.famlog.jp/cwpstudy/42
FileMaker Pro 17 Advancedの新機能:[カスタムダイアログを表示]スクリプトステップの入力フィールドオプションでターゲットとして変数を指定可能に
August 30, 2018
FileMaker Pro 17 Advancedでは、[カスタムダイアログを表示]スクリプトステップの[入力フィールド]オプションにおいて変数をターゲットとして指定できるようになっています。
[入力フィールド]オプションでは入力や表示に使用する変数またはフィールドを最大で3つ指定することができ、入力に使用する変数はテキストとして値が格納されます。
なお、[一般]オプションにおけるボタンの[データを確定]チェックボックスが無効な状態でユーザーが入力フィールドにデータを入力した場合、ユーザーがボタンをクリックしてもデータが変数に格納されないので注意が必要です。
[関連]FileMaker Pro 16の新機能:複数の挿入スクリプトステップでターゲットとして変数を指定可能に(FAMLog)
FileMaker Pro 17 Advancedの新機能:グループ内オブジェクトの選択
August 29, 2018
FileMaker Pro 17 Advancedでは、レイアウトモードにおいてグループ内のオブジェクトを選択できるようになっています。
バージョン17では、グループ化されたレイアウトオブジェクト内のオブジェクトをグループ解除せずに、個々のオブジェクトをレイアウト上で選択、サイズ変更、移動および書式設定することができます。
レイアウトモードにおいてグループ内のオブジェクトを選択するには、矢印ポインタでグループをクリックしてからグループ内のオブジェクトをクリックします。
[関連]FileMaker Pro Advanced でのグループ化されたオブジェクトからの個々のオブジェクトの選択(FileMaker ナレッジベース)
FileMaker Master Book 中級編・上級編(バージョン17対応)
August 24, 2018
FileMaker 17に対応したトレーニング教材「FileMaker Master Book」の中級編と上級編が無料でダウンロードできるようになり、冊子版の販売も開始されています。
中級編は、データモデリング、レイアウト設計、高度な計算式・スクリプトの組み込み方、レポート・グラフ作成、モバイル対応など中級テクニックの技術・知識を習得できるように構成されています。上級編は、FileMaker Serverの運用やFileMaker Cloudの導入、FileMaker Data APIを用いた外部Webサービスとの連携、FileMaker Admin APIを用いたFileMaker Serverの管理、OAuth 2.0を用いたセキュリティ機能などについての実践的な知識とテクニックの習得を目的とした上級レベルの内容となっています。
FileMaker Master Book 中級編と上級編の冊子版はFileMaker Storeでは各2,800円(税別)で販売され、ダウンロード版については無料でPDFファイルをダウンロードできます。
[関連]FileMaker Master Book 初級編(バージョン17対応)(FAMLog)
FileMaker Pro 17 Advancedの新機能:カスタムメニューのコピー&ペースト
August 23, 2018
FileMaker Pro 17 Advancedでは、[カスタムメニューの管理]ダイアログボックスにおいて、カスタムメニューセット、メニューおよびメニュー項目をコピーして貼り付ける(ペーストする)ことができるようになっています。
コピーしたメニューセット、メニューおよびメニュー項目は、現在のファイルに限らず、他のFileMaker Pro Advancedファイルにもペーストが可能で、再利用が容易になっています。
なお、この機能を使用するには、[環境設定]ダイアログボックスの[一般]タブで[高度なツールを使用する]を選択した後にFileMaker Pro Advancedを再起動する必要があります。[カスタムメニューの管理]ダイアログボックスを表示するには、高度なツールを使用できる状態で[ツール]メニューの[カスタムメニュー]>[カスタムメニューの管理...]を選択します。
[関連]カスタムメニューセットの作成と編集(FileMaker Pro 17 Advanced ヘルプ)
FileMaker Pro 17 Advancedの新機能:保存およびエクスポート用スクリプトステップの[ディレクトリの作成]オプション
August 22, 2018
FileMaker Pro 17 Advancedでは、レコードやデータを保存およびエクスポートする一部のスクリプトステップに[ディレクトリの作成]オプションが追加され、ファイルを出力する際にディレクトリを新規に作成できるようになっています。
バージョン17で[ディレクトリの作成]オプションが追加されたスクリプトステップの一覧は次の通りです。
・フィールド内容のエクスポート
・レコードのエクスポート
・レコードを Excel として保存
・レコードを PDF として保存
・レコードをスナップショットリンクとして保存
・名前を付けて保存
なお、FileMaker GoとFileMaker WebDirectでは、[ディレクトリの作成]オプションはサポートされていません。
2018年8月「FileMaker Pro 東京ユーザーズミーティング」発表資料
August 20, 2018
2018年8月18日に行われた「FileMaker Pro 東京ユーザーズミーティング(FM-Tokyo)」で発表したライトニングトークの資料を公開しました。
・ダウンロード:fmcsadmin 0.9.2(PDF形式/ファイルサイズ:約310KB)
「fmcsadmin-trial-for-FMS17.pdf」のSHA-256メッセージダイジェスト:
f75130fa3c1c1fa9a53beebb9e06c883114c413956aaeeb3523b8de2bfb6b485
■関連リンク
・fmcsadmin – CLIでFileMaker Admin APIを操作(株式会社エミック)
・fmcsadmin 0.9.2を公開(株式会社エミック)
・FileMaker Server 17 リリースノート(FileMaker ナレッジベース)
・FileMaker Cloud 17 Admin API Guide(FileMaker)
(2022年4月24日追記:スライドへのリンクをSlideShareからドクセルに変更しました。)
FileMaker Cloud 1.17の改善点:サーバーの使用状況ログファイルのダウンロードが可能に
August 17, 2018
FileMaker Cloud 1.17では、サーバーの使用状況ログファイル(Stats.log)をFileMaker Cloud Admin Consoleを使用してダウンロードできるようになっています。
「Stats.log」ファイルは、FileMaker Cloud Admin Consoleの[Subscription]>[Subscription Center]ページからダウンロードできます。[Select the log to download]をクリックした後に[stats.log]をクリックすると、Zip形式で圧縮されたファイルをダウンロードします。
サーバーの使用状況情報を表示するには、ダウンロードした圧縮ファイルを展開してから、タブ区切りのテキストファイルを開くことができるアプリケーションで「Stats.log」ファイルを開きます。
[関連]FileMaker Cloud 1.17.0.77 リリースノート(FileMaker)
FileMaker Cloud 1.17の改善点:fmi.filemaker-cloud.comサブドメインのSSLサーバー証明書を有効期限が切れる60日前から更新可能に
August 16, 2018
FileMaker Cloud 1.17では、90日間利用できる試用版のComodo SSL 証明書を有効期限が切れる60日前から更新できるようになっています。
FileMaker Cloudでは、90日間試用できるSSLサーバー証明書が提供されます。SSLサーバー証明書の試用期間終了後は、最初から付属していたデフォルトのSSLサーバー証明書を更新・購入してfmi.filemaker-cloud.comサブドメインを使い続けるか、もしくは独自ドメイン名で運用することになります。
デフォルトのSSLサーバー証明書を更新する場合は、FileMaker Storeで証明書を購入することができ、CSRファイルを生成したりDNSレコード情報を変更する手間は不要です。
[関連]FileMaker Cloud 1.17.0.77 リリースノート(FileMaker)、FileMaker Cloudでは90日間の評価用SSLサーバー証明書が付属(FAMLog)
FileMaker Cloud 1.17の新機能:クライアントアプリケーションでのデータベースのフィルタ
August 14, 2018
FileMaker Cloud 1.17では、FileMaker Cloud Admin Consoleで[Filter Databases]オプションを選択できるようになっています。
クライアントアプリケーションでのデータベースのフィルタ設定を変更するには、FileMaker Cloud Admin Consoleにおいて[Configuration]ページの[System Configuration]タブをクリックした後、[Filter Databases in Client Applications]を[Enabled]または[Disabled]に設定します。
このオプションを有効にすると、FileMakerクライアントのアカウント名およびパスワードに基づいてFileMaker Cloudでデータベースがフィルタされ、ユーザーがログイン資格情報を持っているデータベースだけが表示されるようになります。クライアントアプリケーション側でフィルタ対象となるのは次の箇所です。
・FileMaker Pro 17 Advancedの[ホスト]ダイアログボックス
・FileMaker Goの起動センター
・FileMaker WebDirectの起動センター
[関連]FileMaker Cloud 1.17.0.77 リリースノート(FileMaker)