FAMLog
defaultsコマンド
May 27, 2005
defaultsコマンドはMac OS X固有のコマンドで、NeXTStep時代から存在するものです。
Mac OS X用のアプリケーションの多くは、システムで用意されているデフォルトデータベースの仕組みを使用することで、設定情報をユーザーごとに管理しています。
defaultsコマンドを使うと、このデフォルトデータベースの内容をコマンドライン経由で取得、変更あるいは削除することができ、ソフトウェアの設定を任意に変更することが可能です。
(使用例)
$ defaults read com.apple.Safari
Dashboardを無効にする
May 26, 2005
Mac OS X v10.4でDashboardを無効にするには、ターミナルで次のように入力します。
defaults write com.apple.dashboard mcx-disabled -boolean YES
上記コマンドを実行後に、ログアウトおよび再ログイン、もしくはシステムを再起動することでDashboardが機能しなくなります。
元の状態に戻す場合には、次のように入力します。
defaults write com.apple.dashboard mcx-disabled -boolean NO
Spotlightを無効にする
May 25, 2005
Mac OS X v10.4およびMac OS X Server v10.4でSpotlightを無効にするには、/etc/hostconfigファイルの「SPOTLIGHT=」で始まる行を次のように編集します。
(変更前)SPOTLIGHT=-YES-
(変更後)SPOTLIGHT=-NO-
ファイルを修正後にシステムを再起動することで、Spotlightの索引作成を行うプロセスが起動しなくなります。
Mac OS X Update 10.4.1
May 18, 2005
Appleから「Mac OS X Update 10.4.1」がリリースされています。
Mac OS X v10.4.1の主な改良点は下記の通りです。
・AFPおよびSMB/CIFSネットワークファイルサービスを使用したファイル共有
・ワイヤレスネットワークでのDHCPの使用
・LDAPとActive Directoryサーバーにアクセス時のユーザーログイン
・アップデートされたATIとNVIDIAグラフィックドライバを含むコアグラフィックス
・.Macとの同期
・「アドレスブック」、「iCal」、「Font Book」、「Mail」および「プレビュー」
・Dashboardウィジェット:アドレスブック、Flight Tracker、Phone Book、世界時計
・「ディスクユーティリティ」によるディスクイメージやディスクの作成
・他社製アプリケーションやデバイスとの互換性
これまでは通常Mac OS X Updateと同時にMac OS X Server Updateもリリースされていましたが、現在のところバージョン10.4.1のServer版アップデータはまだ配布されていません。
JDKソフトウェアのバージョンを表示する
May 17, 2005
使用しているJDK(Java 2 Platform Standard Edition Development Kit)ソフトウェアのバージョンを表示するには、javaコマンドを使用して-versionオプションを指定します。
Mac OS X v10.4では、通常JDKソフトウェアのバージョン情報は次のように表示されます。
$ java -version
java version "1.4.2_07"
Java(TM) 2 Runtime Environment, Standard Edition (build 1.4.2_07-215)
Java HotSpot(TM) Client VM (build 1.4.2-50, mixed mode)
「Java 2 SE 5.0 Release 1」をインストールして、CurrentJDKを1.5.0に変更した場合には、JDKソフトウェアのバージョン情報は次のように表示されます。
$ java -version
java version "1.5.0_02"
Java(TM) 2 Runtime Environment, Standard Edition (build 1.5.0_02-56)
Java HotSpot(TM) Client VM (build 1.5.0_02-36, mixed mode, sharing)
(関連)Technical Note TN2110: Identifying Java on Mac OS X
Mac OS X v10.4でCurrentJDKを1.5.0に変更する
May 16, 2005
「Java 2 SE 5.0 Release 1」をMac OS X v10.4にインストールしても、JVM(Java Virtual Machine)やjava、javacといったコマンドは引き続きJ2SE 1.4.2のものが利用されます。
デフォルトでJ2SE 5.0のjavaやjavacといったコマンドを利用するように変更したい場合、次のコマンドを実行します。
cd /System/Library/Frameworks/JavaVM.framework/Versions
sudo ln -fsh 1.5.0 CurrentJDK
(参考)TigerでTiger? - Apple、J2SE 5.0やWebObjectsをアップデート(MYCOM PC WEB)
Apple Remote Desktop 2.2
May 12, 2005
Mac OS X v10.4 “Tiger”のリリース後に、アップルから「Apple Remote Desktop Update 2.2」および「Apple Remote Desktop Admin 2.2」が配布されています。
Apple Remote Desktop Update 2.2では信頼性と互換性が向上し、Mac OS X v10.4 “Tiger”に対応しています。Apple Remote Desktop 2を利用しているすべてのユーザーに対してアップデートが推奨されています。
なお、Apple Remote Desktop 2.2のクライアントを管理するためには、Apple Remote Desktop Admin 2.2が必要です。そのため、クライアントをアップグレードする前に、Apple Remote Desktopの管理ソフトウェアがバージョン2.2にアップグレードしてあることを確認する必要があります。
Java 2 SE 5.0 Release 1 for Mac OS X v10.4 “Tiger”
May 10, 2005
Mac OS X v10.4 “Tiger”のリリース後に、アップルからMac OS X v10.4で動作する「Java 2 SE 5.0 Release 1」が配布されています。
同時に、開発者向けの文書「Java 2 SE 5.0 Developer Documentation」も配布されています。
「Java 2 Platform Standard Edition (J2SE) 5.0 Release 1」により、Mac OS X v10.4にJ2SE 5.0環境が提供されます。ただし、今回のリリースでは既にインストールされているJ2SE 1.4.2が置き換えられることはなく、通常使用されるJavaのバージョンは1.4.2(1.4.2_07)のままです。
2.0GHz iMac G5 & 1.42GHz eMac
May 06, 2005
アップルが、最大2.0GHzのPowerPC G5プロセッサーと内蔵AirMac ExtremeおよびBluetoothワイヤレス機能、そしてMac OS X v10.4 “Tiger”を搭載した、新しい「iMac G5」を2005年5月3日に発表しています。
今回発表されたiMac G5は、ATI Radeon 9600グラフィックスプロセッサーと128MBの専用ビデオメモリーを搭載し、ギガビットEthernet、そして512MBのメモリーが全モデルに標準搭載されています。SuperDriveを装備するモデルでは、2層記録に対応した8倍速SuperDriveが搭載されています。
新しいiMac G5シリーズは2005年5月7日より順次販売が開始され、税込価格は、1.8GHz・17インチモデルが152,040円、2.0GHz・17インチモデルが173,040円、2.0GHz・20インチモデルが209,790円となっています。
同時に、Mac OS X v10.4 “Tiger”を搭載した、新しいeMacも発表されています。
デュアル2.7GHz Power Mac G5
April 27, 2005
アップルが、最大2.7GHzのデュアル64ビットPowerPC G5プロセッサーとMac OS X v10.4 “Tiger”を搭載した、新しいPower Mac G5を発表しています。
新しいPower Mac G5シリーズは、より多くのメモリーを搭載した高性能のグラフィックスカードが搭載されていて、2.7GHzモデルではアップルの30インチCinema HD Displayをオプションの追加なしで使用することができます。より大容量のハードディスクドライブ、2層記録式に対応した16倍速SuperDrive、および512MBのメモリーがすべての新モデルに標準搭載されています。
デュアル2GHzモデルは236,040円で、デュアル2.3GHzモデルは293,790円で、そしてデュアル2.7GHzモデルは351,540円で、2005年4月28日より順次販売開始されます。なお、現行のシングル1.8GHzモデルのPower Mac G5については、178,290円で継続販売されます。