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新しいMac miniは512MBのRAMを標準搭載
July 27, 2005
アップルが2005年7月26日に、全モデルのメモリーを倍増したMac miniも発表しています。
今回発表されたMac miniは全機種に512MBのメモリーが標準搭載され、AirMac ExtremeとBluetoothによるワイヤレスネットワーク機能を内蔵したモデルと、DVDの作成が可能なSuperDriveとワイヤレスネットワーク機能を搭載したモデルを新たに追加しています。
標準でMac OS X v10.4がプリインストールされるようになった新しいMac miniは2005年7月27日より順次販売され、税込価格は、1.25GHzモデルが58,800円、1.42GHzのコンボドライブモデルが69,800円、1.42GHzのSurperDriveモデルが81,800円となっています。
1.42GHz iBook G4
July 26, 2005
アップルが2005年7月26日に、スクロールトラックパッドと緊急モーションセンサーを搭載した新しいiBook G4を発表しています。
今回発表されたiBookは最高1.42GHzのPowerPC G4プロセッサーおよびATI Mobility Radeon 9550を採用し、全モデルに512MBのメモリーと54Mbps AirMac ExtremeおよびBluetooth 2.0+EDRを標準装備しています。
新しいiBook G4シリーズは2005年7月27日より順次販売され、税込価格は、12インチモデルが119,800円、SuperDriveを搭載した14インチモデルが149,800円となっています。
アクセス制御リスト(ACL)
July 25, 2005
Mac OS X Server v10.4の新機能の1つに「アクセス制御リスト(ACL)」があります。
アクセス制御リスト(ACL)を利用すると、ファイルやフォルダのアクセス権をきめ細かく制御することが可能になり、ファイルやフォルダに対して複数のユーザーおよびグループのアクセス権を設定できます。また、Windows Server 2003やWindows XPとも完全互換なアクセス権を設定できます。
Mac版FileMaker Server 7でホストされるすべてのデータベースファイルは、通常はfmsadminグループが読み書きできるようにアクセス権を変更する必要がありますが、ACLを利用することにより、ファイルごとにアクセス権を変更する必要がないようにすることが可能です。
[関連資料]Tiger Serverで使うFileMaker Server(http://msyk.net/fmp/)
Mac OS X Update 10.4.2
July 14, 2005
Appleから「Mac OS X Update 10.4.2」および「Mac OS X Server 10.4.2」アップデートがリリースされています。
Mac OS X v10.4.2の主な改良点は下記の通りです。
・AFPおよびSMB/CIFSネットワークファイルサービスを使用したファイル共有
・Active Directoryサーバーへのシングルサインオン認証と信頼性の高いアクセス
・管理対象のユーザーアカウントの自動ログイン
・AirMacおよびワイヤレスアクセス
・アップデートされたATIとNVIDIAグラフィックドライバを含むCore Graphics、Core Audio、Core Image
・種類による検索やスライドショーの使用を含む「Finder」のアップデート
・iDiskと.Macとの同期
・インストールの信頼性
・Dashboardウィジェットの管理
・アドレスブック、Automator、iCal、iChat、Mail、Safari、およびスティッキーズ
・他社製アプリケーションやデバイスとの互換性
このアップデートにより、Safariを含む多くのアプリケーションと、認証を必要とするプロキシサーバーとの動作が改善され、HTTPおよびHTTPSプロキシ経由でiDiskまたはその他のWebDAVサーバーにアクセスできるようになっています。その他にも数多くの機能や動作が改善されています。
MD5チェックサムを確認する方法
July 04, 2005
Mac OS XでMD5チェックサムを確認するには、ターミナルで次のように入力します。
/sbin/md5 [ファイル名 or ファイルのフルパス名]
(例)md5 httpd-2.0.54.tar.gz
なお、FileMaker Proのプラグインである「Troi Encryptor plug-in」を使うと、FileMaker ProでSHA-1ダイジェストやMD5チェックサムを作成することも可能です。
SHA-1ダイジェストを確認する方法
July 01, 2005
Mac OS XでSHA-1ダイジェストを確認するには、ターミナルで次のように入力します。
/usr/bin/openssl sha1 [ファイル名 or ファイルのフルパス名]
(例)openssl sha1 MacOSXUpdate1041.dmg
配布されているファイルが正式に配布元から提供されているものか確かめるための手段の1つとして、SHA-1ダイジェストを確認することがあります。
(2016/01/27追記:リンク先のページがなくなっていたので、リンクを削除しました。)
StuffIt ExpanderはMac OS X v10.4に付属せず
June 27, 2005
「StuffIt Expander」はStuffIt形式やStuffIt X形式などで圧縮されたファイルを開くことができるソフトウェアですが、Mac OS X v10.4には付属していません。
ファイルメーカー社から配布されているアップデータのファイルはStuffIt形式で圧縮されているため、各種アップデータを利用するためにStuffIt Expanderが必要になります。
Mac OS X v10.3までは標準で付属していましたが、Mac OS X v10.4の場合にはAllume Systems社のWebサイトからStuffIt Expanderをダウンロードして利用します。
(2007/01/04追記:リンク先のURLを変更しました。)
Mac OS X v10.4でIPv6を無効にする
June 24, 2005
Mac OS X v10.4でコマンドラインでIPv6を無効にするには、Apple Remote Desktop 2に付属するコマンドラインツールであるnetworksetupを使用します。
(使用例)
sudo /System/Library/CoreServices/RemoteManagement/
上記例では、内蔵 EthernetのIPv6機能を無効にすることを指定しています。なお、コマンドラインツールではなくシステム環境設定からもIPv6を無効にすることも可能です。
(2005/08/10追記:ip6configコマンドではなくnetworksetupコマンドを使用した記述に内容を変更しました。)
mi 2.1.6
June 13, 2005
C言語やHTMLのソースを記述するのに便利な機能を充実させた、Mac用のテキストエディター「mi 2.1.6」が2005年6月12日にリリースされています。
バージョン2.1.6ではタブ機能が追加され、外部エディター機能に対応しています。ベータ版のバージョン2.1.6b8からの変更は特になく、中身はバージョン2.1.6b8と同じものであるとのことです。
旧Mac OS(7.x〜9.x)版についてはバージョン2.1.5で更新終了となり、バージョン2.1.6はMac OS X版のみとなっています。
アップル、2006年よりインテル製マイクロプロセッサーを採用
June 07, 2005
アップルが、2006年6月までにインテル製マイクロプロセッサーを使用したモデルのMacintoshの提供を開始し、さらに2007年末までにすべてのMacがインテル製マイクロプロセッサー搭載モデルに移行する計画を2005年6月6日(米国時間)に発表しています。
WWDC(世界開発者会議)の基調講演で、Mac OS X TigerがインテルベースのMac上で動作する様子が披露され、アップルソフトウェアのプレビュー版が付属したインテルベースのMac用開発システム「Developer Transition Kit」や、「Xcode 2.1」を開発者が利用することにより、PowerPCベースとインテルベース双方のMacで動作するアプリケーションを作成できる、と案内しています。