FAMLog


APPLE-SA-2018-04-24-1 iOS 11.3.1

April 25, 2018

iOSデバイス向けのソフトウェアアップデートとなるiOS 11.3.1の提供が開始されています。

iOS 11.3.1では、非純正品の画面に交換されたiPhone 8デバイスでタッチ操作に反応しなくなる問題が修正された他、セキュリティ脆弱性が修正されています。

iOS 11.3.1を利用できる機種は、iPhone 5s、iPhone 6、iPhone 6 Plus、iPhone 6s、iPhone 6s Plus、iPhone SE、iPhone 7、iPhone 7 Plus、iPhone 8、iPhone 8 Plus、iPhone X、第6世代のiPod touch、第5世代および第6世代のiPad、iPad Air、iPad Air 2、9.7インチiPad Pro、10.5インチiPad Pro、第1世代および第2世代の12.9インチiPad Pro、iPad mini 2、iPad mini 3およびiPad mini 4です。

Tag: Security

FileMaker Pro 16の新機能:fmurlscript拡張アクセス権

April 24, 2018

FileMaker Pro 16では、fmurlscript拡張アクセス権が新たに用意され、URLを使用してデータベースを開く際に共有ファイル内のスクリプトが初期設定のままでは実行されないように変更されています。

FileMaker Proのインストーラーによって、インターネットプロトコル(IP)としてfmp:が登録され、URLを使用して共有ファイル内のスクリプトを実行することができます。ただし、バージョン16ではfmurlscript拡張アクセス権は初期設定では有効になっていません。

[例]
fmp://192.168.10.0/Clients.fmp12?script=ListClients
fmp://192.168.10.0/Clients.fmp12?script=ListClients&param=TopClients&$NumberToList=10

URLを使用してデータベースを開く際に共有ファイル内のスクリプトを実行させるためには、アクセス権セットの拡張アクセス権を編集して、fmurlscript拡張アクセス権を明示的に有効にする必要があります。

[関連]URL を使用してファイルを開く(FileMaker Pro 16 ヘルプ)、FileMaker Pro 12の新機能:URLを使用した共有データベースのスクリプト実行(FAMLog)、FileMaker Pro 16で取り除かれた機能(FAMLog)

Tag: FileMaker

第40回カスタムWeb勉強会開催のお知らせ

April 23, 2018

2018年6月16日(土)午前10時より「第40回カスタムWeb勉強会」を開催します。

カスタムWeb勉強会は、参加者によるライトニングトークや質問、そして発表・質問内容に関するディスカッションの構成で進めている出席者全員参加型の勉強会です。

FileMaker ServerのカスタムWeb公開、FileMaker API for PHP、FileMaker Data API、FX.php、INTER-Mediator、FMCakeMix、JavaScriptやCSS等に興味・関心のある方のご参加をお待ちしています。詳細および参加申込については下記URLのページをご覧ください。

http://www.famlog.jp/cwpstudy/40

Tag: FileMaker

FileMaker Pro 16の改善点:Windows環境で一新されたユーザーインターフェース

April 20, 2018

FileMaker Pro 16では、Windows環境においてユーザーインターフェースが一新されてFileMaker Proの操作性が向上しています。

マルチドキュメントインターフェース(MDI)からシングルドキュメントインターフェース(SDI)に変更されたことで、Windows版のFileMaker Pro 16では、ドキュメントウインドウはすべて独立するようになり、ウインドウごとに固有のメニューバーを使用できるようになっています。

Windows環境では、最後のドキュメントウインドウを閉じると、起動センターや他のウインドウが開いている場合、または非表示のウインドウがある場合を除き、FileMaker Proは終了するように挙動が変更されています。また、起動センターにメニューバーが表示されるようになっている他、ウインドウに関する一部の計算関数で動作が異なることがあるので要注意です。

[関連]マルチドキュメントインターフェース (MDI) とシングルドキュメントインターフェース (SDI) の概要(FileMaker ナレッジベース)

Tag: FileMaker

Java 8 Update 171およびJava 8 Update 172が公開

April 19, 2018

Java 8 Update 171が公開されています。

バージョン8 Update 171では複数のセキュリティ脆弱性が修正されています。同時にJava 8 Update 172とJava 10.0.1が公開されていますが、FileMaker ServerとJava 10との互換性に関する情報についてファイルメーカー社からの案内は現時点では特にない状況です。

Java 10とJava 9は長期サポート対象バージョンではなく、Java 9の公式アップデートは2018年3月にすでに終了しており、Java 10は2018年9月に公式アップデートが終了する予定となっています。

[関連]FileMaker Server と Java - 概要とトラブルシュート(FileMaker ナレッジベース)、FileMaker Server 16.0.4 アップデータが公開(FAMLog)、Oracle Java SE サポート・ロードマップ(Oracle)

Tag: Java

FileMaker Pro 16の改善点:[計算式の指定]ダイアログボックスで関数に関する情報を表示

April 18, 2018

FileMaker Pro 16では、[計算式の指定]ダイアログボックスの関数パネルで関数に関する情報を確認できるようになっています。

[計算式の指定]ダイアログボックスの右側にある関数パネルで任意の項目をクリックすると、選択した関数に関する情報が[説明]パネルに表示されます。

さらに、[説明]パネルの右上にある?マークのついた丸いボタンをクリックすると、WebブラウザーでFileMaker Pro 16 ヘルプを表示して当該関数の詳細情報を確認できるようになっています。

Tag: FileMaker

FileMaker Pro 16の新機能:複数の挿入スクリプトステップでターゲットとして変数を指定可能に

April 17, 2018

FileMaker Pro 16では、複数の挿入スクリプトステップにおいて変数をターゲットとして指定できるようになっています。

変数をターゲットとして指定できるようになったスクリプトステップは次の通りです。

・URL から挿入
・計算結果を挿入
・現在の日付を挿入
・現在の時刻を挿入
・現在のユーザ名を挿入
・ファイルを挿入
・テキストを挿入

なお、FileMaker Pro 16では[URL から挿入]スクリプトステップでさまざまなcURL オプションを指定できるようになりましたが、当該スクリプトステップでファイルにアクセスする場合は、ファイルを含むオブジェクトフィールドに変数を設定してcURL オプションの引数としてこの変数を使用するようにします。

[関連]FileMaker Pro 16の新機能:[URL から挿入]スクリプトステップのcURL オプション(FAMLog)

Tag: FileMaker

Apache Tomcat 7.0.86、8.0.51、8.5.30および9.0.7が公開

April 16, 2018

Apache Tomcat 7.0.86、Apache Tomcat 8.0.51、Apache Tomcat 8.5.30およびApache Tomcat 9.0.7が公開されています。

Apache Tomcat 7.0.86、8.0.51、8.5.30および9.0.7では、PersistentManagerを用いてセッションを検証しようとする際に再帰処理で無限ループが発生することがある問題が修正されているとのことです。

なお、現時点でのApache Tomcatの最新安定バージョンはバージョン9.0.7ですが、FileMaker Server 13とFileMaker Server 14、FileMaker Server 15、FileMaker Server 16のWeb公開機能とAdmin Console用管理サーバーではTomcat 7.0系列が使用されています。

Tag: Apache

macOS Server 5.6の変更点

April 13, 2018

macOS Server 5.6を使うにはmacOS High Sierra 10.13.4が必要であり、macOS High Sierra 10.13.4にアップデートした後でApp StoreからmacOS Server 5.6を購入および入手できます。

macOS Server 5.6では、プロファイルマネージャが新しい制限やペイロード、コマンドに対応しています。また、以前に案内されていた通り、以下のサービスは、macOS Server 5.6を新規インストールした環境では非表示になります。

・Calendar(カレンダー)
・Contacts(連絡先)
・DHCP
・DNS
・Mail(メール)
・Messages(メッセージ)
・NetInstall
・VPN
・Websites(Web サイト)
・Wiki

これらのサービスを使うように設定された以前のバージョンのServerをアップグレードした場合は通常通りに動作しますが、Serverの次回メジャーリリースでこれらのサービスは廃止される予定であるとのことです。

[関連]macOS Serverで今後廃止される予定のサービス一覧(FAMLog)、APPLE-SA-2018-3-29-5 macOS High Sierra 10.13.4, Security Update 2018-002 Sierra, and Security Update 2018-002 El Capitan(FAMLog)

Tag: Mac

OpenSSH 7.7が公開

April 12, 2018

SSHプロトコルを使用するネットワーク接続ツールのフリーな実装であるOpenSSHの新バージョン「OpenSSH 7.7」が2018年4月上旬に公開されています。

OpenSSH 7.7では、PQC XMSS 鍵(拡張ハッシュベース署名)の実験的サポートが追加され、authorized_keysファイルのオプションにexpiry-timeが追加されて鍵の期限切れを設定できるようになる等の機能が追加された他、不具合が多数修正されています。

なお、バージョン7.7では、バージョン3以前のOpenSSHなど、いくつかの非常に古いSSH実装に対する互換性サポートがなくなっています。

[参考]OpenSSH 7.7 がリリースされました(春山征吾のBlog)

Tag: Security

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