FAMLog


Apache Tomcat 7.0.68が公開

February 19, 2016

Apache Tomcat 7.0.68が公開されています。

現時点でのApache Tomcatの最新バージョンはバージョン8.0系統です。Apache Tomcat 7.0.68では主に不具合の修正が行われており、セキュリティ修正が含まれているかは現状では不明です。Apache TomcatはHTTP/2がサポートされたバージョン9.0系統の開発も進められており、現在「Apache Tomcat 9.0.0.M3 (alpha)」が公開されている状況です。

なお、FileMaker Server 13とFileMaker Server 14のWeb公開機能とAdmin Console用管理サーバーではTomcat 7.0系列が使われていて、バージョン13.0v5以降およびバージョン14ではApache Tomcat 7.0.55が使用されています。

[関連]Apache Tomcat 6.0.45、7.0.68および8.0.32ではセキュリティ脆弱性が修正済み(FAMLog)

(2016/04/26追記:関連記事へのリンクを追加しました。)

Tag: Apache

FileMaker Pro 14の改善点:新規レイアウト/レポートアシスタントにおけるカスタムデバイスサイズの選択

February 18, 2016

FileMaker Pro 14では、新規レイアウト/レポートアシスタントにおいてカスタムデバイス用に作成するレイアウトの幅と高さの値を変更できるようになっています。

新規レイアウト/レポートアシスタントを表示するにはいくつか方法があります。その方法の1つとして、レイアウトモードで[レイアウト]メニューの[新規レイアウト/レポート...]を選択すると、新規レイアウト/レポートアシスタントが表示されます。

バージョン14の新規レイアウト/レポートアシスタントでは、タッチデバイスのうちカスタムデバイスを選択すると、レイアウトの幅と高さの値を指定する欄が新たに表示されるようになっています。

[関連]FileMaker Pro 13の新機能:再設計された新規レイアウト/レポートアシスタント(FAMLog)

Tag: FileMaker

ファイルメーカー社が「カスタム App 利用状況調査 2016」を発表

February 17, 2016

ファイルメーカー社が、FileMakerプラットフォームを導入しているユーザー企業に対して行った実態調査の報告書「カスタム App 利用状況調査」を発表しています。

この報告書は、FileMaker製品を使っているユーザー企業がアプリケーションをどのように利用しているのかについて詳しく把握するために実施されたアンケート調査の回答結果がまとめられたものです。

調査結果によると、82%がITソリューションを内製化し、74%のユーザー企業がFileMakerプラットフォームを使って作成されたアプリケーションを利用したことでビジネスチームの生産性が向上したと回答しています。

Tag: FileMaker

Apache Tomcat 6.0.45とApache Tomcat 8.0.32が公開

February 16, 2016

Apache Tomcat 6.0.45とApache Tomcat 8.0.32が2016年2月上旬に公開されています。

現時点でのApache Tomcatの最新バージョンはバージョン8.0系統です。Apache Tomcat 6.0.45ではTomcat Native Libraryがバージョン1.1.34に、Apache Tomcat 8.0.32ではTomcat Native Libraryがバージョン1.2.4に更新されています。主に不具合の修正が行われていますが、セキュリティ修正が含まれているかは現状では不明です。Apache TomcatはHTTP/2がサポートされたバージョン9.0系統の開発も進められており、現在「Apache Tomcat 9.0.0.M3 (alpha)」が公開されている状況です。

なお、FileMaker Server 13とFileMaker Server 14のWeb公開機能とAdmin Console用管理サーバーではTomcat 7.0系列が使われていて、バージョン13.0v5以降およびバージョン14ではApache Tomcat 7.0.55が使用されています。

Tag: Apache

FileMaker Server 14.0.4におけるWebサーバーの修正点

February 15, 2016

セキュリティ脆弱性の修正が行われているFileMaker Server 14.0.4では、クリックジャッキング対策としてWebサーバーがX-Frame-Optionsレスポンスヘッダーを出力するように変更されています。

バージョン14.0.4では、SAMEORIGINという値を指定したX-Frame-Optionsレスポンスヘッダーを出力するようになっています。クリックジャッキング攻撃の対策に伴う修正のため、別のWebサーバーでホストされているWebページ内で、<iframe>タグを使用してFileMaker WebDirectおよびカスタムWeb公開コンテンツを埋め込めなくなっているので注意が必要です。

別のWebサーバーで<iframe>タグを使用してFileMaker WebDirectおよびカスタムWeb公開コンテンツを埋め込んでいなければ特に影響はありませんが、今後は、FileMaker WebDirectおよびカスタムWeb公開コンテンツを個別のWebページの<iframe>タグで表示する場合、それらのWebページはFileMaker Server Webサーバーでホストされている必要があります。

[関連]FileMaker Server 14.0.4におけるテクノロジーテストページの修正点(FAMLog)

Tag: FileMaker

Apache Tomcat 6.0系列のサポート終了予定日

February 12, 2016

Apache Tomcat 6.0系列は2016年12月31日にサポートが終了する予定となっています。

Apache Tomcat 6.0系列のサポート終了に関する案内は2015年6月に発表されていました。2017年4月になるとApache Tomcat 6.0のダウンロードページが削除される予定となっており、今後はApache Tomcat 7.0系列もしくはApache Tomcat 8.0系列へのアップグレードが推奨されることになります。Apache Tomcatはバージョン9.0系統の開発も進められており、現在バージョン9.0.0.M3(アルファ版)が公開されている状況です。

なお、FileMaker Server 12およびFileMaker Server 12 AdvancedのWeb公開機能とAdmin Console用管理サーバーではTomcat 6.0系列が使われています。

Tag: Apache

FileMaker Go 14の新機能:バーコードの挿入

February 10, 2016

FileMaker Go 14では、FileMaker Pro上でスクリプトを作成せずにバーコードをスキャンできるようになっています。

FileMaker Go 13ではバーコードスキャン機能を利用できるようになっていましたが、バーコードスキャン機能を利用するには[デバイスから挿入]スクリプトステップを利用してスクリプトを作成する必要がありました。

バージョン14では、オブジェクトフィールドにバーコードオプションが配置されるようになり、スクリプトが用意されていない状態でもユーザーはバーコードをスキャンできるように改善されています。

[関連]FileMaker Go 13の新機能:バーコードスキャン(FAMLog)、FileMaker Go 14 - バーコードスキャンのメニューと挿入オプション(FileMaker ナレッジベース)

Tag: FileMaker

Java 8 Update 73およびJava 8 Update 74が公開

February 09, 2016

Java 8 Update 73およびJava 8 Update 74が公開されています。

バージョン8 Update 73ではWindowsプラットフォームのみに影響するセキュリティ脆弱性(CVE-2016-0603)が修正されています。攻撃方法が複雑であるものの、WindowsプラットフォームでJava 8、7あるいは6をインストールする際にシステムを乗っ取られる可能性があった点が修正されているとのことです。

なお、Java 7の公式アップデートはすでに終了しており、バージョン7およびそれ以前のJavaを利用している場合には、Java 8への更新を検討および実行する必要がある状況です。

[関連]FileMaker Server 10/11のAdmin ConsoleとJava 8 Update 71は非互換(FAMLog)

Tag: Java

CakePHP 2.7.10とCakePHP 2.8.0が公開

February 08, 2016

CakePHP 2.7.10CakePHP 2.8.0が公開されています。

CakePHP 2.7.10は、CakePHP 2.7系統の最終バージョンとなる保守リリースです。CakePHP 2.8.0は、バージョン2系のAPI互換となる保守リリースであり、PHP 7をサポートするようになっています。

一部非推奨となっている機能もあるため、CakePHP 2.7からCakePHP 2.8にバージョンアップする際には移行ガイドで各種変更点を確認してから移行作業を行う必要があります。

Tag: Apache

PHP 5.5.32、PHP 5.6.18およびPHP 7.0.3が公開

February 05, 2016

PHP 5.5.32」、「PHP 5.6.18」および「PHP 7.0.3」が公開されています。

PHP 5.5.32、PHP 5.6.18およびPHP 7.0.3では、複数のセキュリティ脆弱性が修正されている他、同梱されているPerl互換正規表現ライブラリであるPCREライブラリはバージョン8.38に更新されています。互換性を考慮すると当面はPHP 5.6系統もしくはPHP 5.5系統の利用が現実的と言えますが、PHP 5.5系統の保守は今年の7月に終了する予定となっています。

PHP 7では実行速度が高速化されていることから将来的にはPHP 7.0系統の普及が期待されますが、下位互換性のない変更点や推奨されなくなる機能もあるため、PHP 7に移行する場合には事前に移行ガイドを参照してからアップグレードを行う必要があります。

Tag: Apache

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