FAMLog
APPLE-SA-2015-09-30-2 Safari 9
October 02, 2015
アップルから、セキュリティ脆弱性の修正を含んだSafari 9が配布されています。
多数の脆弱性が修正されたSafari 9は、OS X Mavericks v10.9.5、OS X Yosemite v10.10.5およびOS X El Capitan v10.11で利用できます。今回OS X Mountain Lion用のSafari 9が提供されていないことから、実質的にOS X Mavericks以降にアップグレードすることが推奨される状況になっています。
なお、Windows用のSafariについてはバージョン6の登場以降更新版が公開されていないため、Safari for Windowsの使用を停止して他のWebブラウザーに移行することが強く推奨されます。
APPLE-SA-2015-09-30-01 iOS 9.0.2
October 01, 2015
iOS 9.0.2の提供が開始されています。
iOS 9.0.2では、Appのモバイルデータ通信の使用状況のオン/オフを切り替える設定の問題や、一部のユーザーでiMessageのアクティベーションができない問題などが修正されており、Podcastの安定性が向上しています。また、このアップデートにはセキュリティに関わる修正も含まれていて、Siriを使用してロックスクリーンを回避できる脆弱性が修正されています。
iOS 9.0.2に更新できる対象機種は、iPhone 4s、iPhone 5、iPhone 5c、iPhone 5s、iPhone 6、iPhone 6 Plus、iPhone 6s、iPhone 6s Plus、第5世代および第6世代のiPod touch、iPad 2、第3世代および第4世代のiPad、iPad Air、iPad Air 2、iPad mini、iPad mini 2、iPad mini 3およびiPad mini 4です。
(2015/10/22追記:アップデートの対象機種に関する記述からiPad Proを削除しました。)
FileMaker Go 14.0.3が公開
September 30, 2015
FileMaker Go 14.0.3の提供が開始されています。
バージョン14.0.3では、iOS 9の新機能であるSplit ViewとSlide Overに対応しています。さらに、360Works社のMirrorSync利用時にFileMaker Go 14がクラッシュする不具合や、iOS 9で外部キーボード利用時の不具合が修正されています。
FileMaker Go 14.0.3は、iTunes App Storeから無料で入手可能です。FileMaker Go 14は、バージョン13およびバージョン12と同じファイル形式のFileMakerデータベースファイルを扱うことができ、バージョン14および13のFileMaker Serverに接続できます。
[関連]FileMaker Go 14.0.3 is now available(FileMaker Community)
FileMaker カンファレンス 2015の事前登録受付が開始
September 29, 2015
ファイルメーカー社が、2015年11月25日(水)から11月27日(金)までの3日間、JPタワーホール&カンファレンスで「FileMaker カンファレンス 2015」を開催すると発表しています。同時にタイムスケジュールが公開され、事前登録の受付も開始されています。
FileMaker カンファレンスでは、FileMakerプラットフォームを用いたビジネス向けカスタムアプリをより効率的に設計・構築・展開する方法や最新のベストプラクティスを学ぶことができます。
参加費無料の事前登録制で、トレーニングトラックのみ有料です。なお、クロージングセッションは定員制(先着順)となっており、すでに定員に達しています。
FileMaker Server 14の新機能:Admin Console上でのSSLサーバー証明書のインポート
September 28, 2015
FileMaker Server 14では、Admin Console上でSSLサーバー証明書およびプライベートキーファイルをインポートできるようになっています。
バージョン12および13ではfmsadmin CERTIFICATEコマンドを使用してSSLサーバー証明書をインポートしていましたが、バージョン14ではfmsadmin CERTIFICATEコマンドだけでなくAdmin Consoleからも証明書をインポートできるようになりました。
FileMaker Server 14では、[データベースサーバー]>[セキュリティ]タブの[接続の保護]設定が[SSL 接続]設定に名称が変更されており、[保護された接続が必要]は[データベース接続に SSL を使用する]という設定項目に名称が変更されています。[データベース接続に SSL を使用する]にチェックをつけると[証明書のインポート...]ボタンを利用できるようになり、そのボタンを押すとSSLサーバー証明書およびプライベートキーファイルをアップロードおよびプライベートキーのパスフレーズを入力できるダイアログボックスが表示されます。
[関連]FileMaker Server 12の新機能:fmsadmin CERTIFICATEコマンド(FAMLog)、FileMaker製品でサポートされるSSLサーバー証明書の販売元と種類の一覧(FAMLog)
(2016/04/14追記:「秘密鍵」を「プライベートキー」に変更しました。)
CakePHP 3.1.0が公開
September 25, 2015
CakePHP 3.1.0が2015年9月中旬に公開されています。
ORMが拡張されたCakePHP 3.1では、アソシエーションのLazy Eager Loading機能が追加されています。その他にも数多くの機能追加や改善が行われており、CakePHP 2からCakePHP 3.1にバージョンアップする際には、3.0 Migration Guideと3.1 Migration Guideで各種変更点を確認してから移行作業を行う必要があります。
なお、FMCakeMix(CakePHP用のFileMakerデータソースドライバー)はCakePHP 3.xに対応していないのでご注意ください。
APPLE-SA-2015-09-16-4 OS X Server 5.0.3
September 24, 2015
OS X Server 5.0.3では複数のセキュリティ脆弱性が修正されています。
バージョン5.0.3では、Wiki Serverのセキュリティ脆弱性を修正するためにTwistedが削除されている他、Apache HTTP Serverがバージョン2.4.16に、BINDがバージョン9.9.7(9.9.7-P2)に、PostgreSQLがバージョン9.3.9に更新されています。
OS X Server 5は、Mac App Storeで購入してOS X YosemiteあるいはOS X El Capitanに追加できます。価格は2,400円(2015年9月24日現在)で、OS X Server v4.0からのアップデートは無料です。
APPLE-SA-2015-09-16-2 Xcode 7.0
September 18, 2015
Appleから「Xcode 7.0」が公開されています。
バージョン7.0ではApache SubversionやIDE Xcode Server等のセキュリティ脆弱性が修正されており、Subversionがバージョン1.7.20に更新されます。なお、更新されたSubversionを利用するには、Xcodeを起動してライセンスに同意する必要があります。
Xcode 7.0はApp Storeもしくはhttps://developer.apple.com/xcode/downloads/から入手可能で、動作条件としてOS X Yosemite v10.10.4以降が必要です。
APPLE-SA-2015-09-16-1 iOS 9
September 17, 2015
iOSデバイス向けのソフトウェアアップデートとなるiOS 9の提供が開始されています。iOS 9では脆弱性の修正も多数行われています。
iOS 9では検索機能とSiriが強化されています。また、iPadの新しいマルチタスク機能では、画面を分割したりピクチャ・イン・ピクチャ機能を使って、2つのアプリケーションを同時に使用できるようになっています。その他にも、メモアプリケーションが刷新され、バッテリーの最適化が行われるなど、数多くの機能追加や改善が行われています。なお、新機能の中には機種によっては利用できない機能があり、国や地域によっては一部機能を利用できない場合があります。
アップデートの対象機種は、iPhone 4s、iPhone 5、iPhone 5c、iPhone 5s、iPhone 6、iPhone 6 Plus、iPhone 6s、iPhone 6s Plus、第5世代および第6世代のiPod touch、iPad 2、第3世代および第4世代のiPad、iPad Air、iPad Air 2、iPad mini、iPad mini 2、iPad mini 3およびiPad mini 4です。
(2015/10/22追記:アップデートの対象機種に関する記述からiPad Proを削除しました。)
FileMaker Server 14.0v3 アップデータが公開
September 16, 2015
ファイルメーカー社が「FileMaker Server 14.0v3 アップデータ」を公開しています。
このアップデータは、バージョン14.0v1またはバージョン14.0v2のFileMaker Server 14をバージョン14.0v3に更新するものです。FileMaker Server 14.0v3では、FileMaker スクリプトエンジン (FMSE) がデータベースサーバーの応答停止を引き起こす問題が修正されています。
このアップデータを適用する前に、あらかじめWeb公開エンジンとデータベースサーバー、FileMaker Server Admin Console等を終了させておく必要があります。アップデート方法の詳細については、FileMaker ナレッジベースの記事を必ず参照するようにしてください。